
23/07/2025
「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」(大阪市立美術館で8月31日まで開催後、東京都美術館などへ来年まで巡回)と「大ゴッホ展」(神戸市立博物館で9月20日にスタート、その後2027年まで巡回)。今年は大型のゴッホ展がふたつありますが、ゴッホ好き必見なのが、箱根のポーラ美術館で開催中の「ゴッホ・インパクト―生成する情熱」展(11月30日まで)。ゴッホ作品だけでなく、岸田劉生、前田寛治、佐伯祐三、森村泰昌、桑久保徹ほか多数――ゴッホを愛してやまない近現代のアーティストたちによる熱い作品にも触れられます。ゴッホが使っていた木製の版画印刷機が日本にあるのにもびっくり(東京芸術大学蔵)! 第二次世界大戦下で焼失してしまった通称「芦屋のヒマワリ」の陶板による再現画は、額にいたるまで大塚オーミ陶業株式会社さんが製作したもの。油彩画にしか見えません。