04/11/2025
\クーヨン12月号発売!/
⭐︎電子版も同時発売⭐︎
叱る、というのはむずかしいことだと思うのですが
世間を見渡すと、その自覚がないひとのほうが多いように感じます。
大抵は、相手(子ども)を思い通りにしようと叱るわけですが
できずに困ったり失敗している子どもに、
「何でできないの!?」と問い詰めるのは、
イライラの発散にはなるけれど、事態の解決にはならないなあ、と自分の子育て中によく思いました。
かといって、何でも「いいよいいよ」と許したり、代わりにやってしまえば
子ども自身の成長の機会をさまたげているようにも思います。
ほんとに、叱るってむずかしい。
「どうしたらできるんだろうね?」
「じゃあ、こうしてみたらどうかな?」
そんなやりとりができると、子どもも緊張せず、前向きになれるんじゃないか。
そうわかりつつ、つい「えっ、何でっ!?」と口から出ちゃうんですよね。
今回の特集は、自分の育児の反省も含め、構成しました。
ちなみに、P32-33のホロスコープはわがやの例。
メルマガ読者のみなさまには、こっそり告白しておきます。
編集長 戸来祐子
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特集
「思い通りの子育て」していませんか?
叱るより大切なコツ
叱るより理解がコツ
クリスマスシーズンがやってきます。
子どもたちが期待するプレゼントもあるけれど、
今年は、
「子どもにイライラしない大人になる」
という、大人から子どもへのギフトはいかがでしょう?
怒らない・イライラしない・当たらない……。
そうなれたらいいな、
とガンバル大人のための特集です。
◆「何度言ったら、わかるの!」叱ってばかりいると……
岸見一郎さん
精神科医だったアドラーの著作から、「叱らない、ほめない子育て」を学んだ哲学者の岸見一郎さん。
なぜ叱ってはいけないのか、子どものこころの育ちに沿って解説していただきました。
◆子どものサインに気づいていますか?
堀田和子さん
モンテッソーリ園での実践を参考に、子どもがそれぞれの発達段階で見せる「くり返し」や
「こだわり」などが何を意味するかおしえていただきました。
発達がわかり、子どもがやっていることの意味がわかると、怒らず見守れるようになります。
◆子どもの問題ではなく大人に課題がありました
湯本美智子さん、裕二さん
野口整体と占いのあわせ技で人間の全体を観る、湯本さん夫妻。
いまでもおかあさんに偏りがちな育児家事の負担から、まずはおかあさんの気のめぐりを取り戻し、
イライラや不安をおさめる手当てを提案します。占星術で親子の関わり方を観る提案も!
●どうしてわが子にイライラするのでしょうか?
宮地陽子さん .no.sono.manager
シュタイナー園で長く教師をつとめてきた宮地陽子さんには、
人間の「4つの気質」を羅針盤にして、大人の側の「怒りのパターン」と、
子どもの気質の組み合わせから、じょうずにお互いを活かし合う方法をお聞きしました。
#アドラー流子育て #モンテッソーリ #シュタイナー #野口整体 #クーヨン #クレヨンハウス