サライ

サライ 雑誌『サライ』の公式Facebookページです。 歳を重ね、よりアクティブに行動したいと思っている方々へのライフスタイル提案と、日本人が受け継いできた美意識に迫ります。特集内容は旅、食、人物、文化などの他、次世代に伝えたい上質(プレミアム)な情報を取り上げていきます。

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】人の数だけ、思いがある――。今宵の『べらぼう』は、田沼意知(演:宮沢氷魚)、佐野政言(演:矢本悠馬)、誰袖(演:福原遥)… それぞれの立場や思いが絡み合い、すれ違い、やがて交差していくような回でした。誰の正...
13/07/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
人の数だけ、思いがある――。
今宵の『べらぼう』は、田沼意知(演:宮沢氷魚)、佐野政言(演:矢本悠馬)、誰袖(演:福原遥)… それぞれの立場や思いが絡み合い、すれ違い、やがて交差していくような回でした。
誰の正しさも、誰の哀しさも、否定できない。
そんな繊細な物語を紡ぎ出す、森下佳子さんの脚本力に、あらためて唸らされました。

さてさて、今宵のべらぼうな見どころは…

☆べらぼうな見どころ・その1|咲かぬ桜と政言の哀しみ
咲かぬ佐野家の桜と、衰えた父・政豊(演:吉見一豊)の背中。
「咲けー!!」と錆びた刀で斬りかかる姿は、失われた誇りにすがる男の絶叫のようでした。
一方で、政言が寄進した桜は、「田沼の桜」として神社で見事な花を咲かせ、人々に親しまれていた。知らぬうちに手放されていたものが、別の名で称えられていく…。

父へのいたわりと、田沼意知への信頼の間で揺れ動く政言の姿には、人を想うことの切なさが滲んでいました。

☆べらぼうな見どころ・その2|誰袖、吉原を去る日
ついに誰袖が大文字屋を去るときが訪れました。
「いやな客のときには、いつも心の内で兄さんの顔をかぶせておりんした」
そう蔦重(演:横浜流星)に告げた誰袖には、言葉にしきれぬ想いと、その裏にあった長く苦しい年月が滲んでいるようでした。
花魁に上りつめても、好きでもない客をとらされる女郎の悲哀…。

「ここは、ぼーっと生きてて幸せになれるところじゃねぇからね」
大文字屋(演:伊藤淳史)の厳しい一言には、吉原で生きる女たちを見守り続ける覚悟の裏返しのようでもありました。
すべてを乗り越えて歩み出す誰袖の背中が、あまりにも美しく、そして切なかったです。

☆べらぼうな見どころ・その3|「咲かぬ桜」と「咲き誇る桜」
政言は、ついに父の錆びた刀を手に江戸城へと向かいます。
「すべてを奪われた」―その思いは、意知への怨嗟であると同時に、認められない己への苦しみでもあったのかもしれません。
政言の一挙手一投足が、胸に迫る回でした。

そして、気になる続きは……まさかの2週間後!
来週は「参院選開票速報 2025」により放送休止とのこと。2週間、思いを巡らせながら、待ちましょう。

【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』編集者と月刊『サライ』ライターが、政言を動かした黒幕について詳しく触れています。
記事はこちらからどうぞ
https://serai.jp/hobby/1235509

本日のキーパーソン「佐野政言」と「田沼意知刃傷事件」についてもあわせてどうぞ!
佐野政言:https://serai.jp/hobby/1227369
田沼意知刃傷事件:https://serai.jp/hobby/1235046

#サライ #べらぼう #蔦重 #蔦屋重三郎 #横浜流星 #田沼意知 #宮沢氷魚 #誰袖 #福原遥 #喜多川歌麿 #染谷将 #松前道廣 #えなりかずき #松前廣年 #ひょうろく #貞 #橋本愛 #江戸 #大河ドラマ #時代劇 #佐野政言 #矢本悠馬 #願わくば花の下にて死なん

ライターI(以下I):『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(以下『べらぼう』)第27回最大のトピックスは、「丈右衛門だった男」(演・矢野聖人)の登場ではないでしょうか。佐野政言(演・矢本悠馬)に讒言する、告げ....

