サライ

サライ 雑誌『サライ』の公式Facebookページです。 歳を重ね、よりアクティブに行動したいと思っている方々へのライフスタイル提案と、日本人が受け継いできた美意識に迫ります。特集内容は旅、食、人物、文化などの他、次世代に伝えたい上質(プレミアム)な情報を取り上げていきます。

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】今宵、ついに『べらぼう』が最終回を迎えました。その幕引きは、まさに「べらぼう」らしい、涙と笑いに溢れた大団円でした。森下佳子先生の卓越した脚本のもと、蔦屋重三郎という稀有で難しい人物を一年間にわたって生き切...
14/12/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
今宵、ついに『べらぼう』が最終回を迎えました。
その幕引きは、まさに「べらぼう」らしい、涙と笑いに溢れた大団円でした。

森下佳子先生の卓越した脚本のもと、蔦屋重三郎という稀有で難しい人物を一年間にわたって生き切った横浜流星さん。
笑いも、怒りも、哀しみも、そして夢も―…そのすべてを見届けさせていただきました。
心からの感謝を込めて、本当にありがとうございました。

さて、最終回のべらぼうな見どころは…。

☆べらぼうな見どころ・その1|雷による「天の裁き」
刃も毒も使わず、雷によって命を落とす一橋治済(演:生田斗真)。
誰かが手を下せば、必ず血は残る――。
だからこそ、すべてを「天の意思」に委ねたこの結末は、時代劇の王道でありながら、どこか新鮮でした。
この計画に関わった者たちが、誰ひとりとして直接手を汚さずに済んだこと。
それ自体が、治済という存在の業の深さを物語っていたようにも思えます。

そして、治済の最期の場に現れた、源内を思わせる髷の男。
顔は映らず、正体も明かされない。
夢か現(うつつ)か、幻か真か――。
答えを示さず、見る者に委ねるこの演出こそ、『べらぼう』らしい幕引きだったのではないでしょうか。

☆べらぼうな見どころ・その2|斎藤十郎兵衛が、最後の「写楽」
これまで物語は、「写楽=絵師集団」という大胆な解釈で進んできました。
ところが最終回、写楽絵の大首に向き合う斎藤十郎兵衛(演:生田斗真)の姿によって、物語はそっと「写楽=斎藤十郎兵衛」へと軌道修正されます。

これまでの描写を否定するものでも、強引な反転でもなく、「集団による写楽」と「一人の写楽」を、両立させる語り口。
写楽研究の長年の議論そのものを、物語の内部に取り込んだかのような流れに、思わず唸らされました。

☆べらぼうな見どころ・その3|べらぼうな最期のとき
蔦重の最期の床には、北尾政演(演:古川雄大)、喜多川歌麿(演:染谷将太)、鶴屋(演:風間俊介)、駿河屋(演:高橋克己)……
戯作者、絵師、本屋、そして吉原の人々が、大勢集まりました。これだけ大勢の仲間に囲まれて最期を迎える、大河ドラマの主人公も珍しいのではないでしょうか。
涙に沈むのではなく、蔦重を呼び戻そうと始まる「屁踊り」。
うるさすぎて「拍子木の音が聞こえねぇ」という一言に、思わず笑ってしまいました。
生も死も、悲しみさえも笑いに変えてしまう――それこそが蔦重のまいた種だったのでしょう。
しんみりさせず、騒がしく、洒落っ気たっぷりに幕を引く。
これ以上ないほど「べらぼう」らしい、粋で愛おしい最期の場面でした。

【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』編集者と月刊『サライ』ライターが、最終回についてより深く解説しています。
記事はこちらからどうぞ
https://serai.jp/hobby/1249777

