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私たちは電子書籍の企画・制作・出版を行っています
日本国内にも海外にも、有能で熱意にあふれるライターが大勢存在しています。
しかし、残念ながら、彼らの著作物は既成の出版システムの壁に阻まれたり、
単にチャンスがないために日の目を見ないのが現状です。
そんな現状を打破するため電子書籍という安価でボーダーレスな形で、
世界各地のライターの作品を読者に提供します。

【✨磯自慢が世界一の栄冠に!✨】素晴らしいニュースが飛び込んできました!世界最大規模の日本酒コンペティション「SAKE COMPETITION 2024」の純米酒部門にて、静岡の磯自慢酒造が醸す「磯自慢 雄町 特別純米53」が、見事1位を獲...
03/07/2025

【✨磯自慢が世界一の栄冠に!✨】

素晴らしいニュースが飛び込んできました!
世界最大規模の日本酒コンペティション「SAKE COMPETITION 2024」の純米酒部門にて、静岡の磯自慢酒造が醸す「磯自慢 雄町 特別純米53」が、見事1位を獲得しました!本当におめでとうございます!

この世界一の味わいを支えるのが、書籍『私だけの日本酒』の主人公である、南部杜氏・多田信男さんです。

書籍で語られる多田さんの酒造りは、まさに信念の塊。
「酒造りは洗いに始まって洗いに終わる」という哲学のもと、米洗いから道具の洗浄まで一切の妥協を許しません。また、華やかな香り系酵母が全盛の現代において、あえて伝統的な酵母を使い「自分が毎日飲みたい、キレイで飲み飽きない酒」を造り続けています。

今回の受賞酒に使われている「雄町」米は、多田さんが磯自慢に来てから本格的に扱うようになった酒米。その米の特性を最大限に引き出す職人技が、この快挙に繋がったのでしょう。

この受賞を機に、一杯の酒に込められた職人の情熱と物語に触れてみませんか?『私だけの日本酒』を読めば、次の一杯がもっと美味しく、もっと愛おしくなるはずです。

#磯自慢 #磯自慢酒造 #日本酒 #世界一 #静岡 #地酒 #多田信男 #南部杜氏 #私だけの日本酒 #日本酒好きな人と繋がりたい #読書 #職人技

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2025年6月10日、世界一おいしい市販日本酒を決定するコンペティション「SAKE COMPETITION 2025」の表彰式が、東京・高輪にある「TAKANAWA GATEWAY Convent

【82歳“現代の名工”が導いた日本一の酒。その哲学の原点とは】先日、市販日本酒の品評会「サケコンペティション」で、静岡の「磯自慢酒造」が見事1位に輝きました。この蔵で名誉杜氏を務めるのが、岩手県北上市が誇る南部杜氏・多田信男さん(82歳)で...
30/06/2025

【82歳“現代の名工”が導いた日本一の酒。その哲学の原点とは】
先日、市販日本酒の品評会「サケコンペティション」で、静岡の「磯自慢酒造」が見事1位に輝きました。この蔵で名誉杜氏を務めるのが、岩手県北上市が誇る南部杜氏・多田信男さん(82歳)です。
多田さんは、書籍『私だけの日本酒』(https://amzn.asia/d/f8xcE28)の中で、ご自身の酒造りをこう語っています。
「酒造りは洗いに始まって洗いに終わる」
「一番大事なのは麹(こうじ)づくりを丁寧にすること」
流行りの香り系酵母には頼らず、伝統的な製法を頑なに守り、「キレイで飲み飽きない酒」を追求し続けてきた多田杜氏。その信念が「磯自慢」を日本一へと導きました。

この本には、多田さんの貴重なインタビューがふんだんに収録されており、戦後から現代までの日本酒の変遷と、一人の職人が貫いた仕事の流儀が克明に描かれています。
このニュースを機に「磯自慢」を味わい、そして『私だけの日本酒』を読んでみませんか? 日本酒がもっと深く、もっと美味しく感じられるはずです。本当におめでとうございます!
#私だけの日本酒 #多田信男 #南部杜氏 #磯自慢酒造 #日本酒 #現代の名工 #岩手県 #北上市 #静岡県 #焼津市 #職人技 #伝統文化 #及川智洋

https://www.iwate-np.co.jp/article/2025/6/27/184521

市販日本酒の品評会「サケコンペティション2025」(実行委主催)の純米酒部門で、北上市成田の南部杜氏多田信男さん(82)が名誉杜氏を務める磯自慢酒造(静岡県焼津市)が1位に輝いた。冬場の出稼ぎで60年...

