ゆい出版

ゆい出版 沖縄の小さな小さな出版社です。50年後も読まれているような本を創りた?

昨年9月に発行した『海と大地と共同の力 反CTS金武湾闘争史』が2024年度第27回自費出版文化賞大賞に選ばれたと昨夜事務局の方から連絡をいただいた。編集着手から18年かけて発行することができた本で、栄誉ある賞に選ばれ大変光栄だしこんなに嬉...
06/09/2024

昨年9月に発行した『海と大地と共同の力 反CTS金武湾闘争史』が2024年度第27回自費出版文化賞大賞に選ばれたと昨夜事務局の方から連絡をいただいた。編集着手から18年かけて発行することができた本で、栄誉ある賞に選ばれ大変光栄だしこんなに嬉しいことはない。ただ残念なのは、多くの関係者が鬼籍に入られ、共同代表の崎原盛秀先生や照屋寛徳さんがご存命のうちに発行できなかったことだ。当初の予定は、3巻か4巻のセットにすることにしていたが、資金の関係で本編のみ紙の本で仕上げ、残りはCDの付録にした。CDに収めた分だけでも1400ページ余りある。怠惰な私を叱咤激励し支えていただいたゆうな印刷工芸の照屋さん夫妻、編集・資料のチェックで大きな力になった東京外語大の上原こずえさんの助けがなければ完成できなかったかもしれない。感謝、感謝です。

比嘉佑典先生が5月30日夜ご逝去されたと、昨夜奥様からお電話をいただいた。比嘉先生は、北部農林校を経て琉球大学技術教育科を卒業され、北部で中学校教員に就いて後上京、東洋大学で学び、同大学院を経て東洋大学で助手から始まり、アジア文化研究所長、...
01/06/2024

比嘉佑典先生が5月30日夜ご逝去されたと、昨夜奥様からお電話をいただいた。比嘉先生は、北部農林校を経て琉球大学技術教育科を卒業され、北部で中学校教員に就いて後上京、東洋大学で学び、同大学院を経て東洋大学で助手から始まり、アジア文化研究所長、日本創造学会理事長などを務められた。東洋大学名誉教授。名桜大学理事長も務められた。社会教育、遊びの研究、児童文化など、先生の活動範囲は幅広い。中国、台湾、東南アジアなどにも幅広い研究者のネットワークを広げられていた。先生とは30年近いおつき合いになるが、大変お世話になった。
少しも偉ぶらず、同等の目線でお話をされる。40年も東京に住んでいたにも関わらず、山原訛りで話される。先生がアジアに広い研究者のネットワークを持つ理由が先生のお人柄によるものだと分かる気がする。『沖縄チャンプルー文化創造論』は台湾で中国語に翻訳出版された。先生とは長いお付き合いで本も何冊か出させていただいた。大変お世話になりました。
先生の東洋大学退職記念パーティでの写真が唯一先生と一緒の写真になった。
合掌

