詩と思想(月刊)Poetry and Thought

詩と思想(月刊)Poetry and Thought 月刊『詩と思想』(版元・土曜美術社出版販売)
商業詩誌として全国主要書店で販売すると同時に、全国の詩人・愛好者の公器たるべく購読会員を中軸とするネットワーク作りにも努めて参ります。

27/08/2025

『詩と思想』9月号 特集『日本現代詩文庫』を読む
【座談会】永井ますみ×神谷光信×青木由弥子×古賀博文:時代を貫き普遍性を示す確かな詩脈
【評論】
北岡淳子:文庫詩集の周辺で―冨長覚梁氏を偲びながら
たかとう匡子:雑感―現代詩の文庫
中村不二夫:二つの文庫の現在的位置―思潮社版と土曜美術社版―
古賀博文:『日本現代詩文庫』の存在意義
【収録詩人紹介・解説】若宮明彦:河邨文一郎詩集/佐々木久春:小坂太郎詩集/小松弘愛:石川逸子詩集/川中子義勝:秋谷豊詩集/山田隆昭:土橋治重詩集/谷口典子:堀内幸枝詩集/神田さよ:島田陽子詩集/漆原正雄:原民喜詩集/吉貝甚蔵:丸山豊詩集/宇宿一成:進一男詩集/村田譲:更科源蔵詩集/高橋玖未子:内海康也詩集/山本聖子:滝口雅子詩集/高橋英司:真壁仁詩集/志村喜代子:崔華國詩集/金田久璋:岡崎純詩集/重光はるみ:井奥行彦詩集/やまもとさいみ:西岡寿美子詩集/河野俊一:金丸桝一詩集
【アンケート】綾部清隆/二階堂晃子/鎮西貴信/星善博/水崎野里子/こたきこなみ/塩野とみ子/こまつかん/椿美砂子/國中治/黒田ナオ/魚本藤子/日吉平/後藤光治/うえじょう晶
【資料】日本現代詩文庫/日本現代詩文庫(第二期)/新・日本現代詩文庫 総リスト

【巻頭言】原田勇男:心に残る魂のうたを
【連載詩論】郷原宏:歌と禁欲―現代詩論史論 第十六回
【連載:清水茂遺稿集7】A・ジャコメッティとイヴ・ボヌフォワ
【この土地に生きて:岐阜】岩井昭:焼き物の街から―鵜飼選吉の詩をおもう
【艀船を泊めて】犬伏カイ:スラヴ・メランコリーの飛翔
【私の好きな詩と詩人】nostalghia:命を名づける―北原千代の詩
【詩人の眼】川島洋:詩は二酸化炭素を削減できるか1
【バイリンガル・ポエム】春木節子:夏の終わりに
【詩誌評】清水善樹:画像添えの詩は反則か②
【詩集評】北原千代:幸いな一冊
【追悼】北畑光男:前原正治さん追悼
【書評】秋元炯:中地中詩集『四国遍路 さぬきのみち』
【投稿書評】柳沢進:アン・ドヒョン詩集書評/園イオ:草間小鳥子詩集書評
【読者投稿欄】加藤思何理:詩と聞いて、まず思い浮かべるのは〈行分け〉の……/小島きみ子:自身の言葉を凝視しよう