【サライ8月号】いつ頃からか、人生100年時代といわれるようになっておりますが、国家や行政、あるいは誰ぞが、100歳まで生きられることを保障してくれているわけではございません。しかし、恐ろしいいことに、たびたび「人生100年時代」と見聞きし...
08/07/2025

【サライ8月号】
いつ頃からか、人生100年時代といわれるようになっておりますが、国家や行政、あるいは誰ぞが、100歳まで生きられることを保障してくれているわけではございません。

しかし、恐ろしいいことに、たびたび「人生100年時代」と見聞きしておりますと、100歳まで生きられるような気になっております。それは、愚かな私だけでしょうか…? 一方で、気力、体力、記憶力の衰えを感じることがあると「冥土へ召される時が近づいているなぁ〜」なんてことも実感いたすのです。

そうなってきますと、若いときは気にもかけなかったことに、関心が向いたり興味が湧いたりします。さらに、やけに昔を振り返って後悔することも多くなっております。ましてや、身近な人、親しかった人を亡くしたりすると「仏心」が芽生えたりしまして…..、「ガラにもない」と思いながらも「仏像に手を合わせたくなる…」。

さてさて、手を合わせたくなる仏像、いったいどういうものか? とふと疑問が湧いてきます。わけもわからず、ただ手を合わせるよりか、仏像を深く理解した上で手を合わせる方が、サライ世代らしいのではないか? なんて思うわけであります。

そこで、サライ8月号では『あたらしい「仏像」の見方』と題した納涼大特集を企画しております。
サライとともに、亡くした人を偲ぶ旅にでもお出かけになってみてはいかがでしょうか?

特集は「涼味そうめん」。食べ方の極意を知り、産地を訪ね、全国の名品を味わいます。

『サライ』8月号、本日発売です。

#サライ #仏像 #そうめん

\\\補聴器づくり体験編【後編】///ONとOFFで実際に使ってわかった、AIを搭載した最新補聴器の凄い実力!!『サライ』では補聴器ブランド「フォナック」を展開する、スイスにある補聴器のリーディングカンパニー『ソノヴァ』と共同で、記事や体験...
08/07/2025

\\\補聴器づくり体験編【後編】///

ONとOFFで実際に使ってわかった、AIを搭載した最新補聴器の凄い実力!!

『サライ』では補聴器ブランド「フォナック」を展開する、スイスにある補聴器のリーディングカンパニー『ソノヴァ』と共同で、記事や体験イベントを通じ、補聴器による生活の質の向上を目指す「アクティブ ライフ プロジェクト」を開始!!

『サライ』元編集長の小坂眞吾が、人生初の補聴器を装用して約3か月が経過。
これまで人の声や音の聞きづらかった場所で、どのようにきこえ方が変化したのか、リポートします。

通勤電車や馴染みのバーできこえを体験。
「ノイズキャンセリング機能が採用されているので、地下鉄が駅に入線する時の轟音や、車内で感じる雑音がすべて低減されました。
また、狭い店内にさまざまな会話が飛び交う中でも、補聴器が相手のことばをクリアに届けてくれるので、ストレスなく会話が楽しめました」ときこえ方の違いを実感。

さらに会議ではデジタルワイヤレス補聴援助システム「ロジャー」を使用。マイクロホンに入った音声が補聴器に直接届けられるため、話者が離れていても、騒がしい場所であっても相手の声がクリアに聞き取れたという。

「約3か月、補聴器を着け多くの人と対面で会話をしていますが、相手が補聴器に気づいたことは1度もありませんでした」という、小坂の補聴器ライフをお届けします。

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https://serai.jp/health/1233991

