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化粧品業界、化粧品市場及びトイレタリー業界、日用品業界の流通総合専門紙。市場動向や企業研究、トレンド分析をはじめ、マーケティング関連の話題、小売店ルポ、 化粧品業界人インタビューなどの情報が満載です。就活中の大学生からメーカーの企画開発を手掛ける業界関係者まで幅広い方々に有益な情報をお届けします。

【AIが切り拓く製造業DXの新境地】企業向け生成AIは急成長、セキュリティと専門性を両立粧業日報 2025年8月8日号 1ページ【カンタンに言うと】◎研究開発工程を効率化する「PLMソフトウェア」に注目 画一的な製品ではなく、自分の肌質や悩...
08/08/2025

【AIが切り拓く製造業DXの新境地】企業向け生成AIは急成長、セキュリティと専門性を両立

粧業日報 2025年8月8日号 1ページ

【カンタンに言うと】
◎研究開発工程を効率化する「PLMソフトウェア」に注目

 画一的な製品ではなく、自分の肌質や悩みに合わせたパーソナライズされた製品を求めるなど、生活者のニーズは日々多様化している。また、環境意識の高まりからSDGsへの対応やサステナブルなものづくりが強く求められ、動物実験の廃止や特定の成分の使用制限など、法規制の厳格化も世界的に進んでいる。

 このような複雑な市場環境の中で、化粧品製造業は常に新たな価値を創造し、進化し続ける必要に迫られ、そのための「生産性向上」は避けて通れない課題となっている。

 化粧品製造においてはこれまで、熟練技術者の卓越した経験と勘に大きく依存してきたが、そうした「匠の技」の継承は容易ではなく、属人化による品質のばらつきや、新製品開発から市場投入までのリードタイムの長期化といった課題が顕在化している。

 依然として手作業に頼る部分が多く残る状況下で、ChatGPTに代表される生成AIの進化は目覚ましく、その活用が化粧品製造における業務改善や人材不足解消の切り札となっている。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041818

日本電子計算、GMP規制対応特化システムが多様なニーズに対応粧業日報 2025年8月8日号 3ページ 日本電子計算は、証券や金融、公共、産業など幅広い分野に対して業務システムやサービスを提供している。 同社が提供する生産管理パッケージ「JI...
08/08/2025

日本電子計算、GMP規制対応特化システムが多様なニーズに対応

粧業日報 2025年8月8日号 3ページ

 日本電子計算は、証券や金融、公共、産業など幅広い分野に対して業務システムやサービスを提供している。

 同社が提供する生産管理パッケージ「JIPROS(ジプロス)」は、GMP規制対応を必要とする中製プロセス造業向けのシステムで、生産情報、コスト、販売情報の3つの「見える化」を通じて、工場責任者や経営層の意思決定の迅速化を支援している。

 生産情報では、出荷計画や製品在庫の推移、原料・資材の状況、生産進捗などを可視化する。コスト面では、原料価格の確認、製造ロス、人為ミス、過剰在庫などの無駄をデータで把握することが可能になり、販売情報面では日々の出荷・入荷データから入金・支払いデータの自動生成を行うことで、販売管理業務の効率化をサポートする。

 現在の導入社数は約50社にのぼり、医薬品・化粧品製造業が7割を占めている。

 近年は、生産管理に紐づく周辺システムとの連携強化や、現場部門の作業実績等の入力簡素化などに対する要望が多いことから、外付けオプション(アドオン)として秤量システムや製造に関するデータをタブレット端末で行う機能などを揃えている。蓄積されたデータの活用でBIツールの利用も増えている。

 「アドオンはコスト面の負担が大きいイメージになりがちだが、他の顧客向けに開発した機能の一部を流用することで、オーダーメイド型での導入よりも低コスト化を実現できる。他社のシステムと連携させる機能の開発も行っており、顧客の要望や予算に合わせて柔軟に対応している」(同社)

 主に医薬・化粧品製造業の顧客が中心だが、近年はGMPを意識した他業種の製造業からも問い合わせが増えている。今後はスマートファクトリーへの期待も広がっており、 製造現場の効率化を支援する拡張機能にも注力していくという。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041817