29/07/2025

『詩と思想』8月号 特集 敗戦の記憶・現在の戦争
【インタビュー】河津聖恵×佐川亜紀:河津聖恵さんに聞く――「人間」が変貌する世界に詩人は内部の火種となる
【アンソロジー】金時鐘:在日朝鮮人/八重洋一郎:おお マイ・ブルースカイ/石川逸子:黒い橋/龍秀美:寓話/堀場清子:影/栗原貞子:ヒロシマというとき/柴田三吉:ちょうせんじんが、さんまんにん/うえじょう晶:骨笛/冨岡悦子:忘却にあらがう/河野俊一:今もなお
【評論】
高良勉:沖縄戦の記憶と被植民地状況
中島悦子:高村光太郎の戦後/戦後の谷川俊太郎
金正勲:李石城の平和への眼差し―戦争から生まれたもの―
中村純:軍隊と性暴力
丁章:無国籍在日サラム詩人を生きる―戦後100年をめざして
岡和田晃:アイヌに対する「文化戦争」、「共生」という包摂、「北方領土」の欺瞞
永井ますみ:「問天」入力で学んだこと
佐川亜紀:「戦後」ではなく「敗戦のたいせつさ」―特集について
【巻頭言】石川逸子:詩の仕事
【詩人論】美濃千鶴:石垣りんを読みかえす
【連載詩論】郷原宏:歌と禁欲―現代詩論史論 第15回
【連載随想】清水茂遺稿集6 場の記憶について
【この土地に生きて】中原秀雪:詩人丸山薫が現代に遺したもの
【艀船を泊めて】徐載坤:〈詩の国〉から〈伝統詩歌の国〉への発信
【私の好きな詩と詩人】江田つばき:実感
【わが詩の源流】川井麻希/柊月めぐみ/安藤一宏
【詩人の眼】川島洋:加速する社会と詩
【バイリンガル・ポエム】苗村吉昭:単線の神さま
【詩誌評】清水善樹:画像添えの詩は反則か①
【詩書評】北原千代:白熱した批評
【追悼 愛敬浩一】石毛拓郎:所謂「詩らしさ」から遠く離れて散雑綜合、絶対の地政を歩く……。
【特別書評】愛敬浩一:『思考することば』『魂匣』『窓の眺め』『横断と流動―偏愛的詩人論』書評
【読者投稿欄】小島きみ子:それぞれの新しい展開を期待する/加藤思何理:オノマトペというものがある。通常、擬音語と擬態語……

30/06/2025

『詩と思想』7月号 詩言葉の領域―広告、シナリオ、歌詞、SNSなど―
【エッセイ】花潜幸:「詩言葉の領域」特集の趣旨など
【座談会】吉田義昭×水嶋きょうこ×青木由弥子×花潜幸:詩言葉の領域
【論考】
・吉田義昭:詩言葉の発見
・一史:詩人とコピーライターは惹かれあうのか
・相沢正一郎:芝居から密輸をして、詩のことばに
・水嶋きょうこ:詩の宝庫―絵本の世界
・根本正午:均されたことばのあちら側
・髙橋嬉文:詩言葉の領域
・加藤亜由子:広告コピー制作に、ポエジーは不要?
・花潜幸:「歌」の詩言葉を考える 特集「詩言葉の領域」ノート―印象的な詩言葉として―

【巻頭言】金堀則夫:言絶ゆの降臨地から
【詩人論】冨岡悦子:入沢康夫『わが出雲・わが鎮魂』についての覚え書
【連載詩論】郷原宏:歌と禁欲―現代詩論史論 第14回
【連載随想】清水茂遺稿集:マニュスクリ・ポステューム5
【この土地に生きて】魚家明子:『新潟県戦後五十年詩史―隣人としての詩人たち』発行に寄せて
【艀船を泊めて】栩木伸明:詩人はなぜ畏怖されたのか?
【私の好きな詩と詩人】有田和未:池澤夏樹「午後の歌―娘に」を味わう
【わが詩の源流】
・高田邦雄:「こんなの詩じゃないわよ」と
・小山修一:原風景と経済最優先社会と疎外感
・南雲和代:水底のことばを求めて
【詩人の眼】深町秋乃:連詩に苦戦する
【バイリンガル・ポエム】橋爪さち子:晴れ舞台
【詩誌評】清水善樹:「詩のお店」を訪ねる
【詩集評】北原千代:もうひとつの世界にふるえる
【投稿書評・新しい風】
・渡部榮太:高村而葉詩集書評
・紗野玲空:水無川渉詩集書評
【読者投稿欄】
・加藤思何理:このあたりでごく私的な話題を。僕が初めて詩を・・・・・・
・小島きみ子:「現代詩が好き」という人たちを応援している