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【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】米がない―江戸の危機として描かれましたが、私たちも同じ現実と向き合っているため、とても人ごととは思えませんでした。古米まで出てきて、もはや現代の風刺のようでもありましたね。さてさて、今宵のべらぼうな見どころ...
06/07/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
米がない―江戸の危機として描かれましたが、私たちも同じ現実と向き合っているため、とても人ごととは思えませんでした。古米まで出てきて、もはや現代の風刺のようでもありましたね。

さてさて、今宵のべらぼうな見どころは…

☆べらぼうな見どころ・その1|“言霊”で世を変える、町人たちの挑戦
「米一粒作れねぇこの世の役立たず」と嘆くしかない町人に、いったい何ができるのか?
蔦重(演:横浜流星)が出した答えは、“狂歌”でした。

笑いと希望をのせた言葉を、天に向かって放つ『歳日狂歌集』は、歌麿(演:染谷将太)とともに紡いだ、まさに江戸っ子流のエール。

「めでてぇ世にしちまおう」なんて一見ふざけたようでいて、本気で世の中を変えようとする覚悟が、胸を打ちました。

言葉に力があると信じる蔦重の姿は、言葉にできない不安を抱える今の私たちにも響きます。

☆べらぼうな見どころ・その2|“江戸一の利き者の妻”は、石頭でもいい
人づきあいには長けていても、恋にはちょっぴり不器用な蔦重(演:横浜流星)。
それでも彼が貞(演:橋本愛)にかけた「自分が目利きした、たった一人の女房が貞だ」という言葉は、まっすぐすぎるほどまっすぐで、貞の心を動かしました。
どこか不器用なふたりが本当の夫婦になる瞬間は、静かだけれど美しいものでした。

そして翌朝。
「生まれ変わったら、女になりたい」―歌麿(演:染谷将太)がつぶやいたひと言に、そっと滲んだ切なさもまた、胸に残ります。
誰かを想うことの美しさと、痛み。その両方を感じさせてくれる回でしたね。

☆べらぼうな見どころ・その3|押しかけ女房、ではなく押しかけ“母上”参上
長らく音信不通だった母・つよ(演:高岡早紀)が、突然蔦重の前に現れました。
「お前、おっかさんを捨てるのかい!」とんでもないひと言を放ちつつ、ちゃっかり髪結いを始めては、本の販促まで展開。
「髪結い中に本をおすすめ」なんて斬新すぎるアイデアを、貞との連携で見事に形に。

この親にしてこの子あり。血は争えませんね。

【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』編集者と月刊『サライ』ライターが、「米騒動」や「髪結」など、物語の背景をじっくり解説中!
記事はこちらからどうぞ
https://serai.jp/hobby/1234895

本日のキーパーソン「徳川治貞」についてもあわせてどうぞ!
徳川治貞:https://serai.jp/hobby/1228942

#サライ #べらぼう #蔦重 #吉原 #蔦屋重三郎 #横浜流星 #田沼意知 #宮沢氷魚 #誰袖 #福原遥 #喜多川歌麿 #染谷将 #松前道廣 #えなりかずき #松前廣年 #ひょうろく #貞 #橋本愛 #江戸 #大河ドラマ #時代劇 #おととしの米 #三人の女

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】灰が降り積もった江戸の空の下、“日本橋の蔦屋”がついに誕生―。蔦重(演:横浜流星)の志が、町人たちの心を動かし、そしてひとりの女性の人生も動かしました。舞台は吉原から、日の本の中心・日本橋へ。今宵の『べらぼ...
29/06/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
灰が降り積もった江戸の空の下、“日本橋の蔦屋”がついに誕生―。蔦重(演:横浜流星)の志が、町人たちの心を動かし、そしてひとりの女性の人生も動かしました。