あわせて、「本居宣長」についての解説記事もどうぞ!
本居宣長:https://serai.jp/hobby/1247821

#サライ #べらぼう #蔦重 #蔦屋重三郎 #横浜流星 #貞 #橋本愛 #喜多川歌麿 #染谷将太 #みの吉 #中川翼 #松平定信 #井上祐貴 #曲亭馬琴 #津田健次郎 #重田貞一 #十返舎一九 #井上芳雄 #大田南畝 #桐谷健太 #北尾政演 #古川雄大 #朋誠堂喜三二 #尾美としのり #江戸 #大河ドラマ #時代劇 #蔦重栄華乃夢噺

ライターI(以下I):『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(以下『べらぼう』)最終回では、阿波徳島に移送される途中の一橋治済(演・生田斗真)が雷に打たれて亡くなるという展開になりました。 編集者A(以下A).....

【読者イベント第2弾報告レポート】 講談師一龍斎貞鏡さん・田辺いちかさんによる講談イベント開催!!!! 2025年10月にサントリーホール・ブルーローズにて行われた、補聴器メーカーのソノヴァ社とサライによる「アクティブ ライフ プロジェクト...
10/12/2025

【読者イベント第2弾報告レポート】
講談師一龍斎貞鏡さん・田辺いちかさんによる講談イベント開催!!!!

2025年10月にサントリーホール・ブルーローズにて行われた、補聴器メーカーのソノヴァ社とサライによる「アクティブ ライフ プロジェクト」の第2弾イベントの詳細を報告。

七代目一龍斎貞鏡(いちりゅうさいていきょう)、田辺いちかのふたりの講談師が高座を務めた特別公演では、参加者に張扇(はりおうぎ)代わりの手拍子を求めたり、合間にピアノの演奏が入ったり、会場のサントリーホール・ブルーローズを大いにわかせました。

講談の前に行なわれたソノヴァ・ジャパンの小杉美綾子さんと元『サライ』編集長の小坂眞吾によるトークセッションでは、難聴は認知症のリスクを高めるという話題も。難聴によって周囲からの情報量が減ることで対人関係や社会生活に消極的になり、結果として認知症に影響が出る可能性が指摘されているのです。

ソノヴァ社・フォナックブランドのハイエンドモデルの「きこえ」のよさを再現したシミュレーター体験も実施。参加者からは「かつての聴力を取り戻した気分です」「以前のように友人と外出するのが楽しくなりそうです」と喜びの声が続出しました。

#一龍斎貞鏡 #田辺いちか
【PR】
https://serai.jp/health/1247873

【サライ1月号】空港にいる外国の方に「何しに日本へ来たか?」とインタビューする人気テレビ番組があります。マイクを向けられた人の中には、流暢な日本語で応じる人も少なくありません。数十年前には考えられなかった光景では?と思いながら楽しく観ていま...
08/12/2025

【サライ1月号】
空港にいる外国の方に「何しに日本へ来たか?」とインタビューする人気テレビ番組があります。マイクを向けられた人の中には、流暢な日本語で応じる人も少なくありません。数十年前には考えられなかった光景では?と思いながら楽しく観ています。その中で、流暢に日本語を話せるようになったきっかけが「漫画との出会い」というエピソードも珍しくないですね。

知らない言葉を覚え、はるばる地球の裏側から「漫画」を産んだ日本を訪ねてくる人。これまさに「漫画」によって人生が変わったということを証明しているのではないでしょうか?

しかし、人の人生をも変えてしまう「漫画」も、数十年前の日本では「学業の妨げ」の象徴のように扱われていました。昭和生まれの世代にとっては、幼少期の苦い思い出の一つや二つはあるでしょう。「漫画なんか読むな」「漫画を読む暇があったら本を読め」「漫画を読んでると馬鹿になるぞ」などと叱られ、取り上げられたものです。それでも隠れて貪り読んだ人も多いのではないでしょうか?

それが、今や国家戦略「クールジャパン」の旗手にまつり上げられています。何がどうなって、こんなにも評価が変わったのか?

