有志舎

有志舎 歴史・人文・社会科学書の出版をしています。

【再掲 拡散希望】志賀美和子著『闘う「不可触民」―周縁から読み直すインド独立運動―』(シリーズ「問いつづける民衆史 2」)の公開書評会を、シリーズ執筆メンバーを迎えて開催します。本書をすでに読んだ方はもちろん、これから読もうと思っている方に...
14/10/2025

【再掲 拡散希望】
志賀美和子著『闘う「不可触民」―周縁から読み直すインド独立運動―』(シリーズ「問いつづける民衆史 2」)の公開書評会を、シリーズ執筆メンバーを迎えて開催します。

本書をすでに読んだ方はもちろん、これから読もうと思っている方にも大いに参考になる書評会かと思います。加えて、排外主義が広まっている現代社会のなかで、民衆史や歴史学の果たす役割とは何かといったことも含めて議論できればとも考えています。

なお、ご参加に当たってはご予約が必須となりますので、画像のQRコードもしくは以下リンクのフォームからお申込みください。
【お申込みフォーム】
https://forms.gle/gEmxcANvDfp2h8dz5

前原志保さん(九州大学)の論考「台湾の歴史認識と日本の保守界隈との親和性。「心地よい幻想」で成り立つ日本と台湾の関係は危うい」を読む。以前、高円寺でやった家永真幸さん著『台湾のアイデンティティ』読書会で台湾人の若手研究者の方が言っていた事と...
13/10/2025

前原志保さん(九州大学)の論考「台湾の歴史認識と日本の保守界隈との親和性。「心地よい幻想」で成り立つ日本と台湾の関係は危うい」を読む。

以前、高円寺でやった家永真幸さん著『台湾のアイデンティティ』読書会で台湾人の若手研究者の方が言っていた事とも響き合う内容でした。
高円寺でも、台湾についてよく知らないまま、安易に台湾の人の「親日」に寄りかかって「日台交流できるんじゃね?」と言っていなかったか?
本当に高円寺と台湾との交流を拡大していくためには、真剣に勉強しておかないといけない事がたくさんある。

(以下、記事より抜粋)
「李登輝は・・・日本国内の台湾独立派と日本の保守右派勢力の結託を強固にしたが、それと引き換えに、台湾の民主化が進むにつれて台湾の進歩的な価値観に共感を持つようになっていた日本の革新(リベラル)左派が、台湾を知ることへの動機を失わせた」。

「日本の右派が自らの歴史観の肯定のため、あるいは「反中」の文脈で台湾との友好をと考えることは多い。一方で、左派が台湾を知ろうとする努力もないまま、自ら堅持してきた「護憲」「反戦」の価値観をそのまま台湾に当てはめて、台湾の「自己決定権」や中国の軍事的威嚇に対抗するための防衛努力を「好戦的」と批判するのも、現実の台湾を正しく映さない」。

「台湾では日本の右派論客による都合のよい言説だけが「日本の本音」として伝わり、実際の日本社会の多様な台湾への眼差しとかけ離れていくことも懸念される。日台双方がそうした“心地よい幻想”に安住すれば、相互理解は遠のいてしまう」。

2025年は「戦後80年」、第2次世界大戦の終結から80年の節目の年にあたる。日本にとって特別な意味を持つだけでなく、アジア各国にとっても重要な年である。中国では「中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争…

10/10/2025

来週は、「有志舎創立20周年トークイベント」です。
ありがたいことに予約満席となりました。
久しぶりに会う方もいるので楽しみです。

この休みの間に、自分の話をもう一度吟味して推敲しないと。
ただ、研究発表じゃないので、あんまりガチガチに準備しても堅苦しいので、トークイベントはそのへんの塩梅が難しいですね。

ガザの悲惨な状況は2年前のいわゆる「ハマスの襲撃」によって始まったものではありません。長い歴史をもっています。改めて、早尾貴紀さん著『パレスチナ/イスラエル論』、ぜひ読んで欲しい。
08/10/2025

ガザの悲惨な状況は2年前のいわゆる「ハマスの襲撃」によって始まったものではありません。
長い歴史をもっています。

改めて、早尾貴紀さん著『パレスチナ/イスラエル論』、ぜひ読んで欲しい。

いま、パレスチナ/イスラエルをめぐる問題は、直視することも放棄したくなるほどの惨状にある。パレスチナのガザ地区はイスラエルの建設したフェンスで封鎖され、物流も制限された巨大監獄と化し、… - 引用:版元ド...

