INTERVIEW|Yohei Hayakawa

INTERVIEW|Yohei Hayakawa INTERVIEW|Yohei Hayakawa, メディア, 西区みなとみらい2丁目2-1 ランドマークタワーB1F, Yokohamaの連絡先情報、マップ、方向、お問い合わせフォーム、営業時間、サービス、評価、写真、動画、お知らせ。

プロインタビュアー/キクタス㈱代表。羽生結弦、吉本ばなな、ケヴィン・ケリーらトップランナーから市井の人々まで取材。戦争体験者の声を残す『戦争の記憶』にも取組む。インタビューマガジン『LIFE UPDATE』を日本語・英語で配信中。著書『会う力』(新潮社)

Professional interviewer in Yokohama, Japan. 2,000 conversations over 20 years — from Yuzuru Hanyu, Banana Yoshimoto and Kevin

十年以上、ナタリー・ゴールドバーグさんの本を読み続けてきました。『魂の文章術』の著者です。僕は10年以上、自分の本の一行目が書けませんでした。それを動かしたのが、彼女のたったひとつの教えでした。「手を動かし続けなさい」。おかげで、僕の最初の...
07/08/2026

十年以上、ナタリー・ゴールドバーグさんの本を読み続けてきました。『魂の文章術』の著者です。

僕は10年以上、自分の本の一行目が書けませんでした。それを動かしたのが、彼女のたったひとつの教えでした。「手を動かし続けなさい」。おかげで、僕の最初の本は上梓することができました。

先日、ついに画面越しに、彼女と向かい合いました。
1時間の対話で、いちばん深く残ったのは、意外なほど静かな話でした。

書くことと、坐ること。禅を50年実践してきた彼女は、疲れ果てたときどうするかと訊いた僕に、こう答えました。

「ただ、坐るの。昨日の夜も、外に坐って、葉の音を聴いていた」

そして、その言葉の土台にあるのが、禅であり、俳句であり、日本であることに、僕は少し居ずまいを正しました。

彼女との話を、今週の LIFE UPDATE に書きました。
�▶ https://yoheihayakawa.substack.com/p/b71

英語版はこちらです。海外にお友達やご家族がいらっしゃったら、どうぞ教えてあげてください。�https://lifeupdatemag.substack.com/p/writing-and-sitting
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For more than ten years I've read Natalie Goldberg's books — the author of Writing Down the Bones.
I've interviewed over 2,000 people in twenty years, and yet for more than a decade I couldn't write the first line of my own book. What finally moved me was one instruction of hers: Keep the hand moving.
Last week, I finally sat face to face with her.
What stayed with me was surprisingly quiet: writing, and sitting. She has practiced Zen for fifty years. When I asked what she does when the well runs dry, she said: "Just sitting. Last night I sat outside and listened to the leaves."
Underneath those words: Zen, haiku, and Japan.
This week's LIFE UPDATE.�▶ https://lifeupdatemag.substack.com/p/writing-and-sitting

台湾ではなく今週の舞台はカリフォルニア。作家ナタリー・ゴールドバーグさんに会った話を、お届けします。

「あなたが今、一番超えたいものは何ですか?」——って聞いておいてなんですが、僕自身、まだ全然超えてる途中です。年々、動く前にまず電卓を叩くようになってて。「リスクを取らないのが一番のリスク」って知ってるのに、超えられてない。人のこと言えませ...
04/08/2026

「あなたが今、一番超えたいものは何ですか?」

——って聞いておいてなんですが、僕自身、まだ全然超えてる途中です。年々、動く前にまず電卓を叩くようになってて。「リスクを取らないのが一番のリスク」って知ってるのに、超えられてない。人のこと言えません。

そんな問いをひとつだけ持ち寄って、少人数で囲む夜の会を開きます。約1年ぶりのリアル開催です。

役割も肩書きも玄関に置いて、ただの自分に戻っておしゃべりする感じ。答えは持って来なくて大丈夫だし、うまく話せなくても、聴いてるだけでも全然OKです。人の「超えたいもの」を聞いてると、なぜか自分の壁も、ちょっとやわらかくなってたりします。

