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今月9月の新刊は以下の3点です。12日に発売(小社出庫)しております。ぜひともご便利な書店様等でお手にとっていただけましたら幸いです。-----------------------------------------------------...
18/09/2025

今月9月の新刊は以下の3点です。12日に発売(小社出庫)しております。
ぜひともご便利な書店様等でお手にとっていただけましたら幸いです。

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■東の国から――新しい日本における幻想と研究
ラフカディオ・ハーン
平井呈一 訳
赤244-6
定価 1276円

日清戦争前夜,古代伝説の地出雲から,軍都の色彩を強めていた熊本に移住したハーン.旅の宿屋で夢のあわいに浦島伝説へと入りこんだような「夏の日の夢」,一つの心中事件を描いて日本人の〈信仰〉に迫る「赤い婚礼」他,〈詩人の直観と哲人の思索〉に基づく繊細な筆をもって書き綴った,近代日本の肖像.解説=西成彦
http://iwnm.jp/322446

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■パイドン――魂の不死について
プラトン
岩田靖夫 訳
青602-2
定価 935円

毒杯をあおぎ刑死するその日,ソクラテスは集まった弟子たちとともに「魂の不死」をめぐる探究に挑戦する.魂はいかにして肉体の死を超えうるのか.魂のあり方は人間の生き方にいかなる意味をもつのか.イデア論の豊かな可能性を切り開きつつ,主著『国家』へと続くプラトン哲学の代表的対話篇.文字を大きくし新解説を加えた改版.
http://iwnm.jp/336029

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■夜叉ヶ池・天守物語
泉 鏡花 作
緑27-3
定価 572円

伝説を媒介に,二世界の恋愛を鋭く対立させた緊密な作劇法が光る「夜叉ヶ池」,戯曲にとどまらない鏡花世界の本源を示す「天守物語」.人間の本質を異界から鋭く照射しつつ,美と永遠の救済を求めてやまぬ感情の純度の高さとその尊さによって,「今」なお甦り続ける傑作戯曲二篇を収録.解説=澁澤龍彦・吉田昌志
http://iwnm.jp/360061

今月8月の新刊は以下の4点です。8日に発売(小社出庫)しております。ぜひともご便利な書店様等でお手にとっていただけましたら幸いです。------------------------------------------------------...
28/08/2025

今月8月の新刊は以下の4点です。8日に発売(小社出庫)しております。
ぜひともご便利な書店様等でお手にとっていただけましたら幸いです。
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■骨董――さまざまの蜘蛛の巣のかかった日本の奇事珍談
ラフカディオ・ハーン 作
平井呈一 訳
赤244-3
定価 792円

『新著聞集』の話を大胆に脚色した「茶わんのなか」をはじめとして,日本各地に伝わる伝説や怪談を再話した9篇からなる「古い物語」と,ハーンの死生観・哲学的思想が顕れる「草ひばり」「露のひとしずく」など11篇の随筆からなる小品集.『怪談』と並び,純化渾一された密度の高い名作と謳われる.解説=円城塔
http://iwnm.jp/322449

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■世界終末戦争(下)
バルガス=リョサ 作
旦 敬介 訳
赤796-7
定価 1573円

主人対奴隷,白人対混血,中央対地方,理性対非理性――.「権力構造の地図と,個人の抵抗と反抗,そしてその敗北を鮮烈なイメージで描いた」(スウェーデン・アカデミーによるノーベル賞授賞理由),ラテンアメリカ現代文学最後の巨人バルガス=リョサ畢生の超大作.凄絶悲惨な戦闘の果てに,信者たちは何を見たのか? 全二冊完結.
http://iwnm.jp/327967

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■20世紀科学論文集 プレート・テクトニクス革命
木村 学 編
青957-1
定価 1155円

1970年代初め,地向斜造山説にもとづく伝統的な地質学理論は,プレート・テクトニクスの確立によって完全に覆された.観測と理論が両輪となって新たな知識体系が創出されていくその過程は,科学史上において他に類を見ない.量子革命,DNA革命とならぶ20世紀の科学革命を,原著論文をひもときながらたどる.
http://iwnm.jp/339571

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■断腸亭日乗(四)昭和八―十年
永井荷風
中島国彦・多田蔵人 校注
緑42-17
定価 1265円

永井荷風(1879~1959)は,三十八歳から死の前日まで四十一年間,日記『断腸亭日乗』を書き続けた.文章の奥から,時代が浮かび上がる.全文収録.(四)は,昭和八年から昭和十年まで,「文芸復興」の風潮の中での孤高の歩みを収める.初めて詳細な注解を付した.注解・解説=中島国彦.全九冊.
http://iwnm.jp/360051

住所

東京都
Chiyoda-ku, Tokyo
101-8002

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火曜日 09:00 - 17:00
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