経営理念十の原則
第一の原則 積極的に考えること
人は誰しも使命を持って生きているのである。だから、潜在意識を肯定的に保ち考えを進めてゆくならば、どんな困難にあっても楽観的に取り組むことができる。それを原動力に積極的に考えを進めることが必要である。
第二の原則 目標を定めること
目標の達成は成功の基礎である。しかし、その望む目標をはっきりさせることにより、成功達成のための方法や手段が発見できる。
第三の原則 決断を速やかにすること
大企業に勝つためには、思い切りの良さと行動の迅速さで勝負をするしか方法がない。そのため、決断に必要な情報を絶えず集めるよう心がる。すばやく考え、すばやく行動することが鉄則である。
第四の原則 粘ること
失敗とは人に粘り強さを与える。だから成功者には絶えず失敗の影があるのだ。ダメだと思った時にやめてしまえば、それは全ての人が考えることであり、ダメだと思った
ところからスタートする粘りが必要である。
第五の原則 自分のチームを育てること
チームワークを育てるには時間がかかる。しかし、それをおろそかにしていると5年後の会社の発展は見られない。自分のいるチームとは何か、そして何をすればいいのかを考えながら行動する。
第六の原則 誠実さを失わないこと
いくらすばらしい仕事をすることができたとしても、その人を信頼できるような仕事をすることができないとすれば、その5年後はない。誠実さがないということは人格がないのと同じだ。
第七の原則 生涯学び続けること
高校や大学で学んだことで学びは終わりではない。私たちが生産的で幸福になりたいと思うなら、生きる限り学ぶ姿勢を失くしてはならない。
第八の原則 健康に気をつけること
健康でなければ、生産的な行動も思考も止まってしまう。健康状態が悪くて、効率よく働くことはできない。だから身体を十分に気をつけて、無理な行動や生活パターンを改善する。
第九の原則 家庭をおろそかにしないこと
家庭は健康の大切な資産であり、環境の違うリフレッシュや発見の場所である。家庭に対してルールを守ることができない人は、社会の中でルールを守り信頼に値する行動をとることはできない。
第十の原則 自信を持つこと
自信のない人に大きな業績を期待することはできない。自分が生かされ、何かの使命を持って現在を生きているという自信がなければ、その使命を発見して力強く生き抜くことが出来ない。