30/05/2025

『詩と思想』6月号:特集 詩人賞、今年の顔
【巻頭エッセイ】冨岡悦子:詩の形式についての随感
【第75回H氏賞】草間小鳥子『ハルシネーション』
【第43回現代詩人賞】秋山基夫『花下一睡』
【第58回日本詩人クラブ賞】冨岡悦子『斐伊川相聞』
【第35回日本詩人クラブ新人賞】丸田麻保子『カフカを読みながら』
【第25回日本詩人クラブ詩界賞】宮崎真素美『鮎川信夫と戦後詩』
【日本詩人クラブ詩界賞特別賞】谷口ちかえ『世界の裏窓から カリブ篇』
【第35回富田砕花賞】野木京子『廃屋の月』
【第58回小熊秀雄賞】該当詩集なし
【第30回中原中也賞】高村而葉『生きているものはいつも赤い』
【第31回丸山薫賞】伊藤悠子『白い着物の子どもたち』
【第26回小野十三郎賞 詩集部門】和田まさ子『途中の話』
【小野十三郎賞 詩評論書部門】安智史『萩原朔太郎と詩的言語の近代』
【第53回壺井繁治賞】木村孝夫『持ち物』
【第68回農民文学賞】梅山憲三『卵取り』
【第20回日本詩歌句随筆評論大賞 詩部門】水嶋きょうこ『グラス・ランド』
【日本詩歌句随筆評論大賞 土曜美術社賞】椿美砂子『青の引力』

【巻頭言】尾世川正明:「ポエマー」から想う
【連載詩論】郷原宏:「歌と禁欲―現代詩論史論 第十三回」
【詩人論】山﨑修平:「井戸川射子試論」
【清水茂 遺稿集4】
【この土地に生きて】武子和幸:新川和江賞と新川和江さん
【艀船を泊めて】桑原真夫:スペインの詩人たち
【私の好きな詩と詩人】夏野雨:左川ちかと天使の輪
【わが詩の源流】和田攻・松田悦子・久保俊彦
【詩人の眼】深町秋乃:手で書くということ
【バイリンガル・ポエム】高橋睦郎:読む人または書刑
【詩誌評】清水善樹:詩誌を続けるということ
【詩書評】北原千代:めざすところ
【投稿書評】三好由美子:佐川亜紀詩集『その言葉はゴーヤのように』
【読者投稿欄】小島きみ子:(こっちへおいでよ)/加藤思何理:諸君はどこにいるのか。詩を書いた以上……

30/04/2025

『詩と思想』5月号 作品特集 見る・聞く・ふれる
【巻頭言】佐々木洋一:詩が生き貫く原点
【詩人論】里見静江:詩の原点との出あいより―高橋元吉と出あった三十数年前を振り返って
【連載・詩論】郷原宏:歌と禁欲―現代詩論史論 第十二回
【連載・随想】清水茂遺稿集:マニュスクリ・ポステューム
【艀船を泊めて】
・金正勲・佐川亜紀 共訳:パク・ノヘの詩二篇
・岡和田晃 編訳:‶フェレシュタ‶ ニーラブ・サヘル・ヌアザウィー小詩集
【私の好きな詩と詩人】勝部信雄:主体の領分 立原道造
【わが詩の源流】佐久間隆・大場隆利・あさぎとち
【詩人の眼】深町秋乃:方言バイリンガルになる
【バイリンガル・ポエム】斎藤菜穂子:水のことば
【詩誌評】清水善樹:詩人の距離感
【詩集評】北原千代:動く詩集、浮かびあがる詩人の肖像
【研究会だより】中井ひさ子
【投稿書評】園イオ:岩佐聡『羊歯植物記』書評
【読者投稿欄】加藤思何理:物語性のある詩に惹かれる。僕が言うのは……/小島きみ子:詩のことばの力

