日経メディカル Oncology

31/10/2025

MSDは10月30日、抗PD-1抗体ペムブロリズマブの再発卵巣癌への適応拡大申請を行ったと発表しました。承認されれば、卵巣癌においても免疫チェックポイント阻害薬が使用できるようになります。 #卵巣癌 #ペムブロリズマブ 日経メディカルOncology

MSDは10月30日、抗PD-1抗体ペムブロリズマブの再発卵巣癌への適応拡大申請を行ったと発表した。承認されれば卵巣癌においても免疫チェックポイント阻害薬が使用できるようになる。今回の申請は、無作為化二重盲検フェー....

30/10/2025

切除不能な非転移性肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓術（TACE）とレンバチニブ、ペムブロリズマブの併用療法は、TACEのみよりも全生存期間の有意な延長を認めないことが分かりました。残念な結果です。

エーザイと米Merck社は10月29日、切除不能な非転移性肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓術（TACE）とレンバチニブ、ペムブロリズマブの併用療法は、TACEのみよりも全生存期間（OS）の有意な延長を認めないことが分かったと発.....

30/10/2025

腎摘出術を受けた淡明細胞型腎細胞癌患者に対する術後療法として、ペムブロリズマブと経口HIF-2α阻害薬ベルズチファンの併用療法が、ペムブロリズマブとプラセボに比べて、無病生存期間（DFS）を有意に延長することが分かりました。

米Merck社は2025年10月28日、腎摘出術を受けた淡明細胞型腎細胞癌患者に対する術後療法として、ペムブロリズマブと経口HIF-2α阻害薬ベルズチファンの併用療法が、ペムブロリズマブとプラセボに比べて、無病生存期間（DFS）....

30/10/2025

経口チロシンキナーゼ阻害薬レンバチニブと経口HIF-2α阻害薬ベルズチファンの併用療法が、抗PD-L1抗体による治療中または治療後に増悪した進行腎細胞癌に対して、カボザンチニブよりも無増悪生存期間（PFS）を有意に延長できることが分かりました。

エーザイと米Merck社は10月28日、経口チロシンキナーゼ阻害薬レンバチニブと経口HIF-2α阻害薬ベルズチファンの併用療法が、抗PD-1/L1療法による治療中または治療後に増悪した進行腎細胞癌に対して、カボザンチニブよりも無....

27/10/2025

未治療のHER2が陽性でない進行胃・食道胃接合部癌、食道腺癌に対して、ニボルマブ＋化学療法で5年間の全生存期間（OS）が得られた割合が比較的高かったのは、MSI-H、PD-L1 CPSが5以上、アジア人だったことが明らかとなりました。

未治療のHER2が陽性でない進行胃・食道胃接合部癌、食道腺癌に対して、ニボルマブ＋化学療法で5年間の全生存期間（OS）が得られた割合が比較的高かったのは、MSI-H、PD-L1CPSが5以上、アジア人だったことが明らかとなった。...

23/10/2025

2025年10月17日から10月21日にかけて、ドイツ ベルリンで開催された欧州臨床腫瘍学会（ESMO2025） 。日経メディカルOnlineで紹介した記事をまとめて読めるように一覧にしました。 日経メディカルOncology

2025年10月17日から21日にかけて、ドイツベルリンで開催されていた欧州臨床腫瘍学会（ESMO2025）。日経メディカルOnlineで紹介した記事をまとめて読めるように一覧にしました。

21/10/2025

FGFR2bを過剰発現しており、HER2陰性の進行胃癌、食道胃接合部癌の1次治療として、抗FGFR2b抗体bemarituzumabと化学療法（mFOLFOX6）の併用療法が、プラセボと化学療法併用よりも有意に全生存期間（OS）を延長できることが明らかとなりました。

FGFR2bを過剰発現（中央検査による免疫組織化学染色で腫瘍細胞の10％以上が2+/3+）しており、HER2陰性の切除不能局所進行または転移を有する胃癌、食道胃接合部癌の1次治療として、抗FGFR2b抗体bemarituzumabと化学療法（mFOLFOX6）...

21/10/2025

術後化学療法を低減すると、オキサリプラチンの暴露量が減り副作用が軽減できることが明らかとなりました。また、臨床的に低リスクの患者には術後化学療法を軽減しても再発リスクは非劣性である可能性がありますが、全体では非劣性は証明できませんでした。

III期の大腸癌患者で術後にct（循環腫瘍）DNAが陰性の患者において術後化学療法を低減（デエスカレーション）すると、オキサリプラチンの暴露量が減り副作用が軽減できることが明らかとなった。また、臨床的に低リスク....

21/10/2025

血中循環腫瘍DNA（ctDNA）検査でctDNA陽性と判定された筋層浸潤性膀胱癌（MIBC）に対し、術後療法として抗PD-L1抗体アテゾリズマブを投与することはプラセボを投与した場合に比べて、有意に無病生存期間（DFS）と全生存期間（OS）を改善できることが明らかになりました。

血中循環腫瘍DNA（ctDNA）検査でctDNA陽性と判定された筋層浸潤性膀胱癌（MIBC）に対し、術後療法として抗PD-L1抗体アテゾリズマブを投与することはプラセボを投与した場合に比べて、有意に無病生存期間（DFS）と全生存期間.....

21/10/2025

既治療のMSI-H、dMMRではない進行大腸癌に対して、第3世代の経口チロシンキナーゼ阻害薬であるzanzalintinibとアテゾリズマブの併用療法は、レゴラフェニブよりも有意に全生存期間（OS）を延長できることが明らかとなりました。

既治療のMSI-H、dMMRではない進行大腸癌に対して、第3世代の経口チロシンキナーゼ阻害薬であるzanzalintinibとアテゾリズマブの併用療法は、レゴラフェニブよりも有意に全生存期間（OS）を延長できることが明らかとなった。.....

20/10/2025

生化学的再発リスクが高い非転移性ホルモン感受性前立腺癌（nmHSPC）患者に対して、エンザルタミドとリュープロレリンの併用療法は、プラセボとリュープロレリンの投与よりも、死亡リスクを40％低減することが報告されました。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/news/202510/590690.html

20/10/2025

PTEN欠損の新規診断された転移性ホルモン感受性前立腺癌（mHSPC）に対し、AKT阻害薬カピバセルチブとアビラテロンの併用療法はプラセボとアビラテロンの併用療法に比べて、有意に画像学的無増悪生存期間（rPFS）を延長したことが、無作為化二重盲検フェーズ3試験のCAPItello-281試験で明らかになりました。

PTEN欠損の新規診断された転移性ホルモン感受性前立腺癌（mHSPC）に対し、AKT阻害薬カピバセルチブとアビラテロンの併用療法はプラセボとアビラテロンの併用療法に比べて、有意に画像学的無増悪生存期間（rPFS）を延長し.....