佐原徹哉著『極右インターナショナリズムの時代』は、現在重版中です。10月20日に出来てくる予定ですので、少々お待ち願います。
07/10/2025

佐原徹哉著『極右インターナショナリズムの時代』は、現在重版中です。
10月20日に出来てくる予定ですので、少々お待ち願います。

なぜこの時代に「右傾化」が世界中で進行しているのか。欧米で広がる極右政党の台頭と反イスラムの風潮、中東を中心としたムスリム諸国での宗教右派の台頭、西側リベラル政治勢力の後退にもかかわら… - 引用:版元ド...

【再掲】高円寺で、志賀美和子著『闘う「不可触民」』の公開書評会トークイベントをやります。【お申込みフォーム】https://forms.gle/gEmxcANvDfp2h8dz5私が高円寺のような街中で会う多くの人びとは、日常で研究者という...
07/10/2025

【再掲】
高円寺で、志賀美和子著『闘う「不可触民」』の公開書評会トークイベントをやります。
【お申込みフォーム】
https://forms.gle/gEmxcANvDfp2h8dz5

私が高円寺のような街中で会う多くの人びとは、日常で研究者という存在に遭遇したことがないので親近感を持つ人は少なく、むしろ「どうせ象牙の塔に籠って自分勝手な研究だけやって偉そうにして、一般人には興味ないんでしょ」と思っている人が多い。それがまた学問・研究への白眼視や学問を日常生活から遠ざける要因にもなっているように思うのです。

だから私は、学問の面白さを伝えていく事を研究者の方と一緒に行う事で、少しずつでも研究者を応援する市民を増やしていくようにしたい。実際に研究者なる人に会って話して一緒に学ぶことで、「研究者ってこういう人たちなんだ」と知ってもらい、「この人がやっている学問なら応援したい」と思ってもらえること。そういう機会を増やしたいという事もあって、高円寺では学術書の著者を招いての読書会やトークイベントをやっています。

専門家と一般市民が、街中で共に勉強する場というものがもっと増えていけば、研究者も一般市民もウィンウィンなんじゃないかなあ、と理想主義者の私は思っています。

志賀美和子著『闘う「不可触民」―周縁から読み直すインド独立運動―』(シリーズ「問いつづける民衆史 2」)の公開書評会を、シリーズ執筆メンバーを迎えて開催します。

本書をすでに読んだ方はもちろん、これから読もうと思っている方にも大いに参考になる書評会かと思います。加えて、排外主義が広まっている現代社会のなかで、民衆史や歴史学の果たす役割とは何かといったことも含めて議論できればとも考えています。

なお、ご参加に当たってはご予約が必須となりますので、画像のQRコードもしくは以下リンクのフォームからお申込みください。

【お申込みフォーム】
https://forms.gle/gEmxcANvDfp2h8dz5

10月新刊はお休みで、11月は、髙村竜平(秋田大学)著『土と石の記憶―済州島四・三事件と人びとの日常生活史―』です。韓国現代史上、忘れられない悲劇である四・三事件。その被害者をめぐる日常生活史と慰霊の在り方、日本の植民地支配や戦後日本社会と...
06/10/2025

10月新刊はお休みで、
11月は、髙村竜平(秋田大学)著『土と石の記憶―済州島四・三事件と人びとの日常生活史―』です。
韓国現代史上、忘れられない悲劇である四・三事件。その被害者をめぐる日常生活史と慰霊の在り方、日本の植民地支配や戦後日本社会と済州島との関係から、暴力・虐殺とその影響について考えます。
カバーは試作段階です。

