
29/03/2025
邦楽社楽譜を継承し、さらに追加出版します。 箏曲や三絃伝統曲を新表紙にて出版開始!
この度、マザーアースは邦楽社楽譜のいくつかを出版することとなりました。中身は同じですが、表紙は新しくなります。デザインは変わりますが、色は以前と同じように、赤が箏曲楽譜、黄色が三絃楽譜です。
まず、宮城道雄/宮城喜代子・宮城数江著の新表紙が完成し順次出版販売を開始しましたのでご紹介します。
生田流箏曲楽譜(宮城道雄/宮城喜代子・宮城数江著)と生田流箏曲選集の70曲、宮城道雄小曲集、三絃楽譜(宮城道雄/宮城喜代子・宮城数江著)古曲62曲・宮城道雄作曲15曲、合計148種類の楽譜を出版を実施しています。
さらに、長唄・唄譜三絃譜付研究稽古本(杵屋彌之助・青柳茂三編)は邦楽社から出版されていた18種類の楽譜だけでなく、合計60曲以上を順次発刊します。また品切れになっていた勘所表も復刻作成中です。
マザーアースは現代音楽の出版社ですが、現代作品とともにISMNコードの国際会議や世界的なフェスティバルに関わる度に、世界では、自国の文化をとても大切にし、そして、国民が誇りに思い実際にある程度の知識や実演ができることがとても多いことに驚かされました。日本では、日本の伝統文化を日本人がその良さを知り学ぶ機会が減少しつつあると思います。そのような時代だからこそ、邦楽社伝統古典曲の楽譜継承は重要だと思います。
マザーアースは、出版楽譜の50%を邦楽や世界の民族音楽の楽譜にそして50%が西洋楽器の楽譜という日本で唯一のハーフ・ハーフの楽譜出版社を目指していきたいと思います。これは、ウズベキスタンで学んだ民族音楽と西洋音楽の共生状況からです。ウズベキスタンでは、大きな催事の時、舞台上手に民族楽器の演奏家100名、舞台下手にいわゆるオーケストラ100名が並び、両方が一緒に演奏する曲、それぞれが演奏する曲で、行事が進行します。西洋音楽と伝統楽器の次世代のあり方を見たように思いました。
マザーアースは絶版をしません。日本の邦楽の素晴らしさを未来に届けたいと思います。楽譜は楽器と同じ欠けては再現できない重要な物です。
演奏者や愛好家の方で、滅失されそうな作品や未出版だけど良い作品などがありましたら、ぜひ弊社までご連絡をください。今後も世界の音楽や文化の消滅を防ぎ、国内外の音楽や文化の発展に尽力していきたいと思います。
皆様応援どうぞよろしくお願いいたします。
マザーアース株式会社