28/03/2025

『詩と思想』4月号 特集:現代詩の新鋭
【巻頭エッセイ】小野ちとせ:みどりがふかく育つように/岡田ユアン:春をうたう―輝きに満ちた地上は春の朝だ
【新鋭エッセイ】
駒井喜久子:私の詩が生まれる時・私の詩について
(紹介者・中井ひさ子:たじろがない目と心の詩人)
志村奏:私の詩が行きたい処へ
(紹介者・天野英:父を亡くし 人生観が大きく変わってしまった)
滝本政博:わたしの詩について
(紹介者・島秀生:滝本政博*人と作品)
田島三男:導かれるように
(紹介者・竹内美智代:穏やかで、言葉豊富で・・・・・・)
二階健:私の詩が生まれる時
(紹介者・小川英晴:二階健の世界)
橋本俊幸:仕舞いの時を
(紹介者・長谷川忍:人生というものを真摯に受け止めている)
HANEYUKI:私の詩が生まれる時・私の詩について
(紹介者・山本みち子:HANEYUKIの詩集『Now and Then』に寄せて)
藤島朋代:問いかけ
(紹介者・花潜幸:藤島朋代 人と作品)
砌アイコ:詩への礼状
(紹介者・関根健人:「末期の眼」を持つ詩人)
【新鋭作品】
駒井喜久子:欲望/志村奏:川/滝本政博:音楽/田島三男:ビー玉の家/二階健:終わりの点描/橋本俊幸:水槽の中/HANEYUKI:ニャン/藤島朋代:光源/砌アイコ:虹の郷

【巻頭言】松尾静明:宇宙の孤星へ一冊だけ持っていくとしたら
【詩人論】竹内敏喜:詩を論じるにあたって
【連載詩論】郷原宏:歌と禁欲―現代詩論史論 第十一回
【連載・清水茂遺稿集2】マニュスクリ・ポステューム
【この土地に生きて 特別編:静岡ほか】広瀬大志:孤心の冒険―ポエトリー・リーディングそして連詩の場へ―
【艀船を泊めて】柴田望:閉塞を通路に変える響き―アフガニスタン女性詩人との今まで、そしてこれから
岡和田晃・編訳:ナディア・アンジュマン小詩集
【私の好きな詩と詩人】梁川梨里:「適切ならざる」のは「私」か、「世界」か、「詩」か
【わが詩の源流】柴崎聰:伏流の発見/加藤思何理:古い食卓の上の真赤な林檎の話
【詩人の眼】深町秋乃:語源について考える
【バイリンガル・ポエム】藤井雅人選訳:花潜幸・誕生と死のあいだに
【詩誌評】清水善樹:「本の紙」という作品
【詩書評】北原千代:持ち重りのする本
【レポート】塚本敏雄:新川和江さん・お別れの会」について
【研究会だより】花潜幸:フィリップ・ジャコテの詩より
【投稿書評】愛敬浩一:中国現代詩人文庫・3『金学泉詩集』書評
【特別書評】柳沢進:水野小春『あざらし』/高柳聡子『埃だらけのすももを売ればよい―ロシア銀の時代の女性詩人たち』/蜂飼耳編『吉本隆明詩集』/宮岡絵美編訳『シュレーディンガー詩集―恋する物理学者』書評
【読者投稿欄】小島きみ子:より強化された現代詩の現実とは/加藤思何理:女性が〈僕〉を主体とする作品を書き・・・・・・

27/02/2025

「詩と思想」3月号 特集 原民喜
【エッセイ】漆原正雄:「鎮魂歌」に捧ぐ鎮魂歌
【インタビュー】
・神山睦美さんに聴く
・野木京子さんに聴く:原民喜の足跡を訪ねて
【評論】
・江田浩司:原民喜の詩を読むこと。
・川津誠:原民喜の俳句を読む
・竹原陽子:原民喜と野村英夫
・松本憲治:原民喜の詩を今読む―やはらかく、ひとりの人へ
・橘しのぶ:愛の椅子
【対談】野木京子×青木由弥子:『新編 原民喜詩集』を読む
【評論(書評)】
・西原真奈美:分断と祈り
・柳沢進:おお世よ、我は汝から去らねばならない
・青木由弥子:編集を終えて