帰り道、なんか少し身軽になってる。そういう夜になったらいいなと思っています。

8月27日(木)夜、横浜みなとみらいで。ふらっと、どうぞ。
https://luma.com/utfjsqag

※1対1の「公開インタビュー枠」は満席になりました。

「あなたが今、一番超えたいものは何ですか?」 LIFE UPDATE LOUNGE Vol.13|BUKATSUDO@横浜みなとみらい…

十年以上、「会いたい人リスト」のいちばん上にいた方に、お会いしました。カナダのピアニスト、アレクサンドラ・ストレリスキさん。八年前、はじめての本を書くためにこもっていたアイスランドの宿で、Apple Musicが偶然流したのが彼女のアルバム...
24/07/2026

十年以上、「会いたい人リスト」のいちばん上にいた方に、お会いしました。

カナダのピアニスト、アレクサンドラ・ストレリスキさん。八年前、はじめての本を書くためにこもっていたアイスランドの宿で、Apple Musicが偶然流したのが彼女のアルバム『INSCAPE』でした。以来、朝も夜も、疲れたときも、何千回と聴いてきました。あの本は、彼女の音がなければ書き上げられなかったと思います。

当日は、一日じゅう緊張して何も手につきませんでした。おかしなもので、いつもは緊張したとき彼女の音楽を聴けば落ち着くのに、その日ばかりは、聴けば聴くほど緊張しました。そのことを正直に伝えると、彼女は笑って「その気持ち、わかります」と。

いちばん聴きたかったのは、あのアルバムがどう生まれたかでした。彼女は、広告音楽の会社で燃え尽きた三十代の話をしてくれました。ある朝、スタジオで理由もなく泣いて、裏口から出て行った日のこと。

実はぼくも二十年前、広告の世界で同じように燃え尽きたことがあります。そう伝えると、彼女は「それを聞けて、ある意味とても嬉しい」と言いました。

最後に、いちばん訊きたかったことを訊きました。

「越える直前の自分に、たった一言かけられるとしたら、なんと言いますか」

彼女の答えを、今週の LIFE UPDATE に書きました。た。

https://yoheihayakawa.substack.com/p/bf8

今日から、このマガジンの英語版も始めました。中身は同じです。海外にお友達やご家族がいらっしゃったら、どうぞ教えてあげてください。
https://lifeupdatemag.substack.com/p/do-i-go-still-afraid
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For more than ten years, one name sat at the top of my "people I want to meet" list.

Alexandra Stréliski. In 2018, in a room in Iceland where I was writing my first book, Apple Music started playing an album I hadn't chosen — INSCAPE. I've listened to it thousands of times since.

Last week, I finally met her. I asked her, at the end, the one question I had carried the longest: "If you could say one thing to yourself, standing right at the edge, just before crossing — what would you say?"

Her answer is in the letter — the first issue of LIFE UPDATE in English.

https://lifeupdatemag.substack.com/p/do-i-go-still-afraid

LIFE UPDATE LETTER Vol.354 Jul 24, 2026

朝、いつものように英会話のレッスンを受けました。相手はテキサスに住む先生で、その日はじめて画面越しにお会いした方です。ワールドカップの話から始まって、彼女の話になりました。ウィスコンシンで育って、大学で教職の学位を取って、いろんな国を旅しな...
17/07/2026

朝、いつものように英会話のレッスンを受けました。相手はテキサスに住む先生で、その日はじめて画面越しにお会いした方です。

ワールドカップの話から始まって、彼女の話になりました。ウィスコンシンで育って、大学で教職の学位を取って、いろんな国を旅しながらボランティアで英語を教えてきたこと。

「いろんな仕事を試してみるのが好きなの。教職の勉強をしたけれど、それが『これだ』とはまだ思えていない。だから、いろんな可能性を探してる」

気づけばぼくは、レッスンのはずなのに彼女にインタビューをしていました。職業病です。
やがて彼女が、ぼくに聞いてきました。

「ポッドキャストを通じて、何を学んだ?」

たどたどしい英語で、LIFE UPDATE という言葉に込めたことを話しました。すると彼女は少し黙って、こう言ったんです。

「だって、質問できるなんて。会いたい人に会って、いちばん聞きたいことを、その本人に聞ける。それって、なんという贈り物だろう」

──今度は、ぼくのほうが黙ってしまいました。20年、2000人以上にお目にかかってきて、当たり前になりすぎて、忘れていたことがあります。それは権利でも技術でもなく、贈り物だったのだと。

