
28/02/2025
\ 新刊のお知らせ📖/
安達茉莉子さんの新刊『らせんの日々 ー 作家、福祉に出会う』を刊行します。
「福祉」に今まで触れる機会がなかった安達茉莉子さんが、障害者支援施設などの福祉事業所を取材し、また勤務する職員の語りに耳を傾けることを通して、はじめて福祉に出会い、驚き、これからの社会のヒントを得ていく本です。 『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』(三輪舎)や『毛布』(玄光社)などの著作は、個人的な事柄を中心に、幸せについて綴ったエッセイでした。
そんな著者が今回、「福祉」をテーマにするのは意外に思われるかもしれません。しかし、「福祉」は英語にすればwelfare、つまり「〔心身の、また経済的な〕幸福」です。彼女がこれまでに書き綴ってきたテーマである「セルフケア」「自分らしく生きられる世界」の先には必然的に福祉があります。 福祉の現場を描いた本書は、親族の介護や子育ての機会に誰もが出会うことになるであろう読者にとって、福祉の入門書になることを期待することができます。そしてそれだけでなく、例えば会社勤めしている方や経営されている方にとっては、組織づくりや社内コミュニケーションのヒントにもなると思います。
なお、本書の版元は三輪舎ではなく、株式会社bokuminが立ち上げた出版事業「ぼくみん出版会」より出版されます。三輪舎はその出版事業(編集から流通まで)を当面請け負うこととなりました。
pub.bokumin.jp/book/rasen/
#らせんの日々
#ぼくみん #安達茉莉子