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08/10/2025

2025年双十国慶節光の饗宴開幕 賴清德・総統「世界に多彩な台湾を見せたい」

今年は台湾のテレビ界の最高栄誉である「金鐘賞(ゴールデン・ベル・アワード)」創設60周年の節目の年です。これを記念し、10月10日の双十国慶節を祝うため、総統府の建物を舞台にした「2025年双十国慶節プロジェクションマッピングショー」が、総統府の指導、頼清徳・総統が会長を兼務する中華文化総会の主催、文化部影視および流行音楽産業局の共催で、7日から始まりました。

総統府全体をキャンバスに、過去60年の名作ドラマやバラエティ計87本が映し出され、台湾の映像文化の歩みを華やかに振り返ります。

賴・総統はあいさつの中で、「世界に多彩で活気あふれる台湾を見せたい」と述べ、洪水被害に見舞われた東部・花蓮の被災地を応援するメッセージ「花蓮加油(花蓮がんばれ)」も投影されました。

今年のテーマは「Stay Tuned, TAIWAN」。日本語に直訳すると、「チャンネルはそのままで、台湾」になりますが、様々な意味が込められています。

「チャンネルはそのまま!台湾から輝きを発信」
「チャンネルはそのままで、台湾にご注目ください」
「Stay Tuned, TAIWAN――これからも世界が注目する台湾」
「チャンネルはそのまま、台湾に注目です」
「チャンネルはそのままで、台湾からお届けします」

声の出演には、金鐘賞の「視帝(最優秀主演男優賞)」を女性として初めて受賞した俳優、男役の陳亞蘭さんと、金鐘賞の最多受賞記録を持つキャスターの沈春華さんが参加。10月7日から10日まで、台湾のテレビが刻んだ一甲子(60年)の記憶を国民と共にたどり、時代を越えた温かい思い出を共有します。

賴清德・総統は、点灯式で双十国慶節のプロジェクションマッピングショーを実施する目的について「明るく楽しい文化イベントを通じて、人々が総統府という百年建築の歴史と魅力を知り、台湾の民主社会の多様性、自信、そして開放性を感じてほしい」と説明しました。

また、「今年は金鐘賞60周年を記念し、80本を超える映像作品を集めて台湾のテレビの歩みを振り返る内容になった」とし、「テレビ局や制作会社の皆さんの情熱と品質へのこだわりが台湾の映像文化を豊かにしてきた。これからも素晴らしい作品を作り続け、世界に多彩な台湾を見せてほしい」と激励しました。

賴・総統はさらに、今年の光の饗宴で「花蓮加油(花蓮がんばれ)」の文字が投影されていることにも触れ、「花蓮の洪水被害で犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、負傷者の早期回復を祈るとともに、この12日間、花蓮で救援活動に尽力したすべてのボランティアや『スコップヒーロー』たちに心から感謝する」と述べました。

一方、立法院(国会)の韓國瑜・院長(国会議長)はあいさつで、「今年の双十国慶節祝賀イベントはこの光の饗宴を皮切りに、10月9日の中部・台中での夜の国慶節祝賀パーティー、10日の双十国慶節祝賀大会、そして10日夜には南投で初めて開催される花火大会へと続き、台湾全土で祝賀ムードを盛り上げる」と紹介しました。

韓・院長はさらに、「近年、韓国ドラマが国際的に注目を集めているが、台湾こそ長年にわたり華語圏のテレビドラマの先頭を走ってきた。だからこそ、今回の光の饗宴は私たちが再び立ち上がる契機となる。ぜひ多くの人に関心を持ってほしい」と呼びかけました。

中華文化総会の李厚慶・秘書長は、「金鐘賞の60年は、台湾の世代を超えた記憶そのもの。各時代の番組には、その時代独特の空気や文化が息づいている」と述べました。

たとえば、台湾初のテレビ婚活番組『我愛紅娘』は、当時としては画期的な形式で多くのカップルを誕生させましたが、いまのようにアプリが普及した時代には、その新鮮さを実感しにくいかもしれないと語りました。