今週のレターに書きました。

LIFE UPDATE LETTER Vol.353 Jul 17, 2026

台北で、十一年ぶりに、木下諄一さんと再会しました。十一年前にお会いしたときは、外国人として初めて台北文学賞を受賞された小説家でいらっしゃいました。あれから十一年。再会した木下さんは、六十五歳になっていて、まったく想像していなかった進化を遂げ...
10/07/2026

台北で、十一年ぶりに、木下諄一さんと再会しました。
十一年前にお会いしたときは、外国人として初めて台北文学賞を受賞された小説家でいらっしゃいました。あれから十一年。再会した木下さんは、六十五歳になっていて、まったく想像していなかった進化を遂げていらっしゃいました。

台湾ではいま、YouTuber「超級爺爺(スーパーG)」として知られ、街を歩けば「今日は何食べたの?」と声をかけられる。登録者は七万人。きっかけは五十九歳のある日、ネットの記事を最後まで読み切れないご自身に気づいたことだったそうです。「これからは、文字だけでは生き残れない」。六十歳を前に機材を一からそろえ、パソコンの使い方をネット検索で一つずつ覚えていかれました。そして六十五歳のいまは、短編映画まで、脚本から資金集めまですべてご自身で。

なぜ、そこまでなさるのか。うかがったとき、木下さんはこうおっしゃいました。

「危機感で始めたんです。でも、しばらくすると、それが好奇心に変わるんですよ」

恐れから始まったはずのことが、いつのまにか、面白くてたまらないものに変わっている。AIの話をされるときの、少年のような目。六十五歳の大先輩を前に、励まされたのは、こちらのほうでした。
今週のレターに書いています。

LIFE UPDATE LETTER Vol.352 Jul 10, 2026

「あなたが今、一番超えたいものは何ですか?」対話を通して、自分自身と静かに向き合う夜。初参加やお一人でのご参加も、ぜひお待ちしています。📅8/27 18:30〜20:30📍横浜(みなとみらい)────────────▼詳細・お申し込みはこち...
09/07/2026

「あなたが今、一番超えたいものは何ですか?」
対話を通して、自分自身と静かに向き合う夜。
初参加やお一人でのご参加も、ぜひお待ちしています。
📅8/27 18:30〜20:30
📍横浜(みなとみらい)
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▼詳細・お申し込みはこちら🔗
https://luma.com/utfjsqag
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🌿 このラウンジで体験できること
・自分の本音と出会う対話の時間
・価値観や世界観を共有できる仲間との出会い
・最近見つけた”人生を更新するヒント”のシェア

初参加・お一人で参加される方も多いイベントです。
ぜひ安心してご参加ください。

▼LIFE UPDATE LOUNGEとは?
このイベントは、プロインタビュアー・早川洋平(『会う力』著者)のインタビューメディア『LIFE UPDATE』から生まれた対話型イベントシリーズです。
“人生を更新する”というコンセプトをベースに、日々の暮らしや働き方を、静かに問い直す場としてスタートしました。
静かな問いと、やさしいつながりが生まれる夜を、ぜひご一緒に。
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▼詳細・お申し込みはこちら🔗
https://luma.com/utfjsqag
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インタビューで、必ず聞く質問があります。「もし何の制約もなかったら、何をしたいですか」。この20年、いろんな方に投げかけてきたその問いを、この梅雨、めずらしく自分に向けてみました。出てきた答えは、恐れでも不安でもなく——「計算する自分」でし...
03/07/2026