酸いも甘いも、辛いも苦いも味わった今だからこそ、改めて、漫画について考えてみのもいいのでは? と思い、2026年1月号では『サライの新漫画論』と題した大特集を組んでいます。大人になった今だからこそ、心に刺さる名作があります。

また、特集は「牡蠣礼讃」と題し、寒くなるほど美味しさを増す有明海の地牡蠣「スミノエガキ」をご紹介しております。

そして、特別付録は、ノリタケ製の2026ドラえもん ミニ・イヤープレート! 『サライ』でしか手に入らないレアな逸品です。飾るもよし、小物置きや料理用小皿として使うもよし。ぜひお見逃しなく!

本日、『サライ』1月号発売です。

#サライ #漫画 #宮崎駿 #萩尾望都 #諸星大二郎 #牡蠣 #ドラえもんミニイヤープレート #ノリタケ

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】今宵は、まさに「夢か現か」の境界線を揺さぶる衝撃回でした。前回のラストに登場した「治済そっくりの男」。その正体が、まさかの斎藤十郎兵衛とは!現在の美術史学的には、写楽の正体は斎藤十郎兵衛ではないかといわれて...
07/12/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
今宵は、まさに「夢か現か」の境界線を揺さぶる衝撃回でした。前回のラストに登場した「治済そっくりの男」。その正体が、まさかの斎藤十郎兵衛とは!
現在の美術史学的には、写楽の正体は斎藤十郎兵衛ではないかといわれていますが、その十郎兵衛を治済(演:生田斗真)の替え玉として登場するなんて、誰が予想できたでしょう。
松平定信(演:井上祐貴)、長谷川平蔵(演:中村隼人)、そして蔦重(演:横浜流星)が共謀して「毒まんじゅう作戦」を企てるという怒涛の展開に、息を呑むばかりでした。

「蔦重栄華乃夢噺」という副題が、ここにきてじわじわ効いてきますね。

さてさて、今宵のべらぼうな見どころは──。

☆べらぼうな見どころ・その1|斎藤十郎兵衛=写楽!? まさかの登場
写楽の正体をめぐる長年の謎に対し、『べらぼう』はこれまで「複数絵師説」を柱に物語を進めてきましたが、ここへきて十郎兵衛を投入することで、物語は一気に新たな深みへ。
歴史研究の定説さえエンタメとして咀嚼し、物語に組み込んでしまう大胆さ──見事というほかありません。
史実を知る人ほど「そうきたか!」と膝を打ちたくなる、鮮やかで痛快な登場だったのではないでしょうか。

☆べらぼうな見どころ・その2|本気の替え玉計画
定信・平蔵・蔦重が練り上げた、まさかの「替え玉作戦」。
毒まんじゅうには毒まんじゅうをというトンチの効いた一手でしたが、将軍・家斉(演:城桧吏)や御三卿の一つで前将軍・家治の異母弟・清水重好(演・落合モトキ)まで巻き込む一大プロジェクトへ。
少しのミスにも激昂する定信を横目に、「まぁ、そういうこともありますって」と泰然と受け流す蔦重の海千山千ぶりが光りましたね。
この混沌の渦の中心で、最も肝が据わっているのが蔦重だと思い知らされる場面でした。

☆べらぼうな見どころ・その3|定信、憧れの耕書堂へ
ついに松平定信(演:井上祐貴)が耕書堂へ!
「春町は我が神、耕書堂は神々が集う場所」
と語り、黄表紙を買い漁る姿からは、「憧れ」がにじんでいて、思わず胸がくすぐられました。
さらに名シーンとなったのが、
「イキチキドフキキテケミキタカカカッタカノコダカ」。
「一度来てみたかったのだ」の間に、
“き・き・ふ・き・け・き・か・か・た・か・こ・か”
を早口で紛れ込ませるという、まさかの照れ隠し。
大人物ゆえの不器用さ、そして少年のような純粋さが一気に露わになった瞬間でした。
最終回前に定信がこんな顔を見せるなんて…「べらぼう」に愛おしかったですね。

次週はいよいよ最終回。
蔦重の夢は、どこへたどり着くのでしょうか?