また李・秘書長は、「今年のプロジェクションマッピングショーは、国籍、性別、世代、エスニックグループを超えた共感を映像で結び、観る人みんなが共に時代を体験し、同じ記憶を共有できる場をつくりたい」と強調しました。

李・秘書長はさらに、テレビの力について「台湾の物語を語るだけでなく、人々をつなぐ媒体でもある」と述べました。今回の花蓮の洪水被害でも、報道を通じて“スコップヒーロー”と呼ばれる多くのボランティアが駆けつけ、見知らぬ者同士が助け合い、被災者のために行動しました。また、寄付などを通じて支援する人も多く、このような温かい行動と国民性が、台湾と日本の間に強い友情を築く基礎になっていると指摘しました。

李・秘書長は、「日本の著名な芸術家・奈良美智さんも台湾を応援してくださった。北部・新北市金瓜石での個展の収益の一部を寄付し、さらに日本での『風とロック芋煮会』で、油性マジックペンで腕に絵を描く『マッキー・タトゥー』募金活動を行い、その収益を全額台湾へ寄付した。こうした純粋で美しい善意が報道を通じて広がり、善の循環(善の連鎖)を生んでいる」と感謝を述べました。

「2025年双十国慶節プロジェクションマッピングショー」は、10月7日から10日まで、台北市の総統府前・凱達格蘭大道で開催されています。上映時間は毎晩午後7時から9時半までで、1回約10分のプログラムです。

主催者は「この光と映像の祭典を通じて、世代を超えた台湾の映像文化をつなぎ、過去の物語を再び体験し、いまこの時代の新しい記憶をともに創りたい」と期待を示しています。

(写真:Rti王淑卿)
10月6日の試験点灯の映像をお届けいたします。

#台湾国際放送 #台湾 #2025年双十国慶節プロジェクションマッピングショー #2025國慶光雕 #頼清徳 #中華文化総会 #金鐘60 #李厚慶 #花蓮加油 #奈良美智 #風とロック芋煮会 #スコップヒーロー #韓國瑜 #陳亞蘭 #沈春華

欧州で文化・シンクタンク外交推進、林・外交部長「台湾の実力で感動を」困難な国際環境の中で、外交部(外務省)の林佳龍・部長(大臣)は「総合外交」を通じて突破口を模索しており、先日の欧州歴訪で推進した「文化外交」は大きな力を発揮しました。林・外...
08/10/2025

欧州で文化・シンクタンク外交推進、林・外交部長「台湾の実力で感動を」

困難な国際環境の中で、外交部(外務省)の林佳龍・部長(大臣)は「総合外交」を通じて突破口を模索しており、先日の欧州歴訪で推進した「文化外交」は大きな力を発揮しました。林・外交部長は8日、台湾国際放送の運営母体である中央放送局の番組「早安.台灣(おはよう、台湾)」の単独インタビューで、台湾は自由に世界に参加することはできないが、「文化外交」などの方法を利用して世界へ歩みだせる。だから台湾は行き場がないように見えても、実はどこにでも存在していると述べました。

林・部長は9月にヨーロッパを2度訪問しました。
最初の訪問ではチェコ、イタリア、オーストリアを歴訪。インタビューの中でこの訪問を「文化外交」と位置づけました。そして、「ワルシャワ安全保障フォーラム」に出席するためにポーランドを訪れた2回目の訪問については「シンクタンク外交」と表現しました。

林・部長は、外交活動において、価値観、安全保障、経済貿易などの課題に加え、相互理解と相互尊重、そして主体性を備えた「文化」を強調することが欧州での推進に適していると指摘。これにより、欧州市民をはじめ、より多くの人々が、台湾を「テクノロジーの島」として認識するだけでなく、さらに一歩進んで、より豊かで多様な台湾を理解できるようになる。「台湾は排除され、自由に世界に参加することはできないが、実は様々な方法で世界に向けて歩み出すことができる。他国が私たちを見る時、みんなが私たちを好意的に見てくれる。台湾のこうした実力を示すことは、実は外交において人の心を動かす重要な力の一つなのだ」と語りました。