書籍『新版 今だから言えること』から読み解く、2025年参議院選挙の展望と課題国正武重の著書『新版 今だから言えること』は、田中角栄から安倍晋三に至る歴代首相との直接取材に基づき、日本政治の深層を描き出しています。本書は単なる過去の記録に留...
29/06/2025

書籍『新版 今だから言えること』から読み解く、2025年参議院選挙の展望と課題

国正武重の著書『新版 今だから言えること』は、田中角栄から安倍晋三に至る歴代首相との直接取材に基づき、日本政治の深層を描き出しています。本書は単なる過去の記録に留まらず、現代そして2025年の参議院選挙を占う上でも重要な、政治の普遍的課題を浮き彫りにしています。
以下に、本書の内容から2025年参院選に関連する主要な論点を要約します。

1.リーダーの資質と国民の信頼
選挙の最大の争点は、いつの時代も「誰に国を託すか」というリーダーシップの問題です。本書では、歴代首相たちの「決断力と勇気」「政治哲学の有無」「人間的魅力」といった宰相の資質が赤裸々に語られています。
例えば、福田赳夫氏の「国会議員は聖職である」という矜持や、伊東正義氏のクリーンさへのこだわりが描かれる一方、「政治とカネ」の問題やスキャンダルが、いかにして国民の信頼を失墜させ、政権の命運を左右してきたかが数々の実例で示されています。2025年の参院選においても、有権者は各党のリーダーや候補者の資質、そして政治倫理を厳しく見極めることになるでしょう。

2.「公約」と「約束」の重み
本書では、消費税導入を巡る中曽根内閣や細川内閣の攻防など、政権が国民との「約束」をいかに扱い、その結果どうなったかが詳述されています。選挙で掲げた公約を反故にすることの危険性、そして国民の反発の大きさは、政権を揺るがす大きな要因となります。
2025年の選挙戦で各党が掲げる公約が、単なる選挙目当ての耳障りの良い言葉で終わらないか、その実現性や財源の裏付けは十分か、といった点を有権者が判断する上で、本書が描く過去の教訓は大きな参考となります。

3.政党政治の劣化と「軸」の不在
著者は、自民党の長期政権下での「人材枯渇」や、政権交代を果たした野党(民主党)がなぜ短命に終わったかを分析しています。その根底には、国家観や明確な政治の「軸」を持たないまま、権力闘争や離合集散に終始する政党政治の構造的問題がありました。
「軸のない政界再編は無理だ」という福田赳夫氏の指摘は、現代にも通じる警鐘です。2025年の参院選では、各政党がどのような国家像を描き、そのための具体的な政策の「軸」を有権者に示せるかが、支持を得るための鍵となります。

4.世論の力とメディアの役割
本書は一貫して、政権の浮沈が「世論の動向」に大きく左右されることを示しています。内閣支持率の変動、補欠選挙の結果、そして無党派層の動向が、いかに政権運営に影響を与えてきたかが実例と共に語られています。
また、著者はジャーナリストの視点から、「マスコミジャーナリストが今危機に瀕している」と警鐘を鳴らしています。有権者が賢明な一票を投じるためには、メディアが権力の監視役として機能し、政治の表層だけでなく本質を伝えることが不可欠です。情報が氾濫する現代において、信頼できる情報に基づいて判断を下すことの重要性を本書は教えてくれます。

結論として
『新版 今だから言えること』は、日本の政治が抱える構造的な問題を、歴代首相という「人」を通して描き出した貴重な記録です。本書を読むことは、2025年の参議院選挙に臨む有権者が、目先の政策だけでなく、政治家の資質、政党の体質、そして日本政治の進むべき方向性といった本質的な論点を見極めるための「生きた教科書」となるでしょう。

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新版「今だから言えること 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影」
国正武重 (著)

新版「今だから言えること 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影」は、既刊の電子書籍版「今だから言えること」シリーズ4巻を纏め、日本記者クラブ講演内容を追加した新版である。 朝日新聞政治記者時代の歴代内閣総....