I-ne、新研究所「JBIST(日本美科学研究所)」を設立粧業日報 2025年8月8日号 5ページ【カンタンに言うと】◎イノベーション戦略の中核が始動、2026年よりプロダクト商品化へ I-neは、自社初となる研究所「日本美科学研究所(Ja...
08/08/2025

I-ne、新研究所「JBIST(日本美科学研究所)」を設立

粧業日報 2025年8月8日号 5ページ

【カンタンに言うと】
◎イノベーション戦略の中核が始動、2026年よりプロダクト商品化へ

 I-neは、自社初となる研究所「日本美科学研究所(Japan Beauty Institute of Science and Technology、通称「JBIST」、読み方=ジェービスト)」を設立した。

 インハウスラボを併設した新拠点では、同社の強みであるファブレス体制を活かし、差別化技術の内製化と商品化工程の外部連携を両立させた、これまでにないハイブリッドな「ファブレス型R&D」を実現する。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041815

花王・山口聡一氏インタビュー、グローバル成長6ブランドに投資を集中週刊粧業 2025年8月4日号 2ページ【カンタンに言うと】◎3パターンでグローバル展開を加速、注力6ブランドは2025年好調に推移――グローバルで貴社の存在感を高めるために...
08/08/2025

花王・山口聡一氏インタビュー、グローバル成長6ブランドに投資を集中

週刊粧業 2025年8月4日号 2ページ

【カンタンに言うと】
◎3パターンでグローバル展開を加速、注力6ブランドは2025年好調に推移
――グローバルで貴社の存在感を高めるために進めている海外戦略をお聞かせください。
――注力6ブランドは、順調なスタートを切っています。
◎アジア・欧州を起点とした商品開発とグローバル共通のプロモーションに注力
――注力6ブランドの今後の抱負をお聞かせください。

 花王の化粧品事業は、独自価値と顧客ニーズの最大化をもとにブランドポートフォリオを2024年に再構築し、グローバル成長戦略の軸として「SENSAI」「MOLTON BROWN」「KANEBO」「SOFINA」「Curél」「KATE」の6ブランドを選定し、戦略的投資を行っている。

 2024年~2027年の年平均成長率(CAGR)で+10%の達成を目標に掲げる注力6ブランドの直近の取り組みや今後の抱負などについて、花王 化粧品事業部門 副事業部門長の山口聡一氏(カネボウ化粧品 取締役)に話を伺った。

3パターンでグローバル展開を加速、
注力6ブランドは2025年好調に推移

 ――グローバルで貴社の存在感を高めるために進めている海外戦略をお聞かせください。

 山口 花王の化粧品事業部では現在、グローバル成長を支える6ブランドを軸に、「日本からアジア」「欧州から日本・アジア」「日本から欧州」の大きく3つのパターンでグローバル展開を加速している。

 まず1点目の「日本からアジア」では、既に9の国と地域で展開している「KANEBO」と「KATE」に加え、今秋にリステージする「SOFINA」の3ブランドで、改めてアジアの国や地域での展開を強化していく。「KANEBO」と「KATE」は特にアジアではタイを戦略国に位置づけ、東アジアの盤石成長とASEANの急拡大を図っていきたい。

 2点目の「欧州から日本・アジア」では、欧州発の2ブランド(SENSAI・MOLTON BROWN)を日本やアジアに展開を広げていく。

 3点目の「日本から欧州」では、日本の敏感肌化粧品市場で圧倒的№1のブランドシェアを誇る「Curél」を、日本よりも寒冷地で乾燥性敏感肌の人口割合が多い欧州に向けて展開を強化していく方針だ。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041807

ファンケル、キリングループの相乗効果で海外展開を加速訪販ジャーナル 2025年8月4日号 1ページ【カンタンに言うと】◎ファンケルとアテニア、中国市場を深耕。人気商品で認知拡大と売上拡大を両立◎ファンケル、中国で人気は「コラーゲンドリンク」...
07/08/2025

ファンケル、キリングループの相乗効果で海外展開を加速

訪販ジャーナル 2025年8月4日号 1ページ

【カンタンに言うと】
◎ファンケルとアテニア、中国市場を深耕。人気商品で認知拡大と売上拡大を両立
◎ファンケル、中国で人気は「コラーゲンドリンク」。アテニアは「クレンジング」から多角化へ