舞台は吉原から、日の本の中心・日本橋へ。今宵の『べらぼう』は、蔦重という男の“真の始まり”を告げる回だったのかもしれません。

さてさて、今宵のべらぼうな見どころは…

☆べらぼうな見どころ・その1|浅間山の灰とともに、蔦重の信念が舞う
降りしきる灰に立ち向かう蔦重の姿は、まさに“店主”そのもの。花魁たちの着古した着物で屋根を覆い、帯で樋を塞ぎ、桶を配り… その行動は町中に連鎖していきました。

「面白くねえ仕事こそ、面白くやんねぇと」
誰もが面倒だと思うことを、皆で楽しむ工夫に変える。蔦重の“町の耕し方”が、心に残りました。

☆べらぼうな見どころ・その2|愛しさゆえの一線、意知と誰袖
ようやく気持ちを通わせたかに見えた田沼意知(演:宮沢氷魚)と誰袖(演:福原遥)。
「いっそ蝦夷などやめればと思うようになる」
政と恋のはざまで揺れる意知の本音と、膝枕での“許し”。
思いが重なるだけではなく、互いの立場や使命までも包み込むような、静かで深い一夜でした。

☆べらぼうな見どころ・その3|「暖簾」で結ばれた、新たな始まり
ついに迎えた、貞(演:橋本愛)との祝言。眼鏡を外し、花嫁衣装に身を包んだその美しさに、蔦重(演:横浜流星)も思わず言葉を失うほど。

そしてその場に届けられたのは、鶴屋(演:風間俊介)からの祝いの「暖簾」。
吉原者としての蔦重が、心から日本橋に迎えられた瞬間でした。
まさに、鶴屋の言葉どおり―「灰降って、地固まる」。この先に広がる未来が楽しみですね。

しかし、予告では「おととしの米なら」という言葉も出てきました。今の私たちにも他人事ではなさそうです…。

【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』編集者と月刊『サライ』のライターが、米騒動や浅間山の噴火、陶朱公までを徹底解説!
記事はこちらから…
https://serai.jp/hobby/1234073

本日のキーパーソン「鶴屋喜右衛門」と「天明の飢饉」についてもあわせてどうぞ!
鶴屋喜右衛門:https://serai.jp/hobby/1215486
天明の飢饉:https://serai.jp/hobby/1233577

#サライ #べらぼう #蔦重 #吉原 #蔦屋重三郎 #横浜流星 #田沼意知 #宮沢氷魚 #誰袖 #福原遥 #喜多川歌麿 #染谷将 #松前道廣 #えなりかずき #松前廣年 #ひょうろく #貞 #橋本愛 #鶴屋喜右衛門 #風間俊介 #江戸 #大河ドラマ #時代劇 #おととしの米 #灰の雨降る日本橋

ライターI(以下I):ちょっと先走ってしまうのですが、蔦屋重三郎(演・横浜流星)のお墓は東京浅草の正法寺にあります。関東大震災(1923年)までは、建立当時の墓石が残っていたそうですが、現在のものは墓碣銘.....

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】今宵の『べらぼう』は、志と矜持がぶつかり合う“まさか”の連続。日本橋進出を賭けた蔦重(演:横浜流星)の勝負手は、なんと“プロポーズ”という奇手! そして誰袖(演:福原遥)が仕掛ける松前家への抜け荷話も、つい...
22/06/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
今宵の『べらぼう』は、志と矜持がぶつかり合う“まさか”の連続。日本橋進出を賭けた蔦重(演:横浜流星)の勝負手は、なんと“プロポーズ”という奇手! そして誰袖(演:福原遥)が仕掛ける松前家への抜け荷話も、ついに動き出します。

さてさて、今宵のべらぼうな見どころは…

☆べらぼうな見どころ・その1|ていの“本懐”に、蔦重が見たもの
往来物に込められた貞(てい、演:橋本愛)の言葉は、本が果たす“ほんとうの務め”を教えてくれるものでした。それはまさに、“書で世を耕す”耕書堂の志と響き合う信念。
父への悔い、自らの無力さを吐露するていの背に、蔦重は何を見て、何を想ったのでしょうか―。蔦重とていとの今後を予感させるシーンでしたね。

☆べらぼうな見どころ・その2|誰袖、ついに松前家を“動かす”
色香と知恵を武器に、誰袖(演:福原遥)が仕掛けた一手。その術中に嵌まった松前廣年(演:ひょうろく)を通じて、ついに兄・道廣(演:えなりかずき)までもが抜け荷話に首を突っ込み始めました。すべては、意知(演:宮沢氷魚)と誰袖の描いた筋書き通り…?