リンダ・マンザーが語る:「ギターには百万の作り方があり、完璧を追求しつつ、実験するのが大好き!」 彼女の手から生まれたパット・メセニーのピカソ・ギターやナイロン弦ギター、ブルース・コックバーンのギターは、音楽の魔法そのもの。東京公演(5/2...
29/06/2025

リンダ・マンザーが語る:「ギターには百万の作り方があり、完璧を追求しつつ、実験するのが大好き!」 彼女の手から生まれたパット・メセニーのピカソ・ギターやナイロン弦ギター、ブルース・コックバーンのギターは、音楽の魔法そのもの。

東京公演(5/27~28)のあの感動を思い出しながら、マンザーの情熱と創造の物語を『森の中からジャズが聞こえる―パット・メセニーのギターを作る』で深めてみませんか?

ギター一本に込められたミクロの世界と、彼女の「遊ぶ」喜びが詰まった一冊。Kindleでいつでもその世界へ。
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#パットメセニー #ブルースコックバーン #ピカソギター #ジャズ #ギタークラフト #音楽のある暮らし

パット・メセニーのギターを作る!10時間以上に及ぶ、リンダ・マンザー女史とのトロントでの直接インタビュー。カナダの森とともに生きるギター制作者が、ギター制作に限らず、自分の内面や生きる姿勢、自然との関係....

一人の「頑固な職人」が、日本酒の世界を変えた。銘酒『磯自慢』を育て、サミット乾杯酒を造り上げた「現代の名工」南部杜氏・多田信男。彼の60年の酒造り人生を追うと、戦後日本の酒文化そのものが見えてくる。なぜ彼の酒は美味いのか? なぜ伝統にこだわ...
25/06/2025

一人の「頑固な職人」が、日本酒の世界を変えた。

銘酒『磯自慢』を育て、サミット乾杯酒を造り上げた「現代の名工」南部杜氏・多田信男。彼の60年の酒造り人生を追うと、戦後日本の酒文化そのものが見えてくる。

なぜ彼の酒は美味いのか? なぜ伝統にこだわり続けるのか? その答えがここに。

私だけの日本酒 南部杜氏・多田信男の仕事
及川智洋 (著)
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美酒はどんな人の手で、いかにして造り出されているのか――世界屈指の人気銘柄『磯自慢』杜氏を務める多田信男さんの、六〇年に及ぶ酒造り人生を振り返る貴重なオーラル・ヒストリー(口述歴史)を中心に、名だたる...

25/06/2025

【書籍化決定!】『リンダ・マンザー 続・森の中からジャズが聞こえる―パット・メセニーのギターを作る(仮題)』特別先行インタビュー要約

世界的なギタービルダー、リンダ・マンザー。パット・メセニーをはじめとする数々の名プレイヤーに愛される彼女のギターは、いかにして生み出されるのか。待望の続編出版に先立ち、彼女の製作哲学の核心に迫る貴重なインタビューの一部を公開します。

🎸 巨匠たちからの継承と、自らの道

インタビューは、彼女のキャリアの礎を築いた二人の偉大な師、ジャン・ラリビーとジミー・ダキストとの思い出から始まります。

ラリビーから受け継いだのは、ギター製作における確かな基礎と、カナダの音楽シーンに根差した楽器作りの精神でした。彼女は「グループ・オブ・セブン」の一員として学びながらも、単なる模倣に留まらず、それをさらに昇華させ、個々の音楽家に寄り添う「弾きやすさ」を追求した独自の哲学を確立していきます。

一方、ジミー・ダキストから学んだのは、より深く、精神的なものでした。それは「ギターに心と魂を込めること」。父娘のようでありながらも、時に緊張感をはらんだ師との日々を赤裸々に語ります。カナダ人の若い女性である彼女が、ニューヨークの古き良きイタリア系職人の世界で何を感じ、どう乗り越えてきたのか。その言葉からは、彼女の人間としての強さと、工芸に対する深い愛情が伝わってきます。

🌱 後進の育成と「リッターメイト」という哲学

「なぜ直弟子を取らないのか?」という問いに対し、リンダは深い洞察に満ちた考えを明かしてくれました。それは、安易な技術の伝承ではなく、学ぶ者自身の成長を心から願うからこその葛藤でした。

彼女が提唱する「リッターメイト(同じ腹から生まれた兄弟)」というユニークな概念は、同じレベルの仲間と共に学び、支え合うことの重要性を説いています。これは単なるギター製作の話に留まらず、あらゆる分野のクリエイターや学ぶ者の心に響くでしょう。彼女のレガシーが、どのように次世代へと受け継がれていくのか。そのビジョンの一端がここにあります。

このインタビューは、一本のギターが完成するまでの技術的な話だけでなく、一人の職人が芸術家として生きる上での喜び、苦悩、そして哲学が凝縮された、まさに「森の中から聞こえるジャズ」そのものです。書籍の発売を、どうぞお楽しみに!