【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』編集者と月刊『サライ』ライターが、今夜の展開について深掘りしています。
記事はこちらからどうぞ
https://serai.jp/hobby/1249215

あわせて、「一橋治済」「松平定信」についての解説記事もどうぞ!
一橋治済:https://serai.jp/hobby/1153301
松平定信:https://serai.jp/hobby/1150537

#サライ #べらぼう #蔦重 #蔦屋重三郎 #横浜流星 #貞 #橋本愛 #喜多川歌麿 #染谷将太 #みの吉 #中川翼 #松平定信 #井上祐貴 #一橋治済 #生田斗真 #徳川家斉 #城桧吏 #長谷川平蔵 #中村隼人 #清水重好 #落合モトキ #江戸 #大河ドラマ #時代劇 #饅頭こわい

ライターI(以下I):『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(以下『べらぼう』)第47回です。前週のラストで登場した「生田斗真激似」の男性の正体が明かされました。なんと、阿波徳島藩の能役者・斎藤十郎兵衛だという....

母親を介護し100歳で看取るまでの日々を一冊に!!【市毛良枝さんのエッセイ『百歳の景色見たいと母は言い』発売中】市毛良枝さんが、母と娘という関係から、親の老いを受け入れ、看取るまでの介護の日々について1冊にまとめました。「母を見送り約10年...
05/12/2025

母親を介護し100歳で看取るまでの日々を一冊に!!
【市毛良枝さんのエッセイ『百歳の景色見たいと母は言い』発売中】

市毛良枝さんが、母と娘という関係から、親の老いを受け入れ、看取るまでの介護の日々について1冊にまとめました。

「母を見送り約10年がたとうとしています。
家族でできる限界もあり、何が正しいのか簡単に答えは出せないものでした。
それでも、受けとめ方次第で気持ちが楽になることはたくさんありました。

介護に直面する方の参考にはならないかもしれませんが、あらあらと笑っていただき、ほんの少し息抜きでもなれば嬉しいです。」(市川さん)

母と娘の生き方を通して、介護に直面した人々が共感でき、楽しい思い出が人生の糧になり、最後は介護される側も介護をする側も後悔しない人生を送ることになる、ということをポジティブなメッセージとして伝えてくれる一冊です。

『百歳の景色見たいと母は言い』
市毛良枝
定価:1,980円(税込)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09389828

#市毛良枝 #介護

Vivooで自分の体に不足している栄養をチェックしよう! #大塚製薬   #ビブー
01/12/2025

Vivooで自分の体に不足している栄養をチェックしよう!
#大塚製薬 #ビブー

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】今宵はまさに、「心底おそろしくなる」べらぼうな一話でした。後半は、まるで江戸サスペンス劇場を観ているかのようでしたね。思わず「饅頭こわい」と言いたくなってしまいます。一橋治済(演:生田斗真)が、大崎(演:映...
30/11/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
今宵はまさに、「心底おそろしくなる」べらぼうな一話でした。
後半は、まるで江戸サスペンス劇場を観ているかのようでしたね。思わず「饅頭こわい」と言いたくなってしまいます。

一橋治済(演:生田斗真)が、大崎(演:映美くらら)へ饅頭を差し出す場面。
一見優しげな佇まいの中に漂う圧と支配、そして逃げられない恐怖。
毒だと悟りながらも、大崎が受け取らざるを得ない空気に背筋が凍りました。

生田斗真さんの悪役としての完成度が高すぎます。あの微笑みの奥に潜む闇、まさに怪演でした。

さてさて、今宵のべらぼうな見どころは──。

☆べらぼうな見どころ・その1|写楽チーム、覚醒!
歌麿(演:染谷将太)の一筆が加わった瞬間、それまで霧がかっていた世界がぱっと晴れ、絵師たちの筆に一気に「顔の迫力」が宿っていきました。

