凸版メディア株式会社

凸版メディア株式会社 青森、仙台、盛岡、東京で営業を行っている 総合印刷会社でございます。オフ輪転機、枚葉6色機、プラネットスキャナ(高精細上面スキャナ)等

01/11/2023

印刷会社「凸版メディア」(弘前市神田)が11月3日、カレンダー「津軽の色彩」を販売する。

津軽塗は300年以上前の元禄年間、津軽藩四代藩主信政が産業振興のために若狭(福井県)から招いた塗師(ぬし)池田源兵衛の子源太郎が考案した唐塗(からぬり)が元になっている。江戸時代には津軽藩の保護、育成の下、主に藩主や武士の家具・調度品として...
01/11/2023

津軽塗は300年以上前の元禄年間、津軽藩四代藩主信政が産業振興のために若狭(福井県)から招いた塗師(ぬし)池田源兵衛の子源太郎が考案した唐塗(からぬり)が元になっている。
江戸時代には津軽藩の保護、育成の下、主に藩主や武士の家具・調度品として使われていたが、明治に入って産業として確立後は、広く人々に親しまれる津軽塗として愛用された。
津軽塗の代表格の唐塗はヒバの素地から塗り・研ぎ・磨きを繰り返し、48もの長い工程を経て完成する堅牢優美な塗物で、愛着を込めて「津軽の馬鹿塗り」とも言われる。
その他、菜の花の種を蒔き付けた小さな輪紋の集まりが魚卵を連想させることで命名された魚子(七々子)塗。また紋紗(もんしゃ)塗、錦(にしき)塗と、伝統的な4技法が受け継がれ、現在では様々な用途に多彩な紋様が使われている。本県初の国重要無形文化財である。

ブナの原生林が広がる白神山地は世界自然遺産。青森県は日本一ブナが豊富だが、木材としては乾燥時に狂いやすく建築に使いにくい。その資源を有効活用するために生まれたのがブナコだ。ブナをかつらむきのように1ミリの薄い板にして、テープ状に加工し、コイ...
21/10/2023

ブナの原生林が広がる白神山地は世界自然遺産。
青森県は日本一ブナが豊富だが、木材としては乾燥時に狂いやすく建築に使いにくい。その資源を有効活用するために生まれたのがブナコだ。
ブナをかつらむきのように1ミリの薄い板にして、テープ状に加工し、コイル状に巻き、少しずつスライドさせて変幻自在に成型する特殊な製法。薄く加工することで、難関だった反りやねじれなどの狂いが起こらず、直径の大きいものでも、木の塊からくり抜くのと違い、最小限の材料で作れて資源を最大限活用できる。
昭和30年代に青森県工業試験場で考案され、現在はブナコ株式会社がブナの薄板をテープ状に加工する工程から完成まで一手に担う。
ブナは北欧で森の聖母とよばれる美しい木質で、曲線美豊かな作品は経済産業省グッドデザイン商品に認定され、食器以外にランプやスピーカーなど素敵な造形を生んでいる。

住所

神田3-1
Hirosaki-shi, Aomori
036-8061

ウェブサイト

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