ブログ「新・有志舎の日々」に新しい投稿をしました。「私が好きな歴史書」と題して、私・永滝が好きな歴史書をご紹介していくシリーズ(になればいいな)というもの。vol.1は、井上幸治編『世界の歴史12 ブルジョワの世紀』(中公文庫、1975年)...
05/10/2025

ブログ「新・有志舎の日々」に新しい投稿をしました。

「私が好きな歴史書」と題して、私・永滝が好きな歴史書をご紹介していくシリーズ(になればいいな)というもの。

vol.1は、井上幸治編『世界の歴史12 ブルジョワの世紀』(中公文庫、1975年)です。
https://note.com/yushisha1890/n/nb846c3b13742?magazine_key=m0d64ddfc679e

【拡散希望】「国民としての私より、人間としての尊厳を選んだ」勇気ある人々の姿を描いた『闘う「不可触民」』。「●●人ファースト」が叫ばれ、ヘイトが蔓延する現代日本を再考する上でも重要になっていると感じます。本書の公開書評会を開催します。お申込...
03/10/2025

【拡散希望】

「国民としての私より、人間としての尊厳を選んだ」勇気ある人々の姿を描いた『闘う「不可触民」』。
「●●人ファースト」が叫ばれ、ヘイトが蔓延する現代日本を再考する上でも重要になっていると感じます。

本書の公開書評会を開催します。
お申込み先↓
https://forms.gle/gEmxcANvDfp2h8dz5

志賀美和子著『闘う「不可触民」―周縁から読み直すインド独立運動―』(シリーズ「問いつづける民衆史 2」)の公開書評会を、シリーズ執筆メンバーを迎えて開催します。

本書をすでに読んだ方はもちろん、これから読もうと思っている方にも大いに参考になる書評会かと思います。加えて、排外主義が広まっている現代社会のなかで、民衆史や歴史学の果たす役割とは何かといったことも含めて議論できればとも考えています。

なお、ご参加に当たってはご予約が必須となりますので、画像のQRコードもしくは以下リンクのフォームからお申込みください。

【お申込みフォーム】
https://forms.gle/gEmxcANvDfp2h8dz5

おかげさまで、こちらの読書会は定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。ありがとうございます。
02/10/2025

おかげさまで、こちらの読書会は定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。
ありがとうございます。

10月25日(土)に 佐原徹哉著『極右インターナショナリズムの時代』読書会を行います。 なお、一般読者同士で勉強し合うものなので、研究者向けではない点をご了承ください。 詳細は以下の募集要項をご覧ください。 少....

02/10/2025

印刷所から「取引先の製本所が2社廃業したため、生き残っている少数の製本所に注文が殺到していて、製本にこれまで以上に時間が掛かるようになる」との連絡。

もはや、本は売れないから無くなるのではなく、それ以前に製本所が無くなって、そもそも造れなくなる恐れがますます現実化してきました。

「時代考証担当者が語る!~映画「宝島」制作の裏側とその先~」(沖縄歴史倶楽部)映画「宝島」の時代考証を担当された古波藏契さん・前田勇樹さんによる対談動画です。映画を観たら、古波藏さん著書『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』(有志舎)も読んで欲しい...
02/10/2025

「時代考証担当者が語る!~映画「宝島」制作の裏側とその先~」(沖縄歴史倶楽部)

映画「宝島」の時代考証を担当された古波藏契さん・前田勇樹さんによる対談動画です。

映画を観たら、古波藏さん著書『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』(有志舎)も読んで欲しい。

2025年9月19日から全国上映開始となった「宝島」第160回直木賞を受賞した真藤順丈さんの傑作小説『宝島』を実写映画化戦後アメリカ統治時代の沖縄を舞台にしたエンターテイメント超大作です。なんと、この映画の時代考.....

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