歌麿が土台を築き、北斎(勝川春朗、演:くっきー!)が仕上げを施していたとしたら─。
「まさか」と思いながらも、「もしやそういうことも?」と胸が騒ぐ… その絶妙な妄想の余白がたまりませんね。

蔦重(演:横浜流星)が追い求めてきた「写楽らしさ」は、まさにこの才能同士の化学反応から生まれたもの。
写楽=絵師集団という大胆な解釈が、まさかここまでしっくり来るなんて…本当に胸が高鳴りましたね。

☆べらぼうな見どころ・その2|28枚もの写楽絵、怒涛の発売!
芝居の初日に一挙28枚の写楽絵がお披露目され、飛ぶように売れ、人々は「誰が描いてるんだ!?」と推理合戦。
「誰が描いてるんだ!?」と推理大会が始まり、ついには杉田玄白まで参戦して「平賀源内説」をぶち上げる始末。
声の大きな瑣吉(演:津田健次郎)がさながら拡声器のように噂を広める姿はぴったりの役どころでした。事実を話さなかった甲斐がありましたね。

これまで蔦重の妄想の住人だった、熊さん八っつぁんも現実に登場していました。まさに「江戸総沸騰」。

それにしても、写楽ブームを巻き起こした蔦重の商才と策士ぶり──やっぱり恐るべし、ですね。

予告に現れた「治済そっくり」の人物はいったい何者なのか…。
まさかの影武者? はたまた……? と想像が広がります。
物語は残すところあと2回。
真実はどこへ収束し、どんな形で最終回を迎えるのか。
緊張と興奮が止まりませんね。

【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』編集者と月刊『サライ』ライターが、東洲斎写楽の正体について考察しています。
記事はこちらからどうぞ
https://serai.jp/hobby/1248537

あわせて、「東洲斎写楽」と「曽我祭」についての解説記事もどうぞ!
東洲斎写楽:https://serai.jp/hobby/1247437
曽我祭:https://serai.jp/hobby/1247697

#サライ #べらぼう #蔦重 #蔦屋重三郎 #横浜流星 #貞 #橋本愛 #喜多川歌麿 #染谷将太 #みの吉 #中川翼 #松平定信 #井上祐貴 #曲亭馬琴 #津田健次郎 #重田貞一 #十返舎一九 #井上芳雄 #大田南畝 #桐谷健太 #北尾政演 #古川雄大 #朋誠堂喜三二 #尾美としのり #江戸 #大河ドラマ #時代劇 #曽我祭の変

ライターI(以下I):『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(以下『べらぼう』)第46回です。前週に続いて、ついに「東洲斎写楽」の全貌が明らかになりました。視聴者の方々はどう受け止めたでしょうか。 編集者A(以下...

竹沢うるま写真展【Boundary | 中心】開催!!「世界は我々を中心に回転しているのか、それとも彼らを中心に回転しているのか。私達はいま一度、天動説と地動説の論争をやり直す時期に来ているのかもしれない」竹沢うるま140を超す国と地域を旅...
28/11/2025

竹沢うるま写真展
【Boundary | 中心】開催!!

「世界は我々を中心に回転しているのか、それとも彼らを中心に回転しているのか。
私達はいま一度、天動説と地動説の論争をやり直す時期に来ているのかもしれない」
竹沢うるま

140を超す国と地域を旅してきた写真家・竹沢うるまによる、4年ぶりの新作発表。2021年発表の「Boundary | 境界」から続くシリーズ最新作。

世界の中心は一体、どこにあるのか。
本写真展は約60点の写真群でその問いを提示します。撮影地は、インドネシア、インド、ベナン共和国、ペルー、モンゴル、日本。

広大な草原、標高5000メートルを超す山々、茶褐色の乾燥した大地。我々が普段生活している世界とは全く異なる風景のなかで、独自の価値観や伝統を大切にしながら生きる人々を捉えた写真たち。

