26/06/2020
【コロナで変わるカードゲームの大会】
お疲れ様です。ブレインナビジャパン事業部のTです。
マスクの着用がマナーになり一蘭スタイルの飲食店が増えるなど、日々生活の変化を肌で感じる昨今ですが、みなさんはいかがですか?
かく言う自分は在宅作業に伴ってデスク周りを整えはじめた結果、日を追う毎に自宅環境が快適になっています。外キライ、家スキ。
今まで普通だった様々な物事が変化していますが、カードゲームのイベントも同様に大きな影響を受け従来の形式から変わろうとしています。小規模なものでは10名前後から、大きなものでは数千人の人間が屋内に集まるアナログゲームのイベントと感染症の相性は言うまでもなく最悪です。
そこで世界初のトレーディングカードゲーム『Magic The Gathering(MTG)』では、PCでリリースされている『MTG Arena(Arena)』やビデオチャットツールの『Discord』を使用したオンライン大会が開催されるようになってきました。
店舗レベルですとArenaのイベント画面をスクリーンショットしたものを店舗のSNSアカウントやDiscordに送信することで、Arenaで使える特殊なデジタルコンテンツをもらえるものや、WebカメラとDiscordの画面共有を使用して自宅で大会に参加できるものがあります。Arenaでのイベントと違って実際にカードを使ってプレイする場合は、対面での対戦に比べてイカサマをやりやすいので、賞品をランダム配布にするなど順位に関係なく楽しめるようにすることで対策しています。
MTGでは賞金がかかった競技性の高いイベントも頻繁に開催していますが、その代表とも言える『Players Tour』もオンラインで開催されました。本来でしたら3日間で行う1000名規模のイベントですが、おそらくは運営上の問題で6月13日と14日、20日と21日、それぞれの日に時間をずらして #1~ # 4までの4大会が開催され、参加者は都合の良い日付を選んで参加できました。各大会の賞金総額が$150,000で合計賞金額は$600,000と他の有名e-Sportsに比べると賞金額は少ないですが、非常にハイレベルな対戦が繰り広げられたトーナメントでした。本大会での日本人の活躍はめざましく、優勝2名、準優勝1名、他TOP8入賞2名と素晴らしい成績を収めました!
オンライン大会のいいところは感染リスクの軽減はもちろん、自室の慣れた環境で参加できるのも大きな利点です。観戦している他人の視線や周囲の環境、雑音などで集中できないプレイヤーもいるかもしれませんが、オンラインなら勝手知った自室で目の前にあるのはモニターだけです。集中を阻害するものはありません。前述のPlayers Tourでは時差の問題もクリアしました。またデジタルゲームだと言語の違いによるコミュニケーションエラーが起きにくいのもいいですね。反面、Discordなどのビデオチャットツールを使用したアナログ対戦では、普段以上に密なコミュニケーションを心がける必要がありそうです。
もちろん問題点もあります。回線、PCスペックによるゲームの中断や画面共有の拒否など物理的な問題から、店舗への集客につながらないために売上が上がらないなど様々です。
自分のように参加する側としてはティルト(またはチルト。ゲームによってニュアンスは変わりますが、概ね合理的な判断ができなくなり感情的な行動をとるような状態のこと)とどうやって向き合うかが、オフライン大会以上に重要になりそうだなと感じました。
ミスプレイや理不尽な負けが重なると、ストレスによってティルトに陥ることはままあります。オフライン大会であれば感想戦や友人との会話で気持ちをリセットすることができますが、自室に1人ではそうも行きません。
なんにせよ変化は始まったばかりです。今後オンライン大会が主流になるのか、事態が落ち着いてオンオフの比重がもとに戻るのか。個人的には大会後の飲み会や遠征地での旅も楽しみなので、以前のようにオフライン大会が開かれるようになることを祈っています。
■Players Tour Online 1 Day 1 - Twitch
https://www.twitch.tv/videos/649482770
Magic went live on Twitch. Catch up on their Magic: The Gathering VOD now.