
16/04/2024
3月18日に開催された『ゴ・エ・ミヨ 2024』授賞式で、受賞された皆さまをあらためてご紹介いたします!
『今年のシェフ賞』
持てる才能を縦横に発揮して、最も斬新で完成度の高いインパクトのある料理を提供している料理人へ贈られます。
ジョエル・ロブション(東京)/関谷 健一朗氏
Joël Robuchon (Tokyo)/Kenichiro SEKIYA
関谷氏は、1979年、千葉県生まれ。22 歳で渡仏し、「ルカ・カルトン」などの名店で修業。2006年よりパリ「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」でロブション氏に師事。2010年に東京・六本木の「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」のシェフとして帰国後、2021年、恵比寿の「ジョエル・ロブション」総料理長に就任しました。2023年には、日本人として初めて、料理部門の「フランス国家最優秀職人章(M.O.F.)」受章という快挙を成し遂げました。これからは、M.O.F.としてフランスの料理文化・調理技術を継承・発展させる役割を担うとともに、「ジョエル・ロブション」総料理長として、常に最高の料理を提供し続けることが期待されています。
「約25年程前の事になりますが、私が料理人のキャリアをスタートした頃は、日本にはまだゴ・エ・ミヨはなく、私が実際にこの本を手に取ったのはフランスに渡ってからでした。その本には、素晴らしいシェフや一流店が名を連ねていて、雲の上のような存在でただ憧れているだけでした。その当時、日本で発刊されるなんて思ってもいませんでしたし、『今年のシェフ賞』をいただける日がやって来るなんて、夢にも思っていませんでした。今回、私の仕事を評価していただけたのは、私1人の力ではなく、今まで支えてくださった皆さまのおかげだと思っております。心より感謝しております。あの頃の私のように、今、憧れの気持ちだけで眺めている若い方にも、決して諦めずに、やりたいことを信じて続けていけば、いつか必ず報われる日が来るということを伝えていきたいですし、今後、私に出来る事であれば喜んでサポートしていきたいと思います。今日は、この素晴らしい賞を頂けた喜びを、お店のスタッフと分かち合いたいです」
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