15/10/2025
《気持ちに余裕がないときこそ》
「暮しの手帖」2025秋(10-11月号)の「目利きの本屋さんに聞いてみた」のコーナーで、弊社の『女性のための「セルフラブ」ワークブック』が紹介されています。
書いてくださったのは、八戸ブックセンターの森花子さん。幼いお子さんがいらして、「子が生まれてからというもの、自分のことはそっちのけ、いつもどこか疲れていて、心身ともに万全! なんて日は存在しない。本書にであったのはそんなときであった」と。
なんとありがたく、うれしいことかと思いました。
この本はまさにそういう人にこそ手に取ってほしい、と著者のローガンさんも言っています。
けれども実際には、忙しいとき、心に余裕がないときは、本を手にとることさえ簡単ではないはず──本の送り手としては密かなジレンマでした。
その壁を森さんは飛び越えてくださっていました。
森さんは「無理のない範囲で、一日に10分程度の時間をつくり、書き進めてみた」そうです。
すると「ワークブックという性質もあって、本が徐々に自分のことばで埋まっていくこともなんだか楽しい」と。
「子も眠りについて、疲れてへとへとの一日の終わり。『セルフラブ』というキーワードをヒントにこつこつと本に書き記した言葉たちは、『今日もよくがんばった』と、肩をたたいて私をねぎらってくれる」
子どもがいない人も一人暮らしの人も、若い人も歳を重ねている人も、女性はみなほかの誰かを優先しがちで、セルフラブ(自分を愛する)ための時間がまったく足りていません。
そう、まったく。
時間を捻出するのは難しい。けれど、10分でも自分だけのための時間を持つことから、セルフラブは芽を出し伸び、堂々と花開いていくのだと思います。
思考を停止させるほどの暑い夏もようやく去り、セルフラブへの一歩を踏み出すのにうってつけの時期になりました。
もっともっと自分をリスペクトしてください。
#女性のためのセルフラブワークブック