インタビューで、必ず聞く質問があります。「もし何の制約もなかったら、何をしたいですか」。この20年、いろんな方に投げかけてきたその問いを、この梅雨、めずらしく自分に向けてみました。
出てきた答えは、恐れでも不安でもなく——「計算する自分」でした。
起業したばかりの頃は、何も考えていませんでした。人生を更新するような人と世界に、とにかく会いに行きたい。それだけで動いていた。それが、年を重ね、家族ができ、守りたいものが増えるほど、気づけば先に電卓を叩いている。ひとつひとつは、もっともらしい「大人の判断」の顔をして。
でも、リスクを負わないことこそが、一番のリスクだということも、本当はわかっている。
だから先月、思い立ってすぐ台湾へ飛んだこと。かつて飛行機恐怖症だった僕が、いつのまにか別の幻想をこしらえていたこと。そして、一年ぶりにひらく、小さな夜の会のこと。超えた先にしか見えない景色の話を、今週のレターに書きました。無料で読めます。
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LIFE UPDATE LETTER Vol.351
「一番超えたいのは、計算する自分でした」
https://yoheihayakawa.substack.com/p/2bf
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LIFE UPDATE LETTER Vol.351 Jul 3, 2026

【 #266】「本番前に訪れる至福のひととき」葉加瀬太郎さん(ヴァイオリニスト)[後編]▼LIFE UPDATE365▼【夢中という集中力は、あらゆる恐怖を消し去る】Podcast https://listen.style/p/lifeup...
01/07/2026

【 #266】「本番前に訪れる至福のひととき」葉加瀬太郎さん(ヴァイオリニスト)[後編]

▼LIFE UPDATE365▼
【夢中という集中力は、あらゆる恐怖を消し去る】
Podcast https://listen.style/p/lifeupdate
YouTube https://youtu.be/ylAP2J7dzoA?si=Fz1fZG47_yerXV97

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「あなたにとって、旅とは何ですか?」

25年続くラジオ番組のホストとして、葉加瀬太郎さんが数多のトップランナーに問い続けてきたこの究極の質問に、今回はご本人が答えてくれました。その答えは、僕たちの予想を心地よく裏切る、実に具体的で美しいものでした。

「荷作りと、荷解き(パッキングとアンパック)ですね」

ホテルに入れば、たとえ1泊の滞在であってもスーツケースの中身をすべて取り出し、クローゼットにハンガーを並べて自分の空間を調律する。何もない四角い部屋を、一瞬にして「自分のオフィス」に変えてしまうその儀式こそが、旅の最大の醍醐味なのだと葉加瀬さんは言います。まだ見ぬステージを頭の中で想像し、ワクワクしているその空白の時間にこそ、至福が宿る。それは、私たちが効率や目的地ばかりを急ぎ、置き去りにしてしまいがちな「プロセスを愛する」という豊かさそのものです。

「形にならないもの、流体(リキッド)がたまらなく好き」と語る葉加瀬さんは、大の釣り好きでもあります。
深く繊細な海の底へ鉛の玉を落とし、真鯛の気配をじっと手元で探る10時間の集中力。自分の動きだけに意識を向けるピラティスの深呼吸。
それら一見、音楽とは無関係に思える「無になる時間」を重ねるようになってから、不思議と「舞台が怖くなくなった」と静かに微笑みます。大海原を前にしたときの心の沈め方と、ステージのど真ん中に立って客席を見渡すときの精神の輪郭が、綺麗にシンクロし始めたからでした。

音楽家デビュー35周年。日本を代表するマエストロでありながら、「自分が若い頃に行きたかった場所を100とするなら、今はまだ50くらい」と淡々と語るその佇まいに、僕は深い畏敬の念を抱かずにはいられませんでした。

世間が求める「面白いおじさん」という舞台の役割を愛嬌たっぷりに演じながらも、その奥底には、18歳の頃に憧れた坂本龍一さんのような硬質な芸術へのピュアな渇望が、今も変わらず脈打っている。
現状に安住せず、常にバネを絞り込むように自分を調律し続ける葉加瀬さんの航路は、変化の激しい時代を生きる僕たちに、自分だけの「ゾーン(集中)」へ深く潜っていくことの歓びを静かに教えてくれているようです。

各界のトップランナーやその道のプロフェッショナル、時代を映す市井の人々…… プロインタビュアー早川洋平が、国内外の分野を超えるインタビューを通じて「人生をアップデートする人と世界」をお届けします。 http:.....

