13/11/2025
ベネズエラの野球選手が殺される、強盗に抵抗
ベネズエラのプロ野球リーグの人気チーム「マガジャネス」でかつてプレーしていた若者が11月10日、ベネズエラ第3の街バレンシアで殺害されました。報道によると、強盗に遭い、抵抗したため、殺されたとのこと。25歳でした。
バレンシアはマガジャネスの本拠地。このチームでは2012年に、2007年のドラフトで巨人から1位指名を受けた村田透投手(大阪体育大学出身)がプレーしたことがあります。ちなみに村田投手は現在、チェコの野球リーグで活躍しているようです。
プロ野球選手が殺されてもさほど大きなニュースにならないベネズエラ。いかに治安が日常的に悪いかがわかります。その理由は経済の崩壊。
表をぜひご覧ください。ラテンアメリカ諸国の1人当たり国内総生産(GDP)をランキングにしたものです。左は1960年、右は2025年。
ベネズエラをみると、1960年は2位と豊かで、1人当たりのGDPは1万ドルを超えていました。ところが65年後の2025年はワースト2位。しかも1人当たりGDPは3000ドル超と、65年前の3分1以下に減っています。こんな国はほかにあるのでしょうか。
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