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2025年7月号アザミ岩崎灌園『本草図譜』より野趣あふれる刺々しい葉に守られるように可憐な花を咲くかせるアザミ。名前を聞いてパッとその姿が思い浮かぶくらい身近にある花だと思っていましたが、そういえば、最近あまり見かけなくなったような気がしま...
30/06/2025

2025年7月号

アザミ

岩崎灌園『本草図譜』より

野趣あふれる刺々しい葉に守られるように可憐な花を咲くかせるアザミ。名前を聞いてパッとその姿が思い浮かぶくらい身近にある花だと思っていましたが、そういえば、最近あまり見かけなくなったような気がします(特に東京では)

あざみあざやかにあさのあめあがり

~山頭火

暑さが本格的になってまいりましたが、ときにはちょっと早く起きて涼しいうちに、朝露がきらめくあざみを探しに、お散歩に出かけてみるのも素敵かもしれません。

     

              

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オオボウシバナ(青花)岩崎灌園『本草図譜』より野草であるツユクサを改良した栽培変種であるオオボウシバナ。歴史は古く、既に江戸時代から存在していました。鮮やかな青色の花弁は染料として使われ、現在も京友禅の下絵を描く「青花紙」の原料に使われてい...
30/05/2025

オオボウシバナ(青花)

岩崎灌園『本草図譜』より

野草であるツユクサを改良した栽培変種であるオオボウシバナ。

歴史は古く、既に江戸時代から存在していました。鮮やかな青色の花弁は染料として使われ、現在も京友禅の下絵を描く「青花紙」の原料に使われているそうです。

蒸し暑いこの季節、早朝に咲くこの花を目にしたら、パッと目が覚めそうですね。季節の変わりめ、梅雨を飛び越えて夏の気配を感じることもあるような気候の今日この頃ですが、少しでもさわやかな気分になりたいものです。

     

              

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2025年5月号斎墩果(えごのき)岩崎灌園『本草図譜』より枝からぶらさがるようにして小さな白い花を枝から咲かせるエゴノキ。無数に咲く花はお星さまのような形をしており、“森のシャンデリア”と呼ばれるのも納得の可憐な庭木で、シンボルツリーとして...
01/05/2025

2025年5月号

斎墩果(えごのき)

岩崎灌園『本草図譜』より

枝からぶらさがるようにして小さな白い花を枝から咲かせるエゴノキ。

無数に咲く花はお星さまのような形をしており、

“森のシャンデリア”と呼ばれるのも納得の可憐な庭木で、シンボルツリーとしても人気があります。

風に吹かれてくるくると周りながら散ってゆく姿も可愛らしく、見ていて飽きません。

ただし、その可憐な姿とは裏腹に、果皮には毒を含んでいるそうです。美しいものは毒も併せ持つ、自然界の理をあらためて感じずにはいられません。

    
              

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2025年4月号款冬(ふき)岩崎灌園『本草図譜』より食用としても大切な山菜としてわたしたちの身近にあるフキ。まだ寒さ厳しい折、雪に覆われている地面からフキの花がぽつりぽつりと顔を出すと、春の訪れの知らせです。七十二候にも「欵冬華」(ふきのは...
31/03/2025

2025年4月号

款冬(ふき)
岩崎灌園『本草図譜』より

食用としても大切な山菜としてわたしたちの身近にあるフキ。

まだ寒さ厳しい折、雪に覆われている地面からフキの花がぽつりぽつりと顔を出すと、春の訪れの知らせです。七十二候にも「欵冬華」(ふきのはなさく)という名がつけられている時期があります。

時は移ろい、3〜5月頃に花がひらくといよいよ春本番です。

そして、やがて初夏になると大きな葉をつけます。あのハート形に似た形は、雨水がその切れ目から茎を伝って、効率よく根元に届けるためにそうなっているのだそう。

蕗の葉を傘にさしたる蛙哉
~正岡子規

確かに、梅雨の合間にあの葉陰で小さな生き物が雨宿りをしているかもしれない、、、と想像してしまいますね。

     

              

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2025年3月号山桜岩崎灌園『本草図譜』より日本の固有種であり、いにしえより愛でられてきた山桜。百人一首のなかにも、有名な歌がございますね。もろともにあはれと思へ山桜 花よりほかに知る人もなし     ~前大僧正行尊ちなみに、山桜の花言葉は...
28/02/2025

2025年3月号
山桜
岩崎灌園『本草図譜』より

日本の固有種であり、いにしえより愛でられてきた山桜。
百人一首のなかにも、有名な歌がございますね。

もろともにあはれと思へ山桜
 花よりほかに知る人もなし
     ~前大僧正行尊

ちなみに、山桜の花言葉は
「あなたにほほえむ」
桜の蕾がほころぶと自然と笑顔になってしまうのは、
花々もわたしたちに微笑んでいてくれているからなのですね。

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第38回公開討論会のお知らせ◎テーマ 小堀遠州の美意識 ~庭園を中心に~小堀遠州は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての大名である。今日では「遠州流茶道の祖」としてその名を知られており、王朝文化の美意識を茶の湯に取り入れ「綺麗さび」という...
09/02/2025

第38回公開討論会のお知らせ
◎テーマ 小堀遠州の美意識 ~庭園を中心に~

小堀遠州は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての大名である。今日では「遠州流茶道の祖」としてその名を知られており、王朝文化の美意識を茶の湯に取り入れ「綺麗さび」という幽玄・有心の茶道を創り上げた。この討論会では、「小堀遠州の美意識」について数回にわたって各界の第一人者を講師としてお招きしており、今回はその第五回目として、日本の造園学者、作庭家である尼﨑博正氏をお招きし、庭園を中心とした遠州の美意識について討論していただきます。