その前には、田沼意次(演:渡辺謙)と三浦庄司(演:原田泰造)が「吉原で廣年を見かけた」と道廣の耳に入れ、怒りを巧妙に誘導。そんな策謀の渦を見つめる一橋治済(演:生田斗真)の視線が、ただただ不気味でした。

☆べらぼうな見どころ・その5|柏原屋の一言に、運命が再び動く
全てが振り出しに戻ったかに見えた矢先、現れたのは…旅姿の男。
「蔦屋さん、うちからあの店、買いまへんか?」
絶たれたかに思えた道の先に、差し込んだ一筋の光。日本橋進出の夢は潰えていなかった。いや、むしろここからが本番なのかもしれません。蔦重の挑戦はまだ終わらない。次回の“べらぼう”、ますます目が離せません!

【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の編集者と、月刊『サライ』のライターが、松前藩や、松前廣年について掘り下げています。
記事はこちらから…
https://serai.jp/hobby/1233364

本日のキーパーソン「平秩東作」「松前廣年」もあわせてどうぞ!
平秩東作:https://serai.jp/hobby/1215950
松前廣年:https://serai.jp/hobby/1228843

#サライ #べらぼう #蔦重 #吉原 #蔦屋重三郎 #横浜流星 #田沼意知 #宮沢氷魚 #誰袖 #福原遥 #喜多川歌麿 #染谷将 #松前道廣 #えなりかずき #松前廣年 #ひょうろく #貞 #橋本愛 #江戸 #大河ドラマ #時代劇 #げにつれなきは日本橋

ライターI(以下I):『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(以下『べらぼう』)では、松前藩の領地を上知(あげち)させるべく、松前藩のあら捜しをしている展開が続いています。 編集者A(以下A):ご法度である「.....

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】今宵の『べらぼう』は、蔦重(演:横浜流星)が“江戸の外”へと歩を進める、大きな転機の回でしたね。吉原を仰ぎ見る場所にしたい――その志が、ついに「日本橋進出」という形で動き出しました。舞台は吉原から、江戸の中...
15/06/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
今宵の『べらぼう』は、蔦重(演:横浜流星)が“江戸の外”へと歩を進める、大きな転機の回でしたね。吉原を仰ぎ見る場所にしたい――その志が、ついに「日本橋進出」という形で動き出しました。

舞台は吉原から、江戸の中心・日本橋へ。そして視線の先には、“日の本”全土が…!
さてさて、今宵のべらぼうな見どころは…

☆べらぼうな見どころ・その1|蔦重の決意
駿河屋(演:高橋克己)に殴られ、階段から突き落とされても、志を語る姿はまさに“江戸一の利き者”! 「江戸の外れの吉原もんが、日本橋の真ん真ん中に店張るんですぜ」、一歩も引かない蔦重の大志が胸に刺さりました。

☆べらぼうな見どころ・その2|誰袖の涙、廣年のほだし
「主さんともっとお会いできるかと思いんして」―抜け荷の話を持ちかけた誰袖(演:福原遥)の一筋の涙が、松前廣年(演:ひょうろく)の心を揺らします。

「早く身請けしておくんなんし」と言う視線の先にいるのは、田沼意知(演:宮沢氷魚)…。誰袖の“したたかさ”と“妖艶さ”に流石の意知も心を奪われたのでしょうか…? それにしても誰袖演じる福原遥さんは、艶っぽかったですね。