 ファンケルは、「正義感を持って世の中の『不』を解消する」という創業理念のもと、世界中の人々の不を解消するという信念を持って、グループとして海外事業戦略に取り組んでおり、海外進出への足掛かりとして中国市場での認知拡大を目指している。

 特に注力しているファンケルとアテニアの両ブランドにおける現況や今後の展望について、海外事業本部長の本夛宏理氏に話を伺った。

●ファンケル

 香港や中国を中心に、約30年にわたってスキンケアを幅広く展開している。ロイヤルユーザーを中心に支持を獲得し、さまざまな商品を幅広く利用していただけている。

 日本では「マイルドクレンジングオイル」が人気商品の1つとなっているが、香港や中国ではヒアルロン酸などの美容成分配合のコラーゲンドリンク「テンスアップ(※現地名)」が人気を集めている。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041836

ライオン、ジェイテクトSTINGS愛知と出張授業を開催粧業日報 2025年8月8日号 4ページ ライオンは、バレーボールSV.LEAGUEに所属するジェイテクトSTINGS愛知と、地域の子どもたちの衛生教育を支援している。その一環として、ジ...
07/08/2025

ライオン、ジェイテクトSTINGS愛知と出張授業を開催

粧業日報 2025年8月8日号 4ページ

 ライオンは、バレーボールSV.LEAGUEに所属するジェイテクトSTINGS愛知と、地域の子どもたちの衛生教育を支援している。その一環として、ジェイテクトSTINGS愛知によるバレーボール教室とライオン衛生マイスターによる手洗いの衛生授業を、7月5日に愛知県岡崎市立山中小学校にて協働で開催した。

 ジェイテクトSTINGS愛知は、昨シーズンよりSV.LEAGUEに所属するバレーボールチームで、愛知県岡崎市をホームタウンとしている。2024年12月には、地域貢献の一環として、ライオンとの連携を開始し、キレイキレイファミリーと、チームの公式ロゴでデザインしたオリジナルラベルの「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」を作製し、ホームタウンの岡崎市をはじめ、刈谷市、碧南市、西尾市、豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、大府市、半田市、東海市、日進市の計12市の小中学校等へ寄贈する活動を行っている。

 この活動を契機に、今回、ライオンとジェイテクトSTINGS愛知は、協働で岡崎市立山中小学校にて出張授業を開催することとなった。

 7月5日には、ライオン衛生マイスターによる手洗いの衛生授業と、ジェイテクトSTINGS愛知の選手によるバレーボール教室を開催した。衛生授業は動画教材を元にクイズに答えながら手洗いの歴史や感染症対策の大切さを学べる内容で、荒木琢真選手にも参加してもらった。特に、ハンドソープのもこもこ泡ができる仕組みをわかりやすく伝える実験では、子どもたちも興味津々だった。

 授業の最後には、チームを代表して荒木選手から子どもたちに、選手のメッセージ付き手洗いポスターが手渡された。協働で開催した出張授業を通じて、「清潔・衛生習慣の大切さと運動やバレーボールの楽しさを伝えるという本来の目的が達成できた」(同社)という。

 岡崎市立山中小学校の大久保校長は、「本校バレーボール部員に声をかけたところ、多くの児童と保護者が参加する会となった。前半の『バレーボール教室』では、荒木選手に直接指導していただけるということで、子どもたちは目を輝かせてバレーボールをしていた。後半の『手洗い教室』では、荒木選手によるハンドソープが泡になる仕組みの実演があり、子どもたちは、空気が入ることで泡になることと泡が汚れ落ちに良いことを理解することができた。こまめに正しく手洗いをし、子どもたちには健康で楽しい毎日を送ってほしいと思う。ハンドソープを寄贈していただいたことに感謝したい」とコメントした。

 荒木選手は、「バレーボール教室で子どもたちのパワーを感じ、手洗い教室で気を付けるべきポイントを確認できて新たな学びになった。地域での活動を通して、子どもたちや市民の皆さんと触れ合えることはとてもうれしい。ジェイテクトSTINGS愛知を知らない方もまだまだ多いので、地域への貢献活動を通じて、より知っていただけるように努めていきたい」とコメントした。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041816