彼らの目線と対峙するとき、本写真展のテーマである「世界の中心」についての疑問が、鑑賞者のなかに湧き上がります。私達がいま立っているところが中心なのか、それとも、いわゆる“僻地”と言われる彼らが立つ場所が中心なのか。

写真のなかでこちらを見つめる人々の視線に見つめられるとき、私達が信じる世界の中心が揺らぎ、世界の見え方が大きく転換します。

会期
●キヤノンギャラリー銀座
2025/12/09~12/24
休館日 日・月・祝日
10:30~18:30 | 入場無料

●キヤノンギャラリー大阪
2026/02/17~02/28
休館日 日・月・祝日
10:00~18:00 | 入場無料

#竹沢うるま #キヤノンギャラリー
https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/takezawa-core

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】今宵、もっとも胸に残ったのは、間違いなく“てい”(演:橋本愛)の存在感でした。松平定信(演:井上祐貴)から大金を引き出す大胆な発想で蔦重(演:横浜流星)を前進させ、さらに歌麿(演:染谷将太)の繊細な心を誰よ...
23/11/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
今宵、もっとも胸に残ったのは、間違いなく“てい”(演:橋本愛)の存在感でした。
松平定信(演:井上祐貴)から大金を引き出す大胆な発想で蔦重(演:横浜流星)を前進させ、さらに歌麿(演:染谷将太)の繊細な心を誰よりも理解して、「これは蔦屋重三郎からの恋文にございます」「私は出家をします」とまで言って彼を説き伏せる強さと優しさをあわせ持つ…。

揺らぐ蔦屋を、確かな力で支えているのは──やはり、ていさんその人だと実感させられる回でした。
さてさて、今宵のべらぼうな見どころは…。

☆べらぼうな見どころ・その1|写楽、ついに誕生!
『べらぼう』版・謎の絵師「写楽」の正体は、絵師たちが力を合わせた“集団・写楽”でした。
思わず「こうきたか!」と膝を打つ、見事な着地でしたね。

実際の歴史でも諸説ある写楽像なだけに、「ひょっとしたら本当にこんなふうに生まれたのかも…」と思わせる説得力がありました。

そして久々に、絵師・戯作者・狂歌師が蔦屋に勢揃いしてワイワイ盛り上がる姿…あの空気感は、蔦屋の黄金期を思い出すようで、胸が熱くなるほど楽しい時間でした。

☆べらぼうな見どころ・その4|歌麿、ついに帰還のとき…
歌麿が浮世絵を仕上げるには、蔦重という「伴走者」が欠かせない。
そして、蔦重が求める源内風の役者絵を描けるのは、歌麿しかいない――。
互いが互いを必要としていることを、静かに、しかし確かに感じ取っていましたね。

喪失とすれ違いを経て、初めて見えてくる「かけがえのなさ」。
離れた時間があったからこそ、二人の再始動はより強く、美しく響くのかもしれません。

物語は残りあと3回。どのようなエンディングに向かっていくのか、非常に楽しみですね!

【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』編集者と月刊『サライ』ライターが、べらぼう版「徳川三代」に思うことについて紹介しています。
記事はこちらからどうぞ
https://serai.jp/hobby/1247952

あわせて、「大田南畝」についての解説記事もどうぞ!
大田南畝:https://serai.jp/hobby/1225813

#サライ #べらぼう #蔦重 #蔦屋重三郎 #横浜流星 #貞 #橋本愛 #喜多川歌麿 #染谷将太 #みの吉 #中川翼 #松平定信 #井上祐貴 #曲亭馬琴 #津田健次郎 #重田貞一 #十返舎一九 #井上芳雄 #大田南畝 #桐谷健太 #北尾政演 #古川雄大 #朋誠堂喜三二 #尾美としのり #江戸 #大河ドラマ #時代劇 #その名は写楽

ライターI(以下I):『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(以下『べらぼう』)第45回では、一橋治済(演・生田斗真)、第11代将軍家斉(演・城桧吏)のやり取りが描かれました。子どもをたくさんつくれということでし.....

