中公新書(中央公論新社)

中公新書(中央公論新社) 1962年に創刊した新書レーベル。1991年1月に1000点(『新・日本の外交』)を、2009年5月に2000点(『戦後世界経済史』)を突破しました。毎月20日頃に刊行。新刊/既刊情報をお知らせします

大河ドラマ『べらぼう』では、渡辺謙演じる田沼意次にも注目が集まっていますね。江上照彦『悪名の論理』(中央公論新社)は、中公新書で刊行されていたものの復刻版です。老中・田沼意次の仕事師としての実像に迫った一冊。彼の派閥や人脈も見えてきます。
01/05/2025

大河ドラマ『べらぼう』では、渡辺謙演じる田沼意次にも注目が集まっていますね。江上照彦『悪名の論理』(中央公論新社)は、中公新書で刊行されていたものの復刻版です。老中・田沼意次の仕事師としての実像に迫った一冊。彼の派閥や人脈も見えてきます。

厚くて熱い新書にニューカマーが! 内務省研究会編『内務省』(講談社現代新書)です。清水唯一朗(『原敬』)、小川原正道(『西郷従道』)、中澤俊輔(『治安維持法』)、柏原宏紀(『明治の技術官僚』)といった中公新書ご執筆の方々も寄稿。折角なので佐...
01/05/2025

厚くて熱い新書にニューカマーが! 内務省研究会編『内務省』(講談社現代新書)です。清水唯一朗(『原敬』)、小川原正道(『西郷従道』)、中澤俊輔(『治安維持法』)、柏原宏紀(『明治の技術官僚』)といった中公新書ご執筆の方々も寄稿。折角なので佐藤卓己『言論統制 増補版』と記念撮影です。

新刊、釘原直樹『集団はなぜ残酷にまた慈悲深くなるのか 理不尽な服従と自発的人助けの心理学』。当事者になると、個人ならしない悪事でも多くの人は不承不承、あるいは平気でしてしまいます。他方、緊急時に助け合い、力を発揮するのも集団の特性です。本書...
30/04/2025

新刊、釘原直樹『集団はなぜ残酷にまた慈悲深くなるのか 理不尽な服従と自発的人助けの心理学』。当事者になると、個人ならしない悪事でも多くの人は不承不承、あるいは平気でしてしまいます。他方、緊急時に助け合い、力を発揮するのも集団の特性です。本書は、集団の光と闇を解明する試み。

津止正敏『男が介護する』は、かつて女性中心で行われてきた家族の介護が今では男性(夫や息子など)が担い手の3分の1を占める現状を照らします。介護離職などの課題や、各地のコミュニティの活動の紹介も踏まえ、仕事と介護が両立できる社会に向けた提言を...
30/04/2025

津止正敏『男が介護する』は、かつて女性中心で行われてきた家族の介護が今では男性(夫や息子など)が担い手の3分の1を占める現状を照らします。介護離職などの課題や、各地のコミュニティの活動の紹介も踏まえ、仕事と介護が両立できる社会に向けた提言を行う一冊です。

新刊、松元雅和『政治哲学講義 悪さ加減をどう選ぶか』。正しさとは何かを探究してきた政治哲学。それを論じるに際し、本書はサンデルの正義論や、トロッコ問題のような思考実験に加え、小説や戯曲の名場面を道しるべとします。「正しさ」ではなく「悪さ」と...
29/04/2025

新刊、松元雅和『政治哲学講義 悪さ加減をどう選ぶか』。正しさとは何かを探究してきた政治哲学。それを論じるに際し、本書はサンデルの正義論や、トロッコ問題のような思考実験に加え、小説や戯曲の名場面を道しるべとします。「正しさ」ではなく「悪さ」というネガから政治哲学へいざなう一冊。

対談「先生、教養主義ってなぜ没落したんですか」が、『中央公論』5月号に掲載されました。『教養主義の没落』の竹内洋さんと、新書大賞受賞作『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)の三宅香帆さんによるものです。読書、インテリ、人格な...
29/04/2025

対談「先生、教養主義ってなぜ没落したんですか」が、『中央公論』5月号に掲載されました。『教養主義の没落』の竹内洋さんと、新書大賞受賞作『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)の三宅香帆さんによるものです。読書、インテリ、人格など多様な論点を扱う内容、ぜひご一読を。

