14/12/2025
大変、大変お待たせしました……!
8年目となる、8月はじまりの『港町カレンダー』。2026年1月から7月まで使えるカレンダーが完成しました。
https://manapub.stores.jp/items/693d1b02e68498f7f438f4a7
※12月中旬より順次発送させていただきます。
このカレンダーは、「真鶴の一年は、7月下旬の貴船まつりを中心に回っている」という、まちに根付く感覚をカレンダーにし、8月で始まり、7月で終わるカレンダーになっています。
毎年テーマを変えている『港町カレンダー』ですが、今年のテーマは、真鶴の地元の人に昔から使われ、親しまれている路地、通称「背戸道」をテーマにしました。
すべてこのカレンダーのための、山田将志さん .1 による描き下ろしです。
以下、「はじめに」より、山田さんの言葉。
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家と家の間を縫うように張り巡らされた静かな背戸道は、どことなく生活の気配がします。それは、人間だけが醸し出しているものではありません。
苔の生えた石垣。軒先の植栽。季節の花。庭の実のなる木々。風に揺られる干物網。横切る猫。
僕が普段通る背戸道では、植物で季節の移り変わりを感じ、漏れ聞こえてくる家庭の声を平穏に思い、換気扇から漂う料理の匂いで夕食の献立が決まる日もあります。
日常使いの道から、たまにしか通らないけどお気に入りのものまで、町内の背戸道を描きました。
人によって季節や時間帯で感じるものが違うと思います。僕は夕方、犬の散歩で通る背戸道が好きです。あなたはどの背戸道がお気に入りですか?
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価格:1,100円(税込)
発売日:2025年12月15日
体裁:210mm×210mm(A4変形・正方形サイズ)
絵と文:山田将志
デザイン:鈴木大輔(濁点) .suzuki
企画と編集:川口瞬・山中美友紀(真鶴出版)
発行人:川口瞬(真鶴出版)
発行元:真鶴出版