「シンクタンク外交」の拡大については、ポーランドを訪問し「ワルシャワ安全保障フォーラム」に出席したことは、台湾と理念の近いパートナーの多様な価値観を浮き彫りにしただけでなく、「シンクタンク外交」には更なる発展の余地があることを証明したと述べ、中国共産党は各国に対し台湾の外交部長の入国を禁止するよう求めているが、ポーランド政府は、このようなシンクタンク活動は開放的で歴史も長く、各界が多様な視点を示すことを歓迎している。「ワルシャワ安全保障フォーラムは長年開催されてきたシンクタンク活動だ。世界各国の外相や防衛相が参加するのはごく自然なことで、たとえ異なる意見があっても、このフォーラムで発言できる」と説明しました。

林・部長はインタビューの中で繰り返し「多様性」というキーワードを語りました。中国共産党の禁止措置はまさにその「独裁的」姿勢を表しており、シンクタンクやNGO間の交流活動を許容でき無いことを示しています。しかし、林・部長は、欧州に身を置く以上、欧州文明においてヨーロッパの人々が当然と考える規範を理解するべきだと指摘。中国共産党が自身のヨーロッパ訪問時に当該国に対して行った抗議は、欧州の「意見が違えば、みんなで話し合う」という多元主義とは全く相容れないと強調しました。

このほか、欧州が今年下半期の「文化外交」の重点であることに言及したほか、今年上半期に力を注いだ日本の大阪・関西万博の台湾パビリオン「TECH WORLD(テック・ワールド)館」と、それに基づいて開催された「台湾を探せ 」を紹介し、これらの取組みは「台湾は行き場がないが、どこにでも存在する」ことを強調し、世界に対し「差異を尊重し、多様性を評価する」ことが台湾と民主主義国家が共に大切にする核心的価値であり、そして台湾と中国の最大の違いであると訴えました。

(写真:Rti)

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#外交部 #林佳龍 #単独インタビュー

パラグアイ下院議長訪台、頼・総統:民主主義と自由を共に守ることに期待10月10日の中華民国の建国記念日「双十国慶節」を前に、南米の国交樹立国、パラグアイのラウル・ラトーレ(Raul Luis Latorre Martínez)下院議長が7日...
08/10/2025

パラグアイ下院議長訪台、頼・総統:民主主義と自由を共に守ることに期待

10月10日の中華民国の建国記念日「双十国慶節」を前に、南米の国交樹立国、パラグアイのラウル・ラトーレ(Raul Luis Latorre Martínez)下院議長が7日台湾に到着。頼清徳・総統は8日午前、ラトーレ議長率いる訪問団の表敬訪問を受けました。頼・総統は挨拶の中で、パラグアイの党派を超えた下院議員の皆さんが双十国慶節祝賀大会に参加するために台湾を訪問してくれたことは、パラグアイが台湾を重視していることを十分に表すものであると述べ、権威主義の拡大に直面する中、台湾とパラグアイは手を取り合い、共に新たな時代の課題に向き合い、民主主義と自由を守り、世界の平和と繁栄のためにより多くの貢献を行っていくことに期待を寄せました。

頼・総統は、ラトーレ議長は数々の国際的な舞台において台湾のために声を上げてくれており、パラグアイ議会も一貫して台湾に友好的な声明を発表し、台湾の国際参加を強く支持してくれていると指摘。パラグアイのサンティアゴ・ペニャ(Santiago Peña)大統領も今年の国連総会の一般討論演説で台湾を支持する発言を行い、「正しい行いをすることは、何物にも代えがたい価値がある」と強調するとともに「台湾は国連の席を持つべきである」と述べてくれたと語り、台湾の人々を代表してパラグアイの政府に心からの感謝の意を表したいと述べました。

そして、ここ数年、パラグアイ政府と議会の支援の下、台湾とパラグアイは、教育、農業・畜産業、インフラ建設、女性のエンパワーメントといった分野において、多くの協力の成果を上げている。今後も両国の国会は、各分野での協力計画を推進し、両国民の最大の福祉を創出していくと指摘しました。