不倫報道は多くあれども、その実情は見えにくくもあります。五十嵐彰/迫田さやか『不倫―実証分析が示す全貌』は、大規模調査を行い、実験的手法や海外の先行研究も活用して実態に迫る試み。どこで出会い、いかに終わるか。家族に影響するか。誰が誰をバッシ...
28/04/2025

不倫報道は多くあれども、その実情は見えにくくもあります。五十嵐彰/迫田さやか『不倫―実証分析が示す全貌』は、大規模調査を行い、実験的手法や海外の先行研究も活用して実態に迫る試み。どこで出会い、いかに終わるか。家族に影響するか。誰が誰をバッシングするのか……なども論じます。

カラスとオオタカの空中戦、高層ビルで子育てするハヤブサ、新たに進出してきたイソヒヨドリ、スズメやツバメの営巣地の栄枯盛衰……。唐沢孝一『都会の鳥の生態学』は、意外な生態を描き出すとともに、人間と鳥の関係の変化も照らします。読めば、散歩もさら...
28/04/2025

カラスとオオタカの空中戦、高層ビルで子育てするハヤブサ、新たに進出してきたイソヒヨドリ、スズメやツバメの営巣地の栄枯盛衰……。唐沢孝一『都会の鳥の生態学』は、意外な生態を描き出すとともに、人間と鳥の関係の変化も照らします。読めば、散歩もさらに楽しくなるはずですよ。

新刊、岡本隆司『二十四史―『史記』に始まる中国の正史』。史記、漢書、三国志、後漢書……元史、明史。中国では、前王朝の歴史を次の王朝が編纂することが多く、これらは「正史」とされ、統べて二十四史と呼びます。本書は正史の起源、各書の特徴や意義、時...
25/04/2025

新刊、岡本隆司『二十四史―『史記』に始まる中国の正史』。史記、漢書、三国志、後漢書……元史、明史。中国では、前王朝の歴史を次の王朝が編纂することが多く、これらは「正史」とされ、統べて二十四史と呼びます。本書は正史の起源、各書の特徴や意義、時の政治の影響を受けた問題などを描く一冊。

4月は4冊です。全国の書店で発売中です!松元雅和『政治哲学講義 悪さ加減をどう選ぶか』釘原直樹『集団はなぜ残酷にまた慈悲深くなるのか 理不尽な服従と自発的人助けの心理学』岡本隆司『二十四史―『史記』に始まる中国の正史』大石尚子『イタリア食紀...
25/04/2025

4月は4冊です。全国の書店で発売中です!
松元雅和『政治哲学講義 悪さ加減をどう選ぶか』
釘原直樹『集団はなぜ残酷にまた慈悲深くなるのか 理不尽な服従と自発的人助けの心理学』
岡本隆司『二十四史―『史記』に始まる中国の正史』
大石尚子『イタリア食紀行 南北1200キロの農山漁村と郷土料理』

1599年4月25日、オリヴァー・クロムウェルが生まれました。清教徒革命の指導者である彼に関しては、君塚直隆『物語 イギリスの歴史』下巻が取り上げています。また同著者と、新刊『二十四史』を上梓したばかりの岡本隆司さんによる対談集『帝国で読み...
25/04/2025

1599年4月25日、オリヴァー・クロムウェルが生まれました。清教徒革命の指導者である彼に関しては、君塚直隆『物語 イギリスの歴史』下巻が取り上げています。また同著者と、新刊『二十四史』を上梓したばかりの岡本隆司さんによる対談集『帝国で読み解く近現代史』(中公新書ラクレ)も好評発売中!

武井彩佳『歴史修正主義』は、100年以上に及ぶ欧米の歴史修正主義の実態を追う一冊です。「近代以降の系譜」「第2次世界大戦への評価」「ホロコースト否定論の勃興」「ドイツ「歴史家論争」」「ヨーロッパで進む法規制」「国家が歴史を決めるのか」などの...
24/04/2025

武井彩佳『歴史修正主義』は、100年以上に及ぶ欧米の歴史修正主義の実態を追う一冊です。「近代以降の系譜」「第2次世界大戦への評価」「ホロコースト否定論の勃興」「ドイツ「歴史家論争」」「ヨーロッパで進む法規制」「国家が歴史を決めるのか」などの章を通じて、歴史とは何かを問います。

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大手町1-7-1
Chiyoda-ku, Tokyo
100-8152

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