【巻頭言】武子和幸:想像力を贖う道―内なる地方を解き放つ
【詩人論】神谷光信:鮎川信夫の父、上村藤若とその友、楠章―郷土・帝都・満州
【連載詩論】郷原宏:歌と禁欲―現代詩論史論 第十回
【新連載】清水茂遺稿集1:マニュスクリ・ポステューム」
【この土地に生きて】青木由弥子:うたごえに想いをのせて―合唱団いちばん星―
【艀船を泊めて】山﨑美穂:翻訳する身体
【私の好きな詩と詩人】森水陽一郎:詩と小説のあわいを旅して
【わが詩の源流】
・硲杏子:草分けの女性詩人「英美子と沢ゆき」との出会い
・今井好子:エリオットに近づけなくて
・鳥飼丈夫:詩の喚起力
【追悼・谷川俊太郎】
・細見和之:天性のアナーキスト
・大迫弘和:卒寿のお祝い
・中村不二夫:追悼・谷川俊太郎と陶芸
・岩本拓郎:言葉そして意味と無意味
【詩人の眼】深町秋乃:言葉の責任
【バイリンガル・ポエム】河津聖恵:霏霏―芦雁図
【詩誌評】清水善樹:手作り詩誌の存在感
【詩集評】北原千代:後世への贈りもの
【レポート】長谷川忍:第33回「詩と思想」新人賞贈呈式・「詩と思想」新年会
【特別書評】
・添田馨:〈癩〉という家は存在しない―詩集『いのちの芽』の作品世界
・川井麻希:『ぼくの文章読本』荒川洋治
【投稿書評】
・愛敬浩一:「読んじゃったよ、中也」読み!"読み手の自由”を誘い込む中原中也の像!!:倉橋健一『中原中也―その重きメルヘン』書評
・小島きみ子:〈怪奇とファンタジー〉の詩篇「ヒヤシンス」を読む:橘しのぶ『水栽培の猫』書評
【読者投稿欄】
・加藤思何理:今月からこの投稿書評欄を‥‥‥
・小島きみ子:「感情」の表現について

29/12/2024

『詩と思想』1・2月号(年鑑号)
特集:2024年度・回顧と展望
【詩と思想研究会・最優秀作品】志田道子:そのむかし/長尾雅樹:キャンベル・スープ缶
【読者投稿欄・最優秀作品】こやけまめ:暗い花/横尾憲孝:命を繋ぐ
【座談会】青木由弥子×長谷川忍×花潜幸×川中子義勝(司会):『詩と思想詩人集』を特集する
【メール対談】中村不二夫×川中子義勝:『詩界論叢』をめぐって
【展望/詩誌】柊月めぐみ:これからの現代詩のために
【展望/詩書】神田さよ:魂の言葉を伝え続ける
【展望】(編集委員による回顧と展望)
中村純:詩人は海と宇宙に還った―新川和江さんと谷川俊太郎さん
長谷川忍:『詩と思想詩人集2024』と「詩人の変容」
花潜幸:詩にエントロピーの増大を重ねて
川中子義勝:『クボドリベット』―2024年を顧みて
【アンケート】今年の収穫:詩集・詩誌・詩界の動き
【2024ベストコレクション】
【連載詩論】郷原宏:歌と禁欲―現代詩論史論 第9回
【投稿書評】愛敬浩一:野沢啓『詩的原理の再構築』書評
【小特集・中国現代詩人文庫書評】川中子義勝他
【特別書評】青木由弥子:西原真奈美『迎え火』書評
【読者投稿欄】小島きみ子:「現代詩」の言葉の核心にはポエジーが存在する/苗村吉昭:選評担当の終わりにあたって

