07/10/2025
【再掲】
高円寺で、志賀美和子著『闘う「不可触民」』の公開書評会トークイベントをやります。
【お申込みフォーム】
https://forms.gle/gEmxcANvDfp2h8dz5
私が高円寺のような街中で会う多くの人びとは、日常で研究者という存在に遭遇したことがないので親近感を持つ人は少なく、むしろ「どうせ象牙の塔に籠って自分勝手な研究だけやって偉そうにして、一般人には興味ないんでしょ」と思っている人が多い。それがまた学問・研究への白眼視や学問を日常生活から遠ざける要因にもなっているように思うのです。
だから私は、学問の面白さを伝えていく事を研究者の方と一緒に行う事で、少しずつでも研究者を応援する市民を増やしていくようにしたい。実際に研究者なる人に会って話して一緒に学ぶことで、「研究者ってこういう人たちなんだ」と知ってもらい、「この人がやっている学問なら応援したい」と思ってもらえること。そういう機会を増やしたいという事もあって、高円寺では学術書の著者を招いての読書会やトークイベントをやっています。
専門家と一般市民が、街中で共に勉強する場というものがもっと増えていけば、研究者も一般市民もウィンウィンなんじゃないかなあ、と理想主義者の私は思っています。
志賀美和子著『闘う「不可触民」―周縁から読み直すインド独立運動―』(シリーズ「問いつづける民衆史 2」)の公開書評会を、シリーズ執筆メンバーを迎えて開催します。
本書をすでに読んだ方はもちろん、これから読もうと思っている方にも大いに参考になる書評会かと思います。加えて、排外主義が広まっている現代社会のなかで、民衆史や歴史学の果たす役割とは何かといったことも含めて議論できればとも考えています。
なお、ご参加に当たってはご予約が必須となりますので、画像のQRコードもしくは以下リンクのフォームからお申込みください。
【お申込みフォーム】
https://forms.gle/gEmxcANvDfp2h8dz5