#リンダマンザー #ギター製作 #パットメセニー #ジャズギター #アコースティックギター #職人 #書籍化 #森の中からジャズが聞こえる

リンダ・マンザーが静かに語る。「私は一つのもの、ギターを作る。でもその中にはミクロの世界があって、作り方は百万通りある。ネックの形、弦のセッティング、すべてに無限の可能性がある。そして今でも、完璧なギターを夢見て、実験を楽しむ。誰かが『遊ん...
25/06/2025

リンダ・マンザーが静かに語る。「私は一つのもの、ギターを作る。でもその中にはミクロの世界があって、作り方は百万通りある。ネックの形、弦のセッティング、すべてに無限の可能性がある。そして今でも、完璧なギターを夢見て、実験を楽しむ。誰かが『遊んで』と言ってくれるなら、心から嬉しい。」
この言葉に、ギター一本に宿る深い物語を感じます。彼女の手から生まれたピカソ・ギターは、パット・メセニーの東京公演(5/27-28)で響き合い、ブルース・コックバーンの音色にも静かに息づく。40年間、ギターと向き合い続けたマンザーの職人魂は、まるで音楽そのもののように、心のどこかをそっと鳴らす。
そんな彼女の物語を、そっと紐解く一冊がある。『森の中からジャズが聞こえる―パット・メセニーのギターを作る』は、メセニーのギターが生まれるカナダの森の静寂と、マンザーの無限の創造が織りなす世界を綴る。東京公演のピカソ・ギターの音色を思い出しながら、ページをめくれば、ギターの向こう側に広がるミクロの世界に触れられるかもしれない。興味があれば、Kindleでその物語に触れてみて。

森の中からジャズが聞こえる―パット・メセニーのギターを作る
Kindle版
リンダ・マンザー (著)
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パット・メセニーのギターを作る!10時間以上に及ぶ、リンダ・マンザー女史とのトロントでの直接インタビュー。カナダの森とともに生きるギター制作者が、ギター制作に限らず、自分の内面や生きる姿勢、自然との関係....

日本酒好き必読! なぜ『磯自慢』はサミット乾杯酒に選ばれたのか?その秘密は一人の杜氏にありました。本書は「現代の名工」多田信男氏の証言でたどる、日本酒の現代史。この一冊で、日本酒の世界がもっと深く、面白くなります。✅ 『磯自慢』を日本一の銘...
25/06/2025

日本酒好き必読! なぜ『磯自慢』はサミット乾杯酒に選ばれたのか?その秘密は一人の杜氏にありました。

本書は「現代の名工」多田信男氏の証言でたどる、日本酒の現代史。
この一冊で、日本酒の世界がもっと深く、面白くなります。

✅ 『磯自慢』を日本一の銘酒にした哲学と技
✅ G8サミット乾杯酒、選定の舞台裏
✅ 『十四代』『飛露喜』登場が業界にもたらした衝撃
✅ 伝統の「麹造り」 vs 流行の「香り系酵母」の真実
✅ 「季節杜氏」という生き方の変遷

杜氏の目線でしか語れない、酒蔵の奥の奥。今夜の一杯が待ちきれなくなる知識がここに。

#日本酒 #南部杜氏 #多田信男 #磯自慢 #十四代 #地酒 #酒蔵

私だけの日本酒 南部杜氏・多田信男の仕事
及川智洋 (著)

美酒はどんな人の手で、いかにして造り出されているのか――世界屈指の人気銘柄『磯自慢』杜氏を務める多田信男さんの、六〇年に及ぶ酒造り人生を振り返る貴重なオーラル・ヒストリー(口述歴史)を中心に、名だたる...