【 #265】「中学生のまま生きる」葉加瀬太郎さん(ヴァイオリニスト)[前編]▼LIFE UPDATE365▼【発想の自由を守るために、スケジュールを捨てる】Podcast https://listen.style/p/lifeupdate...
30/06/2026

【 #265】「中学生のまま生きる」葉加瀬太郎さん(ヴァイオリニスト)[前編]

▼LIFE UPDATE365▼
【発想の自由を守るために、スケジュールを捨てる】
Podcast https://listen.style/p/lifeupdate
YouTube https://youtu.be/52iKxuVxIbI

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「日々のスケジュールは、詳しく知らないようにしているんです」

そう淡々と語るヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんの言葉に、僕はハッとさせられました。1ヶ月後に何をしているかは大枠で分かっていても、毎日の細かな予定はあえてマネージャーにすべて委ねる。いくつもの締め切りや宿題を頭に抱え込んでしまうと、何かを新しく生み出すための「発想の自由さ」が失われてしまうから、と。情報を極限まで削ぎ落とし、頭の中に心地よい余白を調律しているのです。

18歳で東京へ出てくるまで、クラシック音楽一辺倒だったオタク少年。そんな彼の世界を揺るがしたのは、大学で出会ったパンクバンドの衝撃と、美術学生たちの圧倒的な自由さでした。ピカソに似ていようが「これは俺の作品だ」と言い切る彼らの姿に打たれ、アカデミックな作曲法を学んでいないクラシック少年は、自らメロディを紡ぎ始めます。

仲間やクライアントと共に、社会的なプロダクションとして緻密に編み上げていく「音楽」の仕事。
それに対して、アトリエに一人こもり、泥遊びのように五感を絵の具に浸らせる「絵画」の時間。

「どちらかに飽きたら、もう片方に逃げる。僕にとって、音楽も絵画もすべては遊びのツールなんです」

24歳の頃からすべての通帳を妻に預け、30年以上一度も見たことがないという驚きのエピソードも、すべては「価格や数字に自分の感性を左右されたくない」という、純粋性を守るための引き算の知恵でした。

まるで中学生のように、砂場で一緒に遊んでくれる友がいて、ただ表現に没頭できる場所があればいい。世間が作った「大人」という枠組みから軽やかに越境し、自分の生を伸びやかにドライブし続ける葉加瀬さんの佇まいは、効率や管理に縛られがちな僕たちの心に、青空とおなじだけの余白をそっと広げてくれます。

各界のトップランナーやその道のプロフェッショナル、時代を映す市井の人々…… プロインタビュアー早川洋平が、国内外の分野を超えるインタビューを通じて「人生をアップデートする人と世界」をお届けします。 http:.....

いま、台湾にいます。台北のホテルの一室で、これを書いています。昨日会いに行ったのは、台北から新幹線で三十分の新竹——台湾のシリコンバレーと呼ばれる、世界のAIチップを支える街の隣町に暮らす、ひとりの書家でした。縁筆書家のSOYAMAXさん。...
26/06/2026

いま、台湾にいます。台北のホテルの一室で、これを書いています。
昨日会いに行ったのは、台北から新幹線で三十分の新竹——台湾のシリコンバレーと呼ばれる、世界のAIチップを支える街の隣町に暮らす、ひとりの書家でした。
縁筆書家のSOYAMAXさん。経歴を聞いて、言葉を失いました。十八歳、入社二か月で末期がん(悪性リンパ腫、ステージ4)。一度は死を覚悟しながら、それでも字と向き合った。生還したあと、沖縄へ渡って料理人になり、やがて世界へ。三年かけて地球をおよそ二周し、たどり着いたのが台湾でした。赤い髪の、大きな人です。
その彼が、さらりとこう言いました。「どこに座っても、必ず誰かが現れるんですよ」。縁もゆかりもない土地に、ただ一人で入り、路上に座って書きはじめる。すると、泊めてくれる人や、仕事が、必ず現れる。座って書きはじめるまで、何が出てくるかわからない。でも必ず、何かが起きる。
会って、家にお邪魔して、寝食を共にさせてもらって、はじめてわかったことを、いまこの街で書きました。
続きはこちらです(無料で読めます)

LIFE UPDATE LETTER Vol.350 Jun 26, 2026

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Yokohama, Kanagawa
220-0012

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