01/09/2025
宮沢です。上海でGoldwinが主催するイベントに画家・ミュージシャンであるGOMAさんのライブプログラムがあり、その映像演出で行ってきました。
会場は郊外にある緑地でこの日限りの特設ステージ。
初日は、移動およびGoldwinのボスと前乗りしていたGOMAさんのアテンドで上海の街巡り。
上海は新しい建物と古い建物が入り乱れるとてつもないスケールのでかい街並み。あと、空気がキレイ。電気自動車や電気のバイクが多くなり、大幅に改善したそうです。また至る所に自転車が置いてあって、WeChatや Alipayで簡単に利用できるそう。実際、車も多いけど自転車で移動する人もかなり多かったです。
そして、2日目はリハーサル日。
「問題が何もないことはない!」と言われてただけにドキドキの現場へ。
日中の暑さを避け、夕暮れから始まった巨大なLEDスクリーンのセッティングは、翻訳アプリを駆使しながら現地のエンジニアとやり取りし、無事に完了!互いに英語が喋れなくてもどうにかなるもんだなと。
ちなみにFOHの隣では音響のヤスさんが現地の方と英語と音声変換アプリを駆使しながらやり取りしてました。
3日目は本番。
このイベントはGoldwinのPRイベントなので無料で誰でも?入れるそう。印象的だったのは、動画やスチールのカメラマンが多く、来場者含めたくさんの撮影が行われていたこと。ケータリングの皿から箸、コップやナプキン、大きな壁や道のフラッグなど、至る所にGoldwinのロゴが入っているという徹底ぶり。
来てくれた人が写真を撮って、SNSに投稿してもらうことが目的になっているとのこと。
もちろん人口の多い中国だからこそのプロモーション方法かもしれないけれど、広告制作の業界として、とても勉強になる。
そして本番。
ど迫力の音響と映像にきっとお客さんも満足してくれたと思う。GOMAさんのディジュリドゥと三星章紘ことミッチャンとのデュオ素晴らしい演奏でした。
上海のツアーで感じたことは音楽ステージを作り上げるということに限らず、内装屋にも関わらず愛嬌や度胸で、職務を超えてイベントのあらゆる設営や交渉、現場対応をする森下くんやハタさんの働きっぷり、無口で全くコミュニケーションが取れなかったけど、タバコに差し出してくれた映像エンジニアの彼、見た目が髭もじゃで怖いけど、スピーカーを取りに行ったり動きまくってた音響のウーさん、日本に行ったことがないのにめちゃくちゃ日本語がうまくてお喋り上手はセンちゃん、いろいろ現地のことを教えてくれたカメラマンの名前忘れちゃった彼女、そしてGOLDWINのボスなど、いろいろトラブルはあったけど素晴らしいスタッフとのイベントでした。
中国人とか日本人とか、言語とか関係なく見習うことが多いツアーでした。もはや誰が日本人で中国人か分からなかったけど。。
大事なのは臨機応変に対応できる度胸と愛嬌と徹底した仕事っぷりだなと。
また会おうって言ってみんなと別れました。
きっと一生懸命仕事をしていたら、中国でも日本でも何処かでまた会える気がしています。
誘ってくれたGOMAさんすみえさんありがとうございました。