09/09/2025
【選・きょうの一本】
「連続テレビ小説 天花」(2004年)
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009010510_00000
~孫特集~
敬老の日、孫と祖父や祖母との関係を描いたドラマを集めてみました。
ヒロインの佐藤天花(藤澤恵麻)は宮城県仙台市生まれの17歳。母・秀子(片平なぎさ)の実家である笹かまぼこの老舗『雀屋』で育ちました。天花という名は「御仏が真実にふれて悦ぶと天の花を降らせる」という言い伝えにちなんで、父方の祖父・信一郎(財津一郎)が名づけたものとされています(実際は脚本の竹山洋の造語だそうです)。高校卒業後上京、祖父の戦友だった鈴木昭三(中村梅之助)の家に居候します。信一郎は、昭三との果たされなかった約束『互いの子供同士を結婚させて一つの家族になろう』を、それぞれの孫である天花と竜之介(平山広行)がかなえてくれることを密かに願っていたのです。ところが竜之介には人を試すために平気で嘘をつく悪い癖があり、天花の気持ちをいたずら半分にかき回すばかり。やがて天花は保育の仕事を天職と考えるようになります。そして、子供たちに好かれる竜之介の姿を見て、次第に心を開いてゆきます…。香川照之、木村佳乃、市川実日子、富司純子、竹中直人、石野真子、加賀まりこらが脇を固めました。
仙台で生まれ育った佐藤天花は、ある日、自分には鈴木竜之介という“いいなずけ”の青年がいることを知る。かつて祖父と戦友がお互いの孫を結婚させようと決めたためだった