☆べらぼうな見どころ・その5|“日の本一”を揃えた耕書堂
春町(演:岡山天音)、喜三二(演:尾美としのり)、歌麿(演:染谷将太)―「今うちに足りねぇのは、俺の日本橋だけでさ!」という蔦重の言葉に、これまでの歩みがぎゅっと詰まっていました。

蔦重が持つのは、人を輝かせる力。その集大成が、次のステージへの原動力となるのかもしれません。本を通じて“国を耕す”―源内の言葉が実現する日も近いのかもしれませんね。

【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の編集者と、月刊『サライ』のライターが、天明狂歌ブームと花魁誰袖について語り合っています。
記事はこちらから…
https://serai.jp/hobby/1232835

本日のキーパーソン「誰袖」もあわせてどうぞ!
誰袖:https://serai.jp/hobby/1227066

#サライ #べらぼう #蔦重 #吉原 #蔦屋重三郎 #横浜流星 #田沼意知 #宮沢氷魚 #誰袖 #福原遥 #朋誠堂喜三二 #尾美としのり #喜多川歌麿 #染谷将 #恋川春町 #岡山天音 #大田南畝 #桐谷健太 #松前廣年 #ひょうろく #江戸 #大河ドラマ #時代劇 #我こそは江戸一利者なり

ライターI(以下I):ヒット作を連発して「江戸の利者」と称されるようになった蔦重(演・横浜流星)ですが、相撲見物に打ち合わせに宴席にと、忙しい日々を送っています。生き急いでいる感がしないでもないのです...

【サライ7月号】酒の味など、ろくすっぽわかりもしない青二歳だった頃、安い酒の代名詞のように思い込んでいた焼酎も、サライ世代になってみますと、物知らずの極みであったことを思い知ります。聞くところによりますと、数十万で取引される古酒もあるようで...
09/06/2025

【サライ7月号】
酒の味など、ろくすっぽわかりもしない青二歳だった頃、安い酒の代名詞のように思い込んでいた焼酎も、サライ世代になってみますと、物知らずの極みであったことを思い知ります。
聞くところによりますと、数十万で取引される古酒もあるようです。焼酎の原料も「芋」や「麦」、「蕎麦」くらいかと思いきや、今では、米に大豆、海藻、香草、ハーブと多彩です。そんなことから「洋酒なんぞは邪道だ」という左党もいるとかいないとか…?

さらに調べてみると、その製法も「単式蒸留焼酎」「連続式蒸留焼酎」「混和焼酎」があるようです。製法も原料も異なるのであれば、一つ一つ、じっくりと味わってみたくなるのが、酒好きの心情というものではないでしょうか? 

そうした御仁に向けて『サライ』7月号では、「夏に染み入る本格『焼酎』」特集を組みました。『サライ』7月号を片手にほろ酔い気分に浸りながら、焼酎のことを深く深く学ぶのも一興ではないでしょうか。

ところでところで、酒のつまみと言っては何ですが…..
朝のNHK連続テレビ小説では、やなせたかしさんをモデルにした『あんぱん』が好評でございます。聞くところによりますと、『それいけ! アンパンマン』がテレビアニメ化されたのは、やなせたかしさんが69歳のときだったとか。

サライ世代の中には、「もう俺の人生は終わった。これからは終活だ!」なんて口にする諸先輩もおいてになるかもしいれませんが……やなせたかしさんの言葉を糧に、もう一花も二花も咲かせてみてはいかがでしょうか。

『サライ』7月号、好評発売中です!