頼・総統はまた、台湾とパラグアイは兄弟のような絆があり、民主主義や自由といった価値を共有している。1990年代初期を振り返ると、台湾とパラグアイはほぼ同じ時期に民主化への歴史的プロセスを歩み始め、民主的な選挙によって新たな章を開いたと強調し、「権威主義の拡大や、国際情勢の急速な変化に直面する中、両国が手を取り合い協力し、共に新たな時代の課題に立ち向かい、民主主義と自由を守り、世界の平和と繁栄のためにより多くの貢献をしていくことを期待している」と述べました。

ラトーレ議長も続く挨拶の中で、今回、史上最大規模の超党派の訪問団を率い、この困難な時期に台湾を訪れたのは、「パラグアイは同盟国である台湾の側に断固として立つ」という明確なメッセージを伝えるものであると指摘。そして、台湾が象徴する自由、主権、民主主義は、パラグアイが決して置き換えることのない重要な価値観であり、パラグアイは今後もあらゆる国際の場で台湾のために声を上げていくと強調しました。

ラトーレ議長は更に、パラグアイは戦争の洗礼を受けた経験があり、平和の重要性と尊さをより深く理解している。そのためパラグアイは、中国による台湾周辺の海空域などへの侵害行為に対して即座に非難したと語り、パラグアイは台湾、そしてアメリカなど理念の近い国家と緊密に連携し、自由、民主、主権を守るため全力を尽くすとともに、台湾とパラグアイの兄弟的絆をしっかりと深めていくと強調しました。

(写真:総統府)

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豪モリソン前首相、中国による台湾封鎖の深刻さを警告国防部のシンクタンク「國防安全研究院」は8日、「2025台北安全対話(2025 Taipei Security Dialogue)」を開催。オーストラリアのスコット・モリソン(Scott M...
08/10/2025

豪モリソン前首相、中国による台湾封鎖の深刻さを警告

国防部のシンクタンク「國防安全研究院」は8日、「2025台北安全対話(2025 Taipei Security Dialogue)」を開催。オーストラリアのスコット・モリソン(Scott Morrison)前首相が基調講演を行いました。モリソン氏は特に、もし中国が台湾に対して封鎖行動を発動した場合、それは宣戦布告に等しく、台湾海峡両岸に深刻な打撃を与えるだけでなく、世界的な経済と安全保障の混乱を引き起こすと指摘しました。そして、台湾海峡の現状維持はインド太平洋地域の安定の鍵であるだけでなく、世界の自由と繁栄にも関わる問題だと強調しました。

今年の台北安全対話は「整合嚇阻:以實力維持印太和平(統合抑止:実力によるインド太平洋の平和維持)」をテーマに、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、オーストラリアなどの政府高官や学者を招き、地域の安全保障上の課題についても共に議論を行いました。

モリソン氏は、2018年から2022年までオーストラリアの首相を務め、オーストラリアを新型コロナのパンデミック克服へと導きました。また、「オーストラリア、イギリス、アメリカ3カ国間安全保障パートナーシップ(AUKUS)」という戦略的な小多国間プラットフォームの主要な設計者の一端を担っています。在任中、インド太平洋戦略協力と多国間安全保障対話を積極的に推進した人物です。

モリソン氏は、台湾の安全と自由はインド太平洋地域の平和の鍵であると指摘し、「台湾海峡の現状維持は、いかなる国家の便宜のためではなく、すべての民主主義国家の主権、安全、繁栄に関わる問題である」と述べました。また、もし台湾が中国共産党の支配下に置かれる事態となれば、インド太平洋地域の戦略的均衡が失われ、世界経済と海上輸送路も不安定化すると指摘。ひとたび台湾海峡両岸で戦争が勃発すれば、その代償は取り返しのつかないものとなり、世界各国が深刻な被害を受けると断言しました。