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】今宵は、物語が一気に思わぬ方向へ舵を切りました。まさか、松平定信(演:井上祐貴)、長谷川平蔵(演:中村隼人)、そして高岳(演:冨永愛)という、普段なら絶対に交わらない面々が同じ座敷にそろい踏みするとは…。そ...
16/11/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
今宵は、物語が一気に思わぬ方向へ舵を切りました。
まさか、松平定信(演:井上祐貴)、長谷川平蔵(演:中村隼人)、そして高岳(演:冨永愛)という、普段なら絶対に交わらない面々が同じ座敷にそろい踏みするとは…。
そして彼らが蔦重(演:横浜流星)に差し出したのは、まさかの「共闘」の誘い。

敵は誰なのか、源内(演:安田顕)は本当に生きているのか、何が真実で何が虚なのか…。
胸がざわめき、物語が一段深い層へ潜り込んでいくような、そんな夜でした。
さてさて、今宵のべらぼうな見どころは──。

☆べらぼうな見どころ・その1|源内生存説が二人の心に再び灯をともす

死産の痛みで心身ともに衰弱するてい(演:橋本愛)。歌麿(演:染谷将太)を失い、まるで魂が抜けたように座り込む蔦重(演:横浜流星)。
店は重たい空気に覆われ、誰もが先の光を見失っているかのようでした。
そんな中、若き重田貞一(演:井上芳雄)がふいに差し出したのは、平賀源内が作ったとされる「相良凧」。

そして告げられた衝撃のひと言。
「源内は、生きている」
その瞬間、長い闇に閉ざされていた二人の胸に、かすかながら確かな火がふっと灯ったように見えました。

☆べらぼうな見どころ・その2|悲しみを超えていく

小田野直武の急死の影、源内との密なるつながり。
その真相に迫るべく、てい(演:橋本愛)と蔦重(演:横浜流星)が肩を並べて調べ、語り合い、時に微笑み合う姿が印象的でした。
深い喪失の中で止まっていた時間が、まるで源内の残した謎を解き明かしていくごとに、動いていく。

そして、ていがそっと差し出した提案。
「歌さんの下絵を、旦那様が仕上げて売り出しては?」
大胆でありながら、歌麿への深い理解と、蔦重をもう一度前へ進ませたいという優しさがにじむ一言でした。
夫婦が互いの痛みを抱えながらも、同じ未来を見つめて再び歩き出す。
その瞬間がとても尊く、胸に沁みましたね。

☆べらぼうな見どころ・その3|蔦重、運命の誘いを受ける

「ともに敵を討つべく、宿怨を越え、手を組まぬか」
松平定信から放たれた、まさかの言葉。
歌麿を失い、子を失い、母を失い、心の拠りどころを次々と奪われた蔦重は、今、正義も信念も揺らいでいるように見えます。
受けるのか、拒むのか。
どちらに転んでも、蔦重の人生は大きく動き出す… そう感じさせる壮絶なラストでしたね。

次回、物語がどんな方向へ転がるのか。
まさに「べらぼう」な展開が待っていそうです。

【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』編集者と月刊『サライ』ライターが、重田貞一(後の十返舎一九)と相良凧について紹介しています。
記事はこちらからどうぞ
https://serai.jp/hobby/1247306

あわせて、「十返舎一九」についての解説記事もどうぞ!
十返舎一九:https://serai.jp/hobby/1244277

#サライ #べらぼう #蔦重 #蔦屋重三郎 #横浜流星 #貞 #橋本愛 #喜多川歌麿 #染谷将太 #松平定信 #井上祐貴 #曲亭馬琴 #津田健次郎 #重田貞一 #十返舎一九 #井上芳雄 #江戸 #大河ドラマ #時代劇 #空飛ぶ源内

ライターI(以下I):『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(以下『べらぼう』)第44回では耕書堂で本を出したいという駿河出身の若者重田貞一(後の十返舎一九)が登場しました。演じているのが「ミュージカルのプリン....

