07/01/2026
diSSUE Vol.3 「ブラックメタルの現在地」(ZINE) 入荷しました...。3LAも寄稿してます。
またやばいものが世の中に出てしまったなぁ…
去年2025年の文フリでただ近くの席に偶然なってしまったから…というわけではなく、あのイベントでは音楽のジャンルで書き物をしている集団が少なくて、そしてさらにエクストリームな人たちは更に少なかった。ということで、当然チェックせざるを得ない、diSSUE。しかし納品されたVol.3を見て驚愕してしまった。
「めちゃくちゃデカくなってねえか」
圧倒的にボリュームが増したVol.3を少し読んでみたけど、面白いです。
対談についても、心理的にオープンになっている内容になっていて、商業誌ではなかなか出来ないものになっている=つまり、こうした個人集団で発行する意味のあるZINEである。そして、数々の雑誌がその紙面の多くをインタビューに割く中で、しっかりとディスクレビューを掲載している。やっぱりディスクレビューを書かなければ、僕は信頼しない。内容はさておき、まずはディスクレビューを書くこと。そこが始まりとすら思っています。
個人的にはブラックメタルをたくさん聞いたのは2010年頃、2020年に入るころには聴いているのはほんとに一握りのバンドだけになりました。その主な理由は、ブラックメタルをDIGする理由が自分にとって無くなりかけていたから。随分前から世の中で上がってくるブラックメタルの多くが、オカルトや北欧神話のモチーフを使い回しすぎて飽き飽きしてしまったから。そして、対極から上がってくる新しいブラックメタルも、血の匂いのしない「ブラックメタル」という名の、別にブラックメタルを感じないヘヴィミュージックがほとんどのように感じてしまったから。
でもこれを読んで、いまのブラックメタルももう一度聴き直してみようという気持ちになりました。名だたる参加者達の文字の間に、私も混じってしまっていますが、いいんですかねーー。いいですよね。
『オールドスクール・デスメタル・ガイドブック』著者と某ユニオンの暗黒担当による音楽ファンジン diSSUE Vol.3
【コンテンツ】
●ブラックメタル座談会2025
参加者:田村”BLOOD FIRE DEATH”直昭(ディスクユニオン)/ こるぴ(DIES IRAE)/ diSSUE編集部:村田恭基(ゲルマニウム)/ 井出翼
●ブラックメタルの現在地 2015-2025:業界関係者に聞いた傑作2選
寄稿者:Oishi Shota(Zero Dimensional Records)/ 大倉了(RECORD BOY)/ 関根成年(はるまげ堂)/ 藤島真(Weird Truth Productions)/ 水谷暁人(3LA)/ 時田淳(ディスクユニオン)/ YamaDB(Ethereal Sin)/ Kazu(SeeK)/ NiiK(Pale)/ 渡邊宏総(Pale)/ エビアニメ(Heteropsy)/ アウトブレイク・ショウ / 近藤知孝(あちゃ)/ 和田信一郎(s.h.i.)
●インタヴュー
回答者:Dmytro Eugenovich Marchenko(Këkht Aräkh)/ Benjamin König(Sun After Dark, ex-Lunar Aurora)/ Alan Jones(Pagan Altar)/ 小林うてな(鬼の右腕)/ Vladimir Frith(Рожь)/ H.V. Lyngdal(Martröð, Wormlust, Vörnir)/ M. Opium(Tetragrammacide)
●ブラックメタルの現在地 2015-2025:380タイトル・レヴュー
執筆者:田村”BLOOD FIRE DEATH”直昭(ディスクユニオン)/ こるぴ(DIES IRAE)/ 渡辺清之 / 清家咲乃 / diSSUE編集部:村田恭基(ゲルマニウム)/ 井出翼
計7アーティストへのインタヴュー+14名の特別寄稿
+豊富な(400タイトル近い)ディスクレヴューを掲載
A4判 / 全154頁(本文モノクロ)2,200円