新日本製薬、「パーフェクトワン」をグローバルブランドへ米国でテストマーケティングを加速訪販ジャーナル 2025年8月4日号 3ページ 新日本製薬は、中期経営計画「VISION2025」において海外展開の加速を重点課題の1つに掲げ、「パーフェ...
07/08/2025

新日本製薬、「パーフェクトワン」をグローバルブランドへ米国でテストマーケティングを加速

訪販ジャーナル 2025年8月4日号 3ページ

 新日本製薬は、中期経営計画「VISION2025」において海外展開の加速を重点課題の1つに掲げ、「パーフェクトワン」をグローバルブランドへと成長させるべく事業拡大を推進している。

 2016年には台湾で通信販売を開始し、その後中国やASEAN諸国へと展開エリアを広げてきた。2023年には、アメリカ合衆国での本格的な事業展開を開始するにあたり、当該地域における営業活動を主目的とした新会社(PERFECT ONE US Co.,Ltd.)を設立した。

 現在特に注力しているアメリカ市場での取り組みについて、マーケティング本部 執行役員の山田理佳氏に話を伺った。

 アメリカ市場における展開は2024年4月より本格的に開始しており、現在はTVCMやインフォマーシャル、SNS広告など複数のチャネルで施策を行っている。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041835

ナーセリー、中国市場で攻勢 経済減速下で「オールインワン」に勝機訪販ジャーナル 2025年8月4日号 4ページ ヒューマンリソースコミュニケーションズは、スキンケアブランド「Nursery(ナーセリー)」で海外市場の開拓を進めている。 「ナ...
07/08/2025

ナーセリー、中国市場で攻勢 経済減速下で「オールインワン」に勝機

訪販ジャーナル 2025年8月4日号 4ページ

 ヒューマンリソースコミュニケーションズは、スキンケアブランド「Nursery(ナーセリー)」で海外市場の開拓を進めている。

 「ナーセリー」は、2010年代からグローバルブランドとして本格的に海外展開をスタートし、その国のライフスタイルや嗜好性に合わせた商品開発やプロモーションで市場深耕を図っている。

 中国とドバイには現地法人を設立して現地で開催されるビューティ展示会に出展しながら販路開拓を進めている。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041834

花王、ヘアケアの第3のハイプレミアムブランド「MEMEME」(ミーミーミー)を発売粧業日報 2025年8月7日号 1ページ【カンタンに言うと】◎マスプレミアムの刷新も並行しブランドフォーメーションが完成◎高価格帯商品の投入で市場は成長を持続...
07/08/2025

花王、ヘアケアの第3のハイプレミアムブランド「MEMEME」(ミーミーミー)を発売

粧業日報 2025年8月7日号 1ページ

【カンタンに言うと】
◎マスプレミアムの刷新も並行しブランドフォーメーションが完成
◎高価格帯商品の投入で市場は成長を持続

 花王は8月7日、melt(メルト)、THE ANSWER(ジアンサー)に次ぐ、ヘアケアの第3のプレミアムブランド「MEMEME」(ミーミーミー)を発売する。

 2024年2月のメルトの発売を機に、ヘアケア事業の変革をスタートし、ハイプレミアムブランドの開発と並行して、マスプレミアムのエッセンシャル、セグレタ、メリットのリブランドを進めてきた。今春のメリットのリブランド、今回のミーミーミーの発売で、ブランドフォーメーションを完成した。

 7月29日に開催した製品説明会で、ヘアケア事業部の野原聡ブランドマネジャーは「3ブランドによって、インバスヘアケアのハイプレミアム市場で9%のシェアを確保したい」と語った。市場内シェア2位となる見通しだ。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041814

マンダム、猛暑が続く夏の「汗マネジメント」術を学ぶセミナー粧業日報 2025年8月7日号 3ページ マンダムは、汗とにおいに関する研究の知見をもとに、適切にケアして発汗をコントロールする「汗マネジメント」を提唱しており、その普及・啓発活動の...
07/08/2025