\\\全量を芋で仕込む本格焼酎『一刻者』///頑固なまでのこだわりが芋焼酎の進化を生む!!宝酒造の「黒壁蔵」があるのは九州南東部、海沿いの小さな町、宮崎県高鍋町。東に日向灘を望み、背には名峰・尾鈴山とその山裾には美しい緑の畝が並ぶ畑が点在し...
16/11/2025

\\\全量を芋で仕込む本格焼酎『一刻者』///
頑固なまでのこだわりが芋焼酎の進化を生む!!

宝酒造の「黒壁蔵」があるのは九州南東部、海沿いの小さな町、宮崎県高鍋町。
東に日向灘を望み、背には名峰・尾鈴山とその山裾には美しい緑の畝が並ぶ畑が点在しています。

芋焼酎とはいえ麹には米を用いるのが一般的ななか、麹も芋を使い、全量を芋で仕込む本格芋焼酎『一刻者(いっこもん)』をつくっています。

芋味の強い酒を狙い開発を始めたものの、できあがったのは思いのほか美しく華やかなお酒。

壁に天然石を用いることで庫内の温度変化を和らげ、湿度も一定に保たれ貯蔵庫「石蔵」で熟成され、芋のほっこりした甘みに、とろりと舌に乗るなめらかさが加わった焼酎になります。

さらに次世代の焼酎づくりに向けて、新しい芋の品種の開発にも成功。
紫系統の芋の華やかな芳香と、橙色の芋の果実様の香りを併せ持つ「百ノ香(ひゃくのかおり)」を用いた新たな『一刻者』を現在開発中です。

#一刻者 #宝酒造 #黒壁蔵
【PR】
https://serai.jp/gourmet/1245628

【りんご植栽150周年】「りんご王国」青森の新しい魅力!!!!1875年(明治8年)に、初めて青森県庁に西洋りんごが植えられて150周年。海外からもりんご狩り客が訪れる「りんご王国」となった青森の新しい魅力を訪ねました。●ReLabo Me...
15/11/2025

【りんご植栽150周年】
「りんご王国」青森の新しい魅力!!!!

1875年(明治8年)に、初めて青森県庁に西洋りんごが植えられて150周年。
海外からもりんご狩り客が訪れる「りんご王国」となった青森の新しい魅力を訪ねました。

●ReLabo Medical Spa & Stay
JR青森駅東口ビル直結の、医療と温泉、食を融合させた次世代型ウエルネスホテル。
青森の食材を使った身体に優しい料理を提供し、天然温泉、スパやヨガなどの様々なウエルネスメニューも楽しめます。

●A-FACTORY
青森りんごの魅力を凝縮した市場兼工房で、シードル醸造所とマルシェ(市場)が融合した「りんごのテーマパーク」。
りんごを丸ごと使ったりんご飴や、職人が一本一本丁寧につくっているシードルなどが楽しめます。

●弘前市りんご公園
約10ha(東京ドーム約2個分)に、メジャーなものから、観賞用、珍しい品種まで約80種類2300本のりんごを栽培。収穫期にはりんご狩り体験もできます。

●弘果弘前中央青果株式会社
りんごの取扱い量日本一、20kg入り木箱・コンテナが最盛期は1日13万ケース集荷されます。12月頃からりんごの競りの見学ツアー開始予定。

「青森県・函館観光キャンペーン」では青森県内を巡る観光列車ひなび(陽旅)の特別運行を始め、雪景色の中を走るストーブ列車、温泉での雪見、伝統文化に触れる体験など、冬の青函エリアならではの旅をご案内。
開催期間:2025年12月1日(月) ~ 2026年3月31日(火)

#青森 #りんご #青森県・函館観光キャンペーン
【PR】
https://serai.jp/gourmet/1245661

住所

Ginza, Tokyo

ウェブサイト

アラート

サライがニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

共有する

カテゴリー