沖縄は梅雨入り前だが、我が家の庭には、今年の夏の訪れを告げるように月下美人とドラゴンフルーツの花芽が出てきた。月桃の花も咲きそろった。
09/05/2024

沖縄は梅雨入り前だが、我が家の庭には、今年の夏の訪れを告げるように月下美人とドラゴンフルーツの花芽が出てきた。月桃の花も咲きそろった。

11/04/2024

76歳になりました。旧暦3月3日。幼い頃、一緒に住んでいたお婆さんから言われたのは、「あんたはサングヮチャーの日に生まれたよ」だった。旧暦対照表を使って調べると、確かに1948年4月11日は旧暦3月3日に当たる。今年は、新暦と旧暦が一致した誕生日になった。
 これまでそういうことはなかったので、ついでながら調べてみた。
 自分の誕生日が新暦と旧暦が一致しているということは、その前後の人たちも一致していることになるのではないか。
 暇に任せて調べてみた結果は以下の通り。
 76歳の誕生日が新暦と旧暦が一致する日にち。
1944年6月21日〜1944年7月19日
1944年8月19日〜1944年11月15日
1944年12月15日〜1545年1月13日
1945年4月12日〜1945年7月8日
1945年8月8日〜1945年9月5日
1945年10月6日〜1945年12月4日
1946年1月3日〜1946年2月1日
1946年5月1日〜1946年5月29日
1946年6月29日〜1946年7月27日
1946年8月27日〜1946年9月24日
1946年10月25日〜1947年2月20日
1947年5月20日〜1947年6月17日
1947年7月18日〜1947年10月13日
1947年11月13日〜1947年12月11日
1948年1月11日〜1948年3月9日
1948年4月9日〜1948年5月7日
1948年9月3日〜1948年10月2日
1948年10月3日〜1948年12月29日
1949年1月29日〜1949年3月29日
1949年4月28日〜1949年5月26日
1949年9月22日〜1949年10月20日
1949年11月20日〜1950年1月17日
1950年2月17日〜1950年3月18日
1950年3月19日〜1950年4月16日
1950年4月17日〜1950年6月14日
1950年10月11日〜1950年11月8日
1950年12月9日〜1951年1月7日
1951年3月8日〜1951年4月5日
1951年5月6日〜1951年8月1日
1951年9月1日〜1951年9月29日
1951年12月28日〜1952年4月23日
1952年5月24日〜1952年6月21日
1952年7月22日〜1952年8月19日
1952年9月19日〜1952年10月14日

また新暦と旧暦が一致するのは初めてのことだと思っていたが、改めて調べてみるとこれまでに2度あったようだ。

誕生日のメッセージをいただいた皆様、ありがとうございます。昔なら隠居している年齢でしょうが、好奇心を持ちながら過ごしていきたいと思います。細々ながら出版の仕事もありますし、原告団の役目もあり、人生を楽しんで参ります。いろいろ関わりを持つことになるかと思います。今後ともよろしくお願いします。

