23/05/2026
絵師の父のもと、ロンドンに生まれたチャールズ・ロビンソン(1870–1937)。
昼は印刷所で働き、夜ひたすら絵を学んだ青年は、25歳のとき『子どもの詩の庭』100枚の挿絵で一躍時代の寵児となった。
アール・ヌーヴォーの繊細な線で描かれた妖精や子どもたちは、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』、バーネットの『秘密の花園』など名作の世界に命を吹き込んだ。しかし第一次世界大戦が豪華本の黄金時代を終わらせ、彼は義勇軍に入隊。戦後も筆を折ることなく、水彩画家として新たな花を咲かせた。
1937年夏、突然の死。机には未完成のガレオン船の模型が残されていた。
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