30/11/2024

『詩と思想』12月号 第33回詩と思想新人賞 発表号
【受賞作品】加川清一:素足
【受賞の言葉】加川清一:こんな詩人でいいですか
【選評経過】青木由弥子
【講評・選考を終えて】郷原宏:停滞を吹き飛ばせ!/岡島弘子:地球の背中を素足で踏む
【候補作品】第一次選考通過作品
【入選作品】藤島朋代:包容/志村奏:春に待つ/舟田愛子:再会/麻生藤:朝を継ぐ

【巻頭言】星善博:詩の裾野を広げるために
【連載詩論】郷原宏:歌と禁欲―現代詩論史論 第8回
【詩人論】山本聖子:いま、吉本隆明を読み直すことから/シーレ布施:キェルケゴールにとっての詩想とはなにか
【連載インタビュー】第10回:井坂洋子さんに聴く・後編
【艀船を泊めて】萩田麗子:ジンに気に入られたウイグルの詩人たち
【詩人の眼】池田功:詩と短歌の共存に向けて
【バイリンガル・ポエム】水島美津江:時代(夏のわかれ)
【詩誌評】柊月めぐみ:批評技術を磨く
【詩書評】神田さよ:いのちのことば
【投稿書評】柳沢進:四方田犬彦訳『パレスチナ詩集』書評
【読者投稿欄】苗村吉昭:詩の記録的価値にも目を向けよう/小島きみ子:詩人として、活動していくために

28/10/2024

『詩と思想』11月号 特集:荒川洋治
【荒川洋治・新作詩篇】母川国
【座談会Ⅰ】郷原宏×荒川洋治×中村不二夫×小川英晴(司会):「荒川洋治の五十年」を語る
【対談】荒川洋治×小川英晴:荒川洋治の世界―地図と郷愁
【評論】
・中村不二夫:荒川洋治『水駅』以降の展開―『あたらしいぞわたしは』から『渡世』へ
・愛敬浩一:詩の思い上がりがいやなんだから―『荒川洋治全詩集 1971ー2000』以降
・三田洋:荒川洋治私考 極私的現代詩は荒川洋治から始まった
・村椿四朗:荒川洋治は何者だったのか―『娼婦論』そして『水駅』、初期二つの詩集
・小川英晴:荒川洋治―原郷への回帰と展開
【座談会Ⅱ】城戸朱理×石田瑞穂×菊井崇史×小川英晴(司会):荒川洋治を読み解く―『娼婦論』から『真珠』まで
【アンソロジー】荒川洋治自選詩篇 
【エッセイ】
・中島隆志:いま読み直す『一時間の犬』
・小田原慎治:この感じ―『空中の茱萸』
・上杉和歌子:これから書かれる詩
【資料集】略歴・著作一覧

【巻頭言】浜江順子:アナーキーな芸術性への希求
【連載詩論・歌と禁欲】郷原宏:現代詩論史論第7回
【インタビュー】第9回井坂洋子さんに聴く・前編

【追悼】新川和江
・鈴木豊志夫:「地球の裏側から」の精神―詩人新川和江氏を偲ぶ
・棚沢永子:先生との電話
・中原道夫:新川和江さんと俳句―新川詩の背景にある俳句のリズム
・関和代:いつも何時までもご一緒に
・渡辺めぐみ:心に届く詩―新川和江氏をお偲びして
・藤井優子:記憶された水をたどって―新川先生の思い出
【詩人の眼】池田功:校歌に歌われる夢と理想と未来
【バイリンガル・ポエム】松村信人:発明狂
【詩誌評】柊月めぐみ:実験を受けとめる
【詩集評】神田さよ:意識の覚醒
【投稿書評】小島きみ子:小笠原鳥類『吉岡実を読め!』書評
【読者投稿欄】
・小島きみ子:詩を書こう、と思い立つ日。
・苗村吉昭:一日一日をたいせつに生きることで生まれる詩

住所

東五軒町3/10
Shinjuku-ku, Tokyo
162-0813

アラート

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