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08/06/2025

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リンダ・マンザー(Linda Manzer)は、カナダを代表するマスタールシアー(弦楽器製作者)であり、特にアーチトップ、フラットトップ、ハープギターで世界的に知られています。1952年7月2日生まれで、2023年にカナダ勲章(Office...
06/06/2025

リンダ・マンザー(Linda Manzer)は、カナダを代表するマスタールシアー(弦楽器製作者)であり、特にアーチトップ、フラットトップ、ハープギターで世界的に知られています。1952年7月2日生まれで、2023年にカナダ勲章(Officer of the Order of Canada)を受章するなど、その功績は高く評価されています。以下に、彼女のキャリアの主要なポイントを簡潔にまとめます。

1. キャリアの始まり
初期の音楽と手工芸への興味:高校時代にフォークシンガーとしてギターを演奏。楽器製作の道は、ダルシマーを購入する資金がなく、キットから自作したことから始まりました。
美術教育:2つの美術大学で絵画を学び、シルクスクリーンや写真、アニメーションにも取り組みました。この芸術的背景が、後のギターの美的なデザインやインレイ(装飾)に影響を与えています。

ルシアーとしての訓練:
1974~1978年:カナダの著名なルシアー、ジーン・ラリヴィー(Jean Larrivée)の下でフラットトップギター製作を学び、大量生産の中で技術を磨きました。
1983~1984年:ニューヨークでジミー・ダキスト(Jimmy D’Aquisto)に師事し、アーチトップギターの製作を習得。
2. パット・メセニーとのコラボレーション

ピカソ・ギター(Pikasso Guitar):
1984年、パット・メセニーが「可能な限り弦の多いギター」を依頼。これに応え、42弦、4つのネック、2つのサウンドホールを持つピカソ・ギターを設計・製作。このギターはメセニーのアルバム(例:Imaginary Dayの「Into the Dream」、Secret Storyの「Finding and Believing」)で使用され、彼女の名を世界に広めました。
ピカソ・ギター製作中に「マンザー・ウェッジ(Manzer Wedge)」を発明。ギターのボディを楔形にすることで、多数の弦を見やすく、演奏しやすくし、快適性を向上させました。このデザインは1980年代以降、彼女の全モデルに採用されています。

その他のメセニー向け楽器:
メセニーのために25以上の楽器を製作。バリトンギター(One Quiet Nightで使用)、ナイロン弦ギター、シタールギターなど多岐にわたります。
30年間のコラボレーションを記念し、限定30本の「Metheny-Manzer Signature 6」モデルを共同設計。

3. 革新的なギター設計
プロトタイプの開発:
50以上のギター試作機を設計・製作。ソプラノギター、初のアコースティック・バリトンギター、アコースティック・シタールギター、マルチネック・ハープギターなど、独創的な楽器を生み出しました。
デンマークのミュージシャン、ヘンリク・アンデルセンが所有する52弦の「メデューサ(Medusa)」など、カスタムデザインも手掛けています。

マンザー・ウェッジ:
ピカソ・ギターで開発したウェッジ形状は、演奏者の快適性と視認性を向上させ、音質を損なわない設計として評価され、彼女の標準デザインに。

インレイと美学:
美術の背景を活かし、ギターに繊細なインレイ(例:アルフォンス・ミュシャに着想を得たヘッドストック装飾)を施し、芸術性と機能性を融合。

4. 著名な顧客と影響力
プロミュージシャン:
ジュリアン・ラージ、カルロス・サンタナ、ブルース・コバーン、ポール・サイモン、ゴードン・ライトフット、ミルトン・ナシメント、リオナ・ボイドなど、多くの著名ミュージシャンがマンザーのギターを使用。

展示と評価:
彼女のギターはスミソニアン博物館(ワシントンD.C.)、ボストン美術館、カナダ文明博物館(オタワ)で展示され、芸術品としての価値も認められています。

生産量と価格:
トロントとアルモンテ(オンタリオ)の工房で年間12~18本の楽器を製作。フラットトップは18,000ドル、アーチトップは25,000ドルから。

5. 社会的・文化的貢献
ジェンダー障壁の打破:
1970年代、ルシアー業界は男性中心だったが、マンザーは女性として先駆者となり、性別による偏見(例:楽器購入時の拒否)に直面しながらも成功を収めました。