モリソン氏は、アメリカのシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」の今年のシミュレーション報告書「Lights Out」を引用し、「封鎖」が穏健な代替案であると誤解しないよう警告。「封鎖そのものが戦争行為であり、計り知れない人的・経済的な損失をもたらし、全面衝突に発展する可能性が極めて高い」と強調しました。そして、この代償を理解し、それを中国共産党の戦略計算に組み込むことが抑止戦略の核心目的だと述べました。

モリソン氏は、「CSISのシミュレーションで最も注目すべき点は、封鎖が穏健な代替案であるかのような誤った認識を暴いたことだ。これはまさに中国共産党が西側に抱いて欲しいと思っている考え方である。しかし実際には、封鎖そのものが一種の戦争行為であり、これを穏健な手段とみなすことは、その深刻さを軽視するだけでなく、西側は介入すべきでないと主張する者たちに口実を与えることになる」と指摘しました。

そして、台湾がアメリカ、オーストラリア、日本などの民主主義国家と共に、この機会を利用して統合抑止力の強化を図る必要があるとし、軍事防衛力を高めるだけでなく、エネルギー安全保障、宇宙通信、情報戦における強靭性を示すよう呼びかけました。

最後にモリソン氏は、頼清徳・総統が推進する非対称防衛戦略と社会全体の防衛強靭性を称賛。台湾が最初の72時間の防衛対応を重視する方向性は正しく、ミサイル、無人機、対艦システムの配備において現実的な決意を示していると指摘し、さらに、議会における超党派協力と国防投資の継続的な拡大によってのみ、真の抑止力が形成されると強調しました。

(写真:Rti)

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【双十国慶節】祝賀大会の航空演習実施、雷虎小組が総統府上空を彩る10月10日の中華民国の建国記念日「双十国慶節」を前に国軍は8日午前、祝賀大会のための全兵力航空演習を実施し、多くの市民が総統府前で観賞しました。空軍のアクロバット飛行部隊「雷...
08/10/2025

【双十国慶節】祝賀大会の航空演習実施、雷虎小組が総統府上空を彩る

10月10日の中華民国の建国記念日「双十国慶節」を前に国軍は8日午前、祝賀大会のための全兵力航空演習を実施し、多くの市民が総統府前で観賞しました。空軍のアクロバット飛行部隊「雷虎小組(サンダータイガース)」が操縦する5機の新型高等練習機「勇鷹(Brave Eagle)」がカラースモークを焚きながら北部・台北市の総統府上空を通過し、演習のフィナーレを飾りました。

8日午前6時20分、まず、空軍のミラージュ2000戦闘機1機が高速飛行による空中監視任務を実施。台北市民にとって最初の「起床の合図」となりました。続いて6時40分に陸軍の多目的軍事用ヘリコプター「UH-60Mブラックホーク」1機が空中警戒任務を遂行しました。

多くの市民が国軍の航空戦力を一目見ようと、午前6時から7時にかけて総統府前の凱達格蘭(ケタガラン)大道に集合。午前7時5分には陸軍特戦指揮部の大型輸送ヘリコプター「CH-47SDチヌーク」が巨大な国旗を吊るし、2機の「UH-60Mブラックホークヘリコプター」を伴って総統府前広場上空を北から南に向けて飛行すると、人々はカメラやスマートフォンを取り出して写真に収めていました。

そして最後に、空軍の「勇鷹(Brave Eagle)」5機が編隊を組み、午前7時20分、西から東に向かって、赤、青、白のスモークを焚きながら総統府上空を通過し、双十国慶節祝賀大会のための全兵力航空演習を完璧に終えました。

(写真:Rti)

#台湾 #台湾国際放送
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外交部が双十国慶節映像を公開 「Team Taiwan」の栄光を世界へ発信👇こちらからご覧いただけます。https://www.facebook.com/reel/781922397975673中華民国(台湾)の建国記念日にあたる双十国慶節...
08/10/2025

外交部が双十国慶節映像を公開 「Team Taiwan」の栄光を世界へ発信
👇こちらからご覧いただけます。https://www.facebook.com/reel/781922397975673