マンダム、猛暑が続く夏の「汗マネジメント」術を学ぶセミナー

粧業日報 2025年8月7日号 3ページ

 マンダムは、汗とにおいに関する研究の知見をもとに、適切にケアして発汗をコントロールする「汗マネジメント」を提唱しており、その普及・啓発活動の一環で学校や企業などを訪問しセミナーを実施している。

 7月8日の「汗マネジメントの日」には、総合スポーツ用品メーカーのミズノ東京本社にて実施した。

 近年、夏の平均気温が上昇傾向にある中、汗やにおいの悩みが増えている。また、アフターコロナを迎えて、オフィス勤務中心の働き方に戻り、夏場のスーツ着用時や大事な場面での緊張・プレッシャーなどによる汗の悩みも増えてきている。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041813

オードムーゲの新ライン「VCシリーズ」、ニキビ予防とシミ対策を両立訪販ジャーナル 2025年8月4日号 6ページ 小林製薬が展開するニキビ肌向けスキンケアブランド「オードムーゲ」は、誕生から60年以上、時代を超えて愛用者を増やしている。近年...
07/08/2025

オードムーゲの新ライン「VCシリーズ」、ニキビ予防とシミ対策を両立

訪販ジャーナル 2025年8月4日号 6ページ

 小林製薬が展開するニキビ肌向けスキンケアブランド「オードムーゲ」は、誕生から60年以上、時代を超えて愛用者を増やしている。近年は主力のふきとり化粧水を中心にリピート率約6割を強みにアクネケア市場を牽引している。

 アクネケア市場は、ニキビができやすい肌質(万年ニキビ肌)と、ストレスや寝不足などによってニキビができてしまう肌質(アクシデントニキビ肌)の大きく2タイプをターゲットに成長している。

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041833

プラネット、「ロジスティクスEDI」が物流の未来を拓く~データ連携で物流効率化と生産性向上を実現粧業日報 2025年8月7日号 5ページ プラネットは物流現場の業務効率化と課題解決をサポートする取り組みとして「ロジスティクスEDI」を推進し...
07/08/2025

プラネット、「ロジスティクスEDI」が物流の未来を拓く~データ連携で物流効率化と生産性向上を実現

粧業日報 2025年8月7日号 5ページ

 プラネットは物流現場の業務効率化と課題解決をサポートする取り組みとして「ロジスティクスEDI」を推進している。

 ロジスティクスEDIは、物流に関する各種データをメーカー・卸売業間で共有することで、両者と輸配送事業者の業務効率化を図り、業界全体の課題解消を目指している。

 2020年には、ASN(事前出荷情報)として利用可能な「出荷予定データ」の提供を開始した。これにより、納品日や納品ケース数、入数、消費期限など、納品に関する詳細な情報を事前に伝えることができるようになった。

 これまで卸売業の物流拠点では、納品後でなければ商品の数量や消費期限といった情報を確認できず、荷下ろしや検品に時間がかかり、トラックの待機時間が伸びる一因となっていた。

 こうした課題に対し、「出荷予定データ」を活用することで納品前に必要な情報を把握できるようになり、荷下ろしや検品の効率化と待機時間の削減につながっている。実証実験では、荷下ろしの作業時間を約4割削減できたという。

 このようにロジスティクスEDIは、荷下ろし・検品の効率化やドライバーの待ち時間削減、労働環境改善に貢献するとともに、物流現場全体の生産性向上にも資する取り組みとして期待されている。

 現在は日用品・化粧品業界を中心に導入が進んでおり、商品数が多い大手メーカーだけでなく、大手に準ずる企業でも導入事例が増えている。同社では、今後さらに活用事例を増やし、データ活用が物流改善につながることを示すことで、導入に踏み切れていない企業にもメリットを伝えていく。

 「人手不足や物流コストの上昇、温室効果ガス排出削減目標への対応、ドライバーの働き方改革など、物流業務の効率化は業界共通の課題となっている。こうした環境下において物流機能が滞れば、商流や企業活動全体に大きな影響を及ぼす可能性がある。持続可能な物流体制を構築し、生産性を高めていくためには、メーカー・卸売業・物流事業者が相互に連携し、出荷情報などのデータを積極的に活用していくことが不可欠といえる」(同社)

詳しくは
https://www.syogyo.jp/news/2025/08/post_041812

住所

東京都文京区小日向4-5-10/501
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