
05/09/2025
ノルウェー在住のピアニスト、ECMアーティストの田中鮎美さんから、Jon Balke日本公演に寄せて素敵な文章を書いて頂きました!
「田中鮎美が青春期に出会ったヨン・バルケ(Jon Balke)の美しき音――ECM/ノルウェージャズの鬼才の来日公演に寄せて」
https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/42525
Jon Balke “Piano with Spektrafon” Sound in Motion, Silence in Layers
【Jon Balke “Piano with Spektrafon” Sound in Motion, Silence in Layers】
ECMの鬼才、ヨン・バルケが独自に開発したライブ・エレクトロニクス・システム「Spektrafon」(スペクトラフォン)を駆使し、ピアノと音のレイヤーを自在に往還する最新プロジェクトを日本で初披露。静けさに潜む律動、移ろいゆく音の層――ジャズ、現代音楽、サウンドアートを横断する、唯一無二の音響世界を繰り広げる。
本公演ではソロパフォーマンスに加え、スペシャルゲストとしてドラマー・福盛進也、書家・白石雪妃を迎え、視覚と聴覚が共鳴する特別なセッションを展開。音と沈黙、動きと余白が交差する、一夜限りの体験をぜひご体感ください。
日時:2025年10月5日(日) open:17:00 start:18:00
料金:予約:¥6,000 当日:¥6,500(全席指定)
会場:Baroom(東京・南青山)
詳細・予約:https://baroom.zaiko.io/e/jonbalkespektrafon
出演者:
Jon Balke ヨン・バルケ (Piano、Spektrafon)
Special Guests : 福盛進也 Shinya Fukumori(Drums),白石雪妃 Setsuhi Shiraishi(Calligraphy)
主催・招聘:有限会社 花井
共催:株式会社フェイス
協力:SISIOTO,nagalu
ヨン・バルケ(ピアニスト/作曲家)|Jon Balke, Pianist / Composer
1955年ノルウェー生まれ。北欧ジャズを代表する音楽家のひとりとして、ECMレーベルを中心に国際的に活躍。独創的な音楽世界と緻密な構築力、詩的な感性で知られる。
1980年代より自身のグループ「Magnetic North Orchestra」や「Batagraf」、トリオ「Jøkleba」などで、ジャズと現代音楽、民族音楽、電子音響を横断する革新的なプロジェクトを展開。アフリカのポリリズム、アラブ音楽の旋律構造、現代詩や舞台芸術からの影響を融合させながら、常に新しい表現を探求してきた。
近年は、ピアノと電子音響を融合させた独自のシステム「Spektrafon」を開発し、空間的で層状の音響を創出。音と静寂、即興と構築、身体性と知性が交錯する独特のサウンドスケープを描く。
**Spektrafon(スペクトラフォン)**は、ヨン・バルケが開発した音響システム。ピアノの倍音成分をリアルタイムで抽出し、空間的に拡張された音響として再構築。音が空間に漂い、重層的に響く独自のサウンドスケープを創り出す。
福盛進也(ドラマー・作曲家)|Shinya Fukumori, Drummer / Composer
1984年大阪生まれ。17歳で渡米しバークリー音楽大学卒業後、ミュンヘンを拠点に欧州で活動。2018年にECMより『For 2 Akis』を発表。詩的な間合いと繊細な音色が高く評価され、国際的アーティストとの共演も多数。〈nagalu〉〈S/N Alliance〉を主宰し、アジア文化をつなぐ〈EAST MEETS EAST〉も展開。2024年に新プロジェクト「Rindoh」を始動。
白石雪妃(書家)|Setsuhi Shiraishi, Calligrapher
伝統的な書を基に、音楽や美術とのコラボレーションを通して書を総合芸術へと昇華。FIFA W杯日本代表ユニフォーム「円陣」揮毫、ミラノ万博など国内外で多数のパフォーマンスを行う。Maria Schneider Orchestraのメンバーや、内外の即興演奏家たちとの共演を通じて、ジャズと書が交差するライブパフォーマンスの新たな表現を切り拓いている。
いる。
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〈Jon Balke “Piano with Spektrafon” Sound in Motion, Silence in Layers〉が2025年10月5日(日)に東京・南青山BAROOMで開催さ...