#サライ #焼酎 #やなせたかし #あんぱん

【特別モニター募集中】年齢を重ねた女性の健やかさと美しさをサポートするエクエル   #エクエル  #大塚製薬
09/06/2025

【特別モニター募集中】
年齢を重ねた女性の健やかさと美しさをサポートするエクエル
#エクエル #大塚製薬

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】今宵の『べらぼう』は、笑いと皮肉、そして志が交錯する“濃密な一時間”でした。ラストシーンでは、蔦重(演:横浜流星)が目指す「本作り」と、意知(演:宮沢氷魚)が見据える「国づくり」が、ついに交わりはじめた気配...
08/06/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
今宵の『べらぼう』は、笑いと皮肉、そして志が交錯する“濃密な一時間”でした。ラストシーンでは、蔦重(演:横浜流星)が目指す「本作り」と、意知(演:宮沢氷魚)が見据える「国づくり」が、ついに交わりはじめた気配… ぞくりときましたね。

さてさて、今宵のべらぼうな見どころは…
☆べらぼうな見どころ・その1|「皮肉屋の春町」、復活!
筆を折った春町(演:岡山天音)に、再び筆を取らせたのは、やはり仲間の存在でした。
「皆お前がやるこた好きなんだよ。おもしれぇから真似したくなんだよ」という喜三二(演:尾美としのり)のまっすぐな言葉、沁みましたね。

それにしても、喜三二と春町の間に流れる、優しさと信頼の空気感はほっとするものがありますね。

新作『廓𦽳費字尽(さとのばかむらむだじづくし)』は、春町の“作り文字”と吉原の皮肉を絡めた一冊。まさに「皮肉屋の春町」の真骨頂。戻ってきてくれて、本当によかった!

☆べらぼうな見どころ・その2|政演と春町、“和解の酒”
政演(まさのぶ、演:古川雄大)が、春町の新作を「おもしれえ」と素直に認め、春町も過去を詫びて酒を酌み交わす…。何もかも水に流すような、江戸の男同士の粋な関係。

傍らでそっと微笑む歌麿(演:染谷将太)や喜三二の存在が、いっそうその場を温かく見せてくれました。

☆べらぼうな見どころ・その3|意知、誰袖に“覚悟の返事”
松前家の抜け荷を暴くため、誰袖(演:福原遥)が仕掛けた“情報と引き換えの身請け”の提案。一度は断った意知も、ついに覚悟を決めて「見事、証しを立てられた暁には…」と応じました。吉原に生きる女と、幕政に身を置く男の、切実で、危うい取引。その行方が気になります。

それにしても、松前廣年を演じるひょうろくさんは、兄の松前道廣を演じるえなりかずきさんに面立ちがそっくりですね。誰袖を見ていたときの表情が似ていて驚きました。

この先、蔦重たちがどんな「そう来たか」を見せてくれるのか、ますます目が離せません!
【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の編集者と、月刊『サライ』のライターが、春町の新作の裏側と、江戸の放屁について深掘りしています。

記事はこちらから…
https://serai.jp/hobby/1232049

本日のキーパーソン「恋川春町」と「松前廣年」もあわせてどうぞ!
恋川春町:https://serai.jp/hobby/1222562
松前廣年:https://serai.jp/hobby/1228843

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ライターI(以下I):『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(以下『べらぼう』)第22回は、前週の続きで吉原にある大文字屋の誰袖花魁(演・福原遥)の部屋の場面から。誰袖が、田沼意知(演・宮沢氷魚)と何やら秘密の....

\\\補聴器づくり体験編【前編】///良い「きこえ」との出会いによって、音の世界が変わり毎日がもっと楽しくなる!!『サライ』では補聴器ブランド「フォナック」を展開する、スイスにある補聴器のリーディングカンパニー『ソノヴァ』と共同で、記事や体...
05/06/2025

\\\補聴器づくり体験編【前編】///
良い「きこえ」との出会いによって、音の世界が変わり毎日がもっと楽しくなる!!

『サライ』では補聴器ブランド「フォナック」を展開する、スイスにある補聴器のリーディングカンパニー『ソノヴァ』と共同で、記事や体験イベントを通じ、補聴器による生活の質の向上を目指す「アクティブ ライフ プロジェクト」を開始!!

