29/11/2025
【特別委員会設置を請願 収賄事件の調査求め】
小国町の入札を巡る贈収賄事件を受け28日、住民団体が議会に請願書を提出しました。
「小国の未来を考える会」は、事件について調査を行うための特別委員会を設置するなどして議会が主体的に調査を行う事を請願。熊谷博行議長に賛同者200名の署名も提出しました。紹介議員の日本共産党の児玉智博議員と無所属の杉本いよ議員も同席しました。
「考える会」の西田直美代表は、事件後の渡邉誠次町長の「違法性はないと思う」とする記者会見などでの発言について、「町のリーダーの姿勢がこれで大丈夫なのかと考えるのは多くの町民の率直な思いではないか」と指摘。「有耶無耶に終わらせる事なく、原因を調査し再発防止と町の信用回復を図るために二元代表制の下議会の役割を十分果たして頂きたい」と要望しました。
熊谷議長は12月1日の議会運営委員会に諮って請願の取り扱いを決定するとしました。
事件は今月、前建設課長の職員が町の指名業者社長から飲食などの接待を繰り返し受けたとして逮捕・起訴されました。嫌疑については両者とも否認しているといいます。