サステナビリティ:
伝統的なトーンウッド(音響木材)の供給減少を懸念し、代替素材や地元産木材の使用を提唱。持続可能な楽器製作を推進しています。

人道的活動:
2022年、ウクライナ戦争を受けて「サンフラワー・ギター」を製作。著名ミュージシャンによる演奏やサインを通じて北米を巡り、20万ドル以上の寄付を集め、人道支援に貢献。ジョニ・ミッチェルとの再会もこのプロジェクトで実現し、彼女のキャリアの原点(ミッチェルの影響)を振り返る機会となりました。

カナダ勲章:
2023年、ルシアーとしての革新的な貢献と社会的影響が認められ、カナダ勲章を受章。

6. インスピレーションと哲学
製作への情熱:
「ギター製作は貧困の誓いだったが、情熱に突き動かされた」と語り、プレイヤーのインスピレーションを最優先に考えます。
クライアントとの対話を通じて各ギターをカスタマイズし、音楽家が心から表現できる楽器を目指す。

コミュニティとコラボレーション:
ルシアー仲間(例:トム・リベッキとの共同製作)やミュージシャンとの絆を大切にし、コミュニティを強化。

ジョニ・ミッチェルの影響:
ミッチェルの音楽に触発され、ルシアーとしてのキャリアをスタート。2022年のサンフラワー・ギターの旅でミッチェルと再会し、「彼女が私のキャリアの理由」と語る感動的な瞬間を経験。

7. 最近の活動と展望
現在の拠点:トロントとアルモンテ(オンタリオ)を拠点に活動。

最新プロジェクト:
2025年にはギターショーへの参加や新作アーチトップ(例:16″ Bluenote Archtop 2025)を計画。
継続的にパット・メセニーとのコラボレーションを進め、新たなギターデザインに挑戦。

メディアでの評価:
Guitar Girl Magazine(2024)やCanadian Woodworking(2024)で、ジェンダー障壁の打破や持続可能性への取り組みが特集され、彼女の遺産が称賛されています。

8. 書籍との関連
『森の中からジャズが聞こえる―パット・メセニーのギターを作る』は、マンザーとメセニーのコラボレーション、特にピカソ・ギターやナイロン弦ギターの製作秘話を詳述。東京公演(5/27~28)の感動を振り返るファンに、Kindle版を通じてこの物語を深める機会を提供します。

9. まとめ
リンダ・マンザーのキャリアは、情熱、革新、コミュニティへの献身に支えられています。ピカソ・ギターやマンザー・ウェッジなどの画期的な発明、著名ミュージシャンとのコラボレーション、ジェンダーや環境問題への取り組みを通じて、ルシアー業界に革命を起こしました。彼女のギターは単なる楽器ではなく、音楽家と観客を繋ぐ芸術作品です。

リンダ・マンザーが作ったピカソ・ギターとナイロン弦ギターの物語を、『森の中からジャズが聞こえる』で再び感じて。Kindleで今すぐ読めます。📖 https://amzn.asia/d/1oAW2fi #パットメセニー #ピカソギター #ジャズ

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パット・メセニーの音世界に今夜も浸りたい。リンダ・マンザーが作ったピカソ・ギターやナイロン弦ギターの響き、その物語を『森の中からジャズが聞こえる』で感じて。Kindleで今すぐ読めます。📖 https://amzn.asia/d/1oAW2...
04/06/2025

パット・メセニーの音世界に今夜も浸りたい。リンダ・マンザーが作ったピカソ・ギターやナイロン弦ギターの響き、その物語を『森の中からジャズが聞こえる』で感じて。Kindleで今すぐ読めます。📖 https://amzn.asia/d/1oAW2fi メセニーのどの曲が心に響く? #パットメセニー #ピカソギター #ジャズ

パット・メセニーのギターを作る!10時間以上に及ぶ、リンダ・マンザー女史とのトロントでの直接インタビュー。カナダの森とともに生きるギター制作者が、ギター制作に限らず、自分の内面や生きる姿勢、自然との関係....

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28/05/2025

本の表紙だけ変えても中身は変わらない—伊東正義は金権政治を拒み、総理を蹴った。信念の政治家を描く総理のイスを蹴飛ばした男。2025年、今こそ読みたい。https://www.amazon.co.jp/dp/4910677046 #伊東正義 #政治の矜持

大平正芳の盟友として大平亡き後の首相臨時代理や、鈴木内閣での外務大臣を務め、竹下首相辞任後には「次期総理候補」として取り沙汰された政治家・伊東正義。彼の生き様を通して、自民党政治が変わりゆく様を描き出...

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