
06/09/2024
昨年9月に発行した『海と大地と共同の力 反CTS金武湾闘争史』が2024年度第27回自費出版文化賞大賞に選ばれたと昨夜事務局の方から連絡をいただいた。編集着手から18年かけて発行することができた本で、栄誉ある賞に選ばれ大変光栄だしこんなに嬉しいことはない。ただ残念なのは、多くの関係者が鬼籍に入られ、共同代表の崎原盛秀先生や照屋寛徳さんがご存命のうちに発行できなかったことだ。当初の予定は、3巻か4巻のセットにすることにしていたが、資金の関係で本編のみ紙の本で仕上げ、残りはCDの付録にした。CDに収めた分だけでも1400ページ余りある。怠惰な私を叱咤激励し支えていただいたゆうな印刷工芸の照屋さん夫妻、編集・資料のチェックで大きな力になった東京外語大の上原こずえさんの助けがなければ完成できなかったかもしれない。感謝、感謝です。