18/09/2026
月刊イオ10月号が本日完成しました。
特集は「ウリが支える、老いのとき」です。
老いと介護をめぐる問題は、在日コリアンにとって固有の困難さを帯びています。言語や文化の壁、施設への馴染みのなさ、家族だけで抱え込んできた歴史――。高齢化が加速するいま、その現実は変わりつつあります。介護と老いに向き合う子と親、そしてこれからこの問題と向き合うことになるであろう「予備軍世代」の声と、同胞施設や専門家の知見、同胞コミュニティの可能性まで…多角的な視点からこの問題に向き合います。
本特集では、今まさに老いと介護に直面している当事者たちの経験談や、今後この問題と向き合うことになる「予備軍世代」の声と集めました。
また、同胞高齢者たちが通うデイサービスセンター「イオ神戸」とデイハウス ウリマダン(東京都江戸川区)をそれぞれ訪ね、利用者とその家族、スタッフたちを取材しました。
ほかにも、同胞高齢者の社会関係の特徴や、社会的孤立の予防のために同胞コミュニティが果たす役割などについて東京都立大学准教授の呉珠響さんにインタビューしています。
「知っておきたい介護のQ&A」では、主任ケアマネジャー・看護師の金菊江さんにさまざまな疑問についてお答えいただきました。
10月号のその他の注目記事としては、さる8月に行われた全国中学校サッカー大会に9年ぶりの出場しベスト16の成績をおさめた大阪朝鮮中高級学校中級部サッカー部を取り上げています。大会期間、チームに密着した編集部の(南)さんによる力のこもった現地レポートとなっています。
ほかにも、東京都内に2校あるネパール学校(ホープ・インターナショナル・スクール、エベレスト・インターナショナルスクール)をルポした記事を4ページで掲載しています。
昨年の大阪、京都、東京に続き今年は兵庫、広島、福岡で開催された朝鮮歌舞団創団60周年記念ツアー公演のもようも報じています。
7月18日から国立ハンセン病資料館で開催中(~11月29日)の企画展「ハンセン病療養所のなかの『外国人』」、関東大震災朝鮮人虐殺103年関連の追悼行事および集会の記事も掲載しています。
今年1月号から連載してきた「2世の証言」は今回が最終回です。在日本朝鮮人排球協会副会長の金世正さんが自身の人生を振り返っています。
今年からイラストレーターのりゅうすなさんが手がける表紙は、秋を先取りしたデザインとなっています。
今月号もご愛読のほどよろしくお願いします。
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