『サライ』元編集長の小坂眞吾が、フォナックの補聴器を実際に体験しました。
音楽と落語をこよなく愛する趣味人で、仕事でもCD制作などを通じて長年“音”と接してきた小坂。
「私はもの心ついた時から現在まで左耳がまったく聞こえません。自分はそういうものだと思って60年間生きてきました。それが、ソノヴァの補聴器の性能のよさを知り、左耳は聞こえないまでも、右耳のきこえがよくなれば人生が変わるかもしれないと思いました。そんな期待を胸に補聴器をつくることにしました」という、小坂の生涯初の補聴器づくりをリポートします。

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【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】「屁!屁!屁!屁!」と音頭をとる大田南畝(演:桐谷健太)の予告カット、ずっと気になっていた人も多かったのではないでしょうか? 今宵、ようやくその背景が明らかに。恋川春町(演:岡山天音)の爆発で凍りついた空気...
01/06/2025

【『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』】
「屁!屁!屁!屁!」と音頭をとる大田南畝(演:桐谷健太)の予告カット、ずっと気になっていた人も多かったのではないでしょうか? 今宵、ようやくその背景が明らかに。

恋川春町(演:岡山天音)の爆発で凍りついた空気の中、思わず屁をこいてしまった次郎兵衛(演:中村蒼)の“らしさ”も炸裂。場の空気ごと吹き飛ばすような、まさに「べらぼう」な一幕でした。

さてさて、今宵のべらぼうな見どころは…

☆べらぼうな見どころ・その1|耕書堂、挫折からの「そう来たか」
「雛形若葉」はまったく売れず、蔦重(演:横浜流星)は挫折を味わいます。でも、彼には悔しさを吐き出せる仲間がいる。そのこと自体が、蔦重の強さだと感じました。
「そう来たか」は、蔦重の歩みそのものを表す言葉なのかもしれません。

そして、歌麿(演:染谷将太)に語りかけたひと言――「お前は蔦屋史上飛び切りの『そう来たか』になんの」。
蔦重の真剣で力強い言葉と、歌麿が嬉しさを噛み締める姿に、グッときました。

☆べらぼうな見どころ・その2|矜持と嫉妬、春町の爆発
恋川春町が、北尾政演(まさのぶ、演:古川雄大)の快進撃に苛立ち、怒りを爆発させた今宵。
自分の作品を下敷きにされた…と思えば、あれほどの悪酔いも無理からぬところ。
狂歌での皮肉、筆を折っての「これにてごめん!」には、作家の矜持と寂しさがにじんでいるようでした。

でも、親身になっていた朋誠堂喜三二(演:尾美としのり)まで巻き込まれてしまったのは、お気の毒な感じでしたねぇ…。

☆べらぼうな見どころ・その3|蝦夷地にうごめく陰謀と野望
松前道廣(演:えなりかずき)は、登場からして非道ぶり全開。さらに背後には、一橋治済(演:生田斗真)の影が色濃くちらつき始めました。

田沼意次(演:渡辺謙)も、白天狗と呼んで治済の動きを危険視している様子がありましたね。それでも、意知(演:宮沢氷魚)をこの策に巻き込む決断には、覚悟の重みを感じました。

幕府の勢力図がどう塗り替えられていくのか―緊張が高まります。

【べらぼう 満喫リポート】では、『初めての大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の編集者と、月刊『サライ』のライターが、帝政ロシアと蝦夷問題、子役スターについて徹底解説しています。ぜひご覧ください。

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https://serai.jp/hobby/1231262

本日のキーパーソン「松前道廣」を紹介しております。あわせてどうぞ!
松前道廣:https://serai.jp/hobby/1228834

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ライターI(以下I):『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(以下『べらぼう』)第21回では、『赤蝦夷風説考』なる書物が話題になりました。 編集者A(以下A):『赤蝦夷風説考』は仙台藩江戸詰め藩医である工藤平助の...

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