13/08/2019
29/06/2016
今日の「県産本コレ読んだ?」
23/04/2016

今日の「県産本コレ読んだ?」

沖縄タイムスへの投稿。勝連繁雄著『南島の魂 私の沖縄文化論』
26/03/2016

沖縄タイムスへの投稿。勝連繁雄著『南島の魂 私の沖縄文化論』

新刊照屋寛徳著『「壊憲」に抗い 不戦と護憲に生きる』が入荷。来週から書店に並べられるよう手配しないといけない。
12/03/2016

新刊照屋寛徳著『「壊憲」に抗い 不戦と護憲に生きる』が入荷。来週から書店に並べられるよう手配しないといけない。

『邪馬壹国総合説 赤椀の世直し』
29/02/2016

『邪馬壹国総合説 赤椀の世直し』

今日のタイムス。「県産本コレ読んだ」は拙著の紹介をさせていただきました。
30/01/2016

今日のタイムス。「県産本コレ読んだ」は拙著の紹介をさせていただきました。

新刊 宮里好一・比嘉佑典共著『タピックの新医療革命』が今日納品されてきた。定価2500円 A5上製
30/11/2015

新刊 宮里好一・比嘉佑典共著『タピックの新医療革命』が今日納品されてきた。定価2500円 A5上製

近日発刊予定の『タピックの新医療革命』表紙デザインです。
19/11/2015

近日発刊予定の『タピックの新医療革命』表紙デザインです。

06/06/2014

『憲法を求める沖縄捨てる日本』地方・小出版流通センターから追加の注文。本日発送。

17/05/2014

新刊『憲法を求める沖縄 捨てる日本』の一部分を紹介します。

◉9条が あるから入る 自衛隊◉

 社民党の自衛隊に対する考え方を辿ってみる。村山富市政権(自・社・さ連立政権)発足後の社会党(当時)第61回臨時全国大会( 1994年9月)において、「『非武装』は党是を超える人類の理想」としつつ「自衛のための必要最小限度の実力組織である自衛隊を認める」、と従来の「自衛隊違憲論」から「自衛隊合憲論」へと転換した。
 当時、私は党員でもなく、国会議員でもなかった。 
 その後の自民党政権下で、日米新ガイドライン、周辺事態法、有事法制の制定、イラクへの派兵など、自衛隊の活動領域が専守防衛を超えて拡大し、米軍と自衛隊の一体化が進み、その装備・機能実態は「我が国を防衛するための必要最小限度の実力組織」と言えなくなった、と社民党は評価するに至った。
 そこで社会民主党宣言(2006年2月)では「現状、明らかに違憲状態にある自衛隊は縮小を図り、国境警備・災害救助・国際協力などの任務別組織に改編・解消して非武装の日本を目指します」と路線を再転換した。私は、社会民主党宣言を纏める責任者だった(2003年11月、社民党公認で衆議院議員に初当選した)。私個人は、当時も今も自衛隊は〝違憲状態〟を超えて「違憲な存在」と考えている。

 さてさて、自民党「日本国憲法改正草案」によると、現行憲法9条1項の平和主義は残すが、9条2項の戦力の不保持と交戦権の否認は全面削除し、新たに9条の2項で「内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する」となっている。
 要するに、自民党「日本国憲法改正草案」は、自衛隊を「国防軍」とし、自衛隊の「普通の軍隊化」、自衛隊を米軍と一体となって世界中で戦争ができる「本物の軍隊」にしようとの狙いだ。
 安倍内閣は、「憲法96条改憲」を先行させ、「憲法9条改憲」を実現し、集団的自衛権行使容認へと憲法解釈を変更することによって、日本を「平和国家」から「戦争国家」へ変えようと躍起だ。来る7月の参議院選挙は、96条改憲、9条改憲、集団的自衛権行使容認問題などが争点になってくるに違いない。

 桜美林大学教授の早野透氏は「(安倍総理の改憲策動と対抗するには)社民党は平和憲法をたいせつに思う人々の幅広い結集軸にならなければならない。もうそれはこれまでのように、お題目として唱えるだけではいけない」と指摘する(『月刊社会民主』2013年1月号)。
 早野氏は、「社民党はいいことを言っているのに、なぜ後退するのか、そこをとことん議論しなければならないときである」「社民党の政策は、ほんとに有権者の心に届いていただろうか……もっともっと人々の心に近づくことはできないか」とも書き記している。同じ昭和20年生で、尊敬する〝心友〟早野透氏の言葉をしっかり胸に刻みたい。
 おっとっと、横道にそれてしまった。今回のエッセーの表題である「9条が あるから入る 自衛隊」は、4月上旬の毎日新聞に載っていた川柳である。憲法9条を改憲し、自衛隊を「国防軍」に変えて入隊する人がおるのか、いないだろうなー。入隊志願者が激減すると、「国防軍」として徴兵制が待っているかもね。
 私は、「国防軍」創設による徴兵制の復活を冗談で言っているつもりはない。自民党「日本国憲法改正草案」前文三段は、「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り…」と抽象的ながら国民の国防義務を定めており、自民党による改憲を許せば、徴兵制復活は現実になり得ることを心すべきである。
(2013年5月13日)

新刊が届いた。雨模様だったので、明日にしてもらおうと思ったが、幸いちょっとした晴れ間が出たので届けてもらった。憲法記念日には何とか間に合った。
28/04/2014

新刊が届いた。雨模様だったので、明日にしてもらおうと思ったが、幸いちょっとした晴れ間が出たので届けてもらった。憲法記念日には何とか間に合った。

28/04/2014

昨日は『憲法を求める沖縄 捨てる日本』の入荷に備えてスリップの準備をする。今では、書籍バーコードがついていて、昔の様にスリップで売上管理をすることはないのではないかと思ったりもするのだが、スリップをつけないと本屋さんが納得してくれない。
私のスリップ作りは極めてアナログな世界だ。B4の紙に8枚とりでスリップをプリントし、ペーパーカッターで裁断。次にポンチでパンチング。折り曲げて完成。結構手間ひまかかる。

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沖縄県うるま市字赤道713番地2
Uruma-shi, Okinawa
904-2245

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