
30/07/2025
ここで当たるには惜しい、桜花学園と大阪薫英女学院による女子3回戦。行き詰まる攻防を最後に抜け出したのは、桜花学園だった。
4Qの大事な場面で活躍が光った2年生ガード・竹内みやは言う。
「本当はメンタルふにゃふにゃなんですけどね。試合前とかも結構、緊張するタイプで。でも試合に入ったら、徐々に徐々に、なんか気持ちが固まっていくんです」
勝負どころを嗅ぎ分け、どんどんギアを上げていく。その裏にはこんな意識がある。
「ガードはコート上の監督的存在だと自分は思っています。前半はボールを散らせて全員で攻めつつ、3Q後半や4Qの勝負どころでは『自分がやってやる』という意識で、特に気合を入れてプレーしました! 4Q途中、3Pシュートを決めて10点差にできた場面では、『うわ、これはでかすぎるよっしゃー!』みたいな感じでした(笑)」
大きな1勝を手に、桜花学園は勢いに乗って準々決勝へと挑む。