【講師】
尼﨑 博正氏(京都芸術大学名誉教授)
熊倉功夫氏(MIHO MUSEUM館長)
小堀宗実氏(遠州茶道宗家13世家元)

【日時】令和7年3月30日(日)13:00~16:00(12:30より受付開始)

【定員】150名(先着順)

【会費】顕彰会会員:無料 / 一般:3,000円

【会場】主婦会館プラザエフB2Fクラルテ

東京都千代田区六番町15

【申込方法】申込書、又は任意の用紙にお名前、ご住所、電話番号、会員種別(正会員・維持会員・一般)を記入のうえ、郵送またはFAX、e-mailにて事務局までご送付ください。ホームページでお申込みの方は、下記フォームよりお申込みください。申込締切日は3月7日(金)です。
※一般参加の方は、入金確認をもって申し込み完了といたします。
※申し込み完了後に、記載された住所へ「参加票」を送付いたします。

▼お申込みは下記URLより
https://www.koborienshu.org/touronkai-contact/

御自影天神供養茶会のご案内令和7年2月25日(火曜日)遠州茶道宗家におきまして御自影天神供養茶会が行われます。是非お誘いあわせの上 お越しくださいませ。お申し込みは↓https://www.koborienshu.org/tenjin-co...
07/02/2025

御自影天神供養茶会のご案内
令和7年2月25日(火曜日)
遠州茶道宗家におきまして御自影天神供養茶会が行われます。
是非お誘いあわせの上 お越しくださいませ。

お申し込みは↓
https://www.koborienshu.org/tenjin-contact2/

当日の様子などは『遠州』4月号にて掲載予定です。

#遠州流  #御自影天神供養茶会 #遠州茶道宗家

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\向栄会茶道工芸展のお知らせ/ 来る3月9日(日)、遠州流家元職方による「第22回 向栄会茶道工芸展」が東京美術倶楽部で開催されます。開催に先立ちまして作品の魅力を余すことなく伝えるために「電子図録」を掲載しております。どなたでも無料でご覧...
02/02/2025

\向栄会茶道工芸展のお知らせ/
 来る3月9日(日)、遠州流家元職方による「第22回 向栄会茶道工芸展」が東京美術倶楽部で開催されます。開催に先立ちまして作品の魅力を余すことなく伝えるために「電子図録」を掲載しております。どなたでも無料でご覧いただけますので是非この機会にご高覧ください。気に入った作品があれば、ギャラリーきほうまでご連絡ください。

▼第22回 向栄会茶道工芸展 電子図録掲載中
詳細はこちら↓
https://www.enshu.net/archives/kiho/2025koeikai

2025年2月号沈丁花岩崎灌園『本草図譜』より三大香木のひとつである沈丁花。上品で甘い香りはもちろんのこと、十字の形をした小花がぽんぽんのように集まって咲く可憐な姿も人気の植物で、古来から多くの人々を魅了してきました。若き日の 夢はうかびく...
31/01/2025

2025年2月号

沈丁花

岩崎灌園『本草図譜』より

三大香木のひとつである沈丁花。上品で甘い香りはもちろんのこと、十字の形をした小花がぽんぽんのように集まって咲く可憐な姿も人気の植物で、古来から多くの人々を魅了してきました。

若き日の 夢はうかびく 沈丁花 やみのさ庭に 香のただよへば 
 ~佐佐木信綱 『常磐木』

寒さが続くなか、春の訪れがまちどおしい今日このごろです。

              

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2025年1月号だいだい(回青橙)岩崎灌園『本草図譜』より新しい年がはじまります。お正月の注連飾りや鏡餅にのせる“だいだい”は果実が熟しても木から落ちにくく長く実り続けることから“代々(だいだい)栄える”に通じ縁起物になったといわれています...
31/12/2024

2025年1月号

だいだい(回青橙)
岩崎灌園『本草図譜』より

新しい年がはじまります。
お正月の注連飾りや鏡餅にのせる
“だいだい”は
果実が熟しても木から落ちにくく
長く実り続けることから
“代々(だいだい)栄える”に通じ
縁起物になったといわれています。

みなさま
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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2024年12月号冬を彩る赤い実の植物たち。雪の日に雪うさぎを作って、南天の実を目に、葉を耳にした思い出がよみがえります。表紙・文※2023年1月号より髙橋まり子さんの描き下ろしにて『遠州』の表紙を美しく彩っていただきましたが、このシリーズ...
28/11/2024

2024年12月号
冬を彩る赤い実の植物たち。雪の日に雪うさぎを作って、南天の実を目に、葉を耳にした思い出がよみがえります。
表紙・文

※2023年1月号より髙橋まり子さんの描き下ろしにて『遠州』の表紙を美しく彩っていただきましたが、このシリーズは今号でひと区切りとなります。髙橋さん、2年間どうもありがとうございました。

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2024年11月号改良が重ねられ、大小さまざまな姿を見せる菊の花。そうであるからこそ、秋風に吹かれて咲く素朴な野菊の姿に、より強い郷愁を覚えるのかもしれません。表紙・文遠州流茶道月刊茶道誌「遠州」定期購読お申込み受付中です。遠州WEBマガジ...
31/10/2024

2024年11月号
改良が重ねられ、大小さまざまな姿を見せる菊の花。そうであるからこそ、秋風に吹かれて咲く素朴な野菊の姿に、より強い郷愁を覚えるのかもしれません。

表紙・文

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