中華民国(台湾)の建国記念日にあたる双十国慶節(10月10日)を前に、外交部(外務省)は4日、2025年の双十国慶節映像を発表しました。

全長約4分半の映像は「堅韌的台湾(しなやかな台湾)」をテーマに、2024年の野球の国際大会、第3回WBSCプレミア12での台湾チームの優勝、スマートテクノロジーの発展、漢光演習、全社会防衛強靭性体制の強化、そして国際社会の台湾への支持など、台湾の成果を次々と紹介。「Team Taiwan(チーム台湾)」の栄光を世界に伝え、「台湾を世界の誇りに」というメッセージを発信しています。

今年の双十国慶節の映像は、過去1年間における台湾のスポーツ、スマートテクノロジー、持続可能な発展、多元的な文化、そして国防や外交などの分野での成果を盛り込み、台湾が困難に立ち向かいながらも団結し前進する姿を描いています。

また、映像は賴清德・総統の就任1周年談話に示された「団結して未来に向かう」という理念にも呼応しており、「風に立ち向かいながら着実に前進する」台湾の姿勢を強調しています。

映像はまず、台湾の美しい自然と人文的な風景で幕を開け、続いてスポーツの場面では、プレミア12での優勝、リトルリーグ・ベースボール・ワールドシリーズでの優勝、ワールドゲームズ女子綱引き6連覇といった輝かしい瞬間を紹介。台湾選手たちの団結と努力、そして国際舞台での実力を示し、世界に台湾の存在感を印象づけています。

テクノロジーの分野では、台湾が世界のハイテク産業の中核を担っていることを紹介し、半導体チップ、スマート農業、医療技術、量子コンピューターなどの分野を通じて、台湾が「AIテクノロジー・アイランド」として世界の産業サプライチェーンで欠かせない存在であることを訴えています。

持続可能な発展のテーマでは、太陽光発電、洋上風力発電、海洋廃棄物の再利用などの取り組みを取り上げ、台湾が国際社会に歩調を合わせ、脱炭素とカーボンニュートラルを推進し、自然と共生する社会を目指している姿を描いています。

文化のパートでは、台湾の宗教の祭典、伝統芸能、創意あふれるパフォーマンス、名物料理、国宝級の文化財、職人技などを紹介。多様な文化を受け入れる台湾の包容力を示し、世界の人々に「台湾の魅力を体験してほしい」と呼びかけています。

国防と外交の場面では、台湾が国家の安全保障と国際的連携の拡大に尽力している姿を強調。国産潜水艦「海鯤号」、基隆級ミサイル駆逐艦、漢光演習などの映像を通じて、防衛自主と主権防衛への意志、そして「全社会防衛強靭性」の強化への努力を示しています。

また、賴・総統の外遊や閣僚による国際交流、各国から寄せられる台湾支持の声を紹介し、国際社会が台湾の貢献を認め、台湾海峡の平和と安定を支持している客観的な事実を伝えています。

映像の最後には、国民一人ひとりが団結して未来を切り拓く「台湾精神」を訴え、「Team Taiwan」の誇りを世界と分かち合うとともに、「台湾を世界の誇りに」という願いで締めくくられています。

この国慶映像は全長約4分半で、中国語、英語、スペイン語、ベトナム語、タイ語など13言語に翻訳され、外交部の公式ウェブサイトやFacebookで同時公開されました。

https://www.mofa.gov.tw/News_Content.aspx?n=95&sms=73&s=120814
外交部發布2025雙十國慶影片「堅韌的台灣」

https://www.facebook.com/reel/781922397975673
「堅韌的台湾」日本語版:しなやかな台湾

(写真:外交部のYouTubeチャンネルより)

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頼・総統、高市早苗氏の自民党総裁当選を祝賀 「台日がインド太平洋の安定勢力に」日本の前経済安全保障担当大臣・高市早苗氏が4日、日本の自民党の第29代総裁に選出されました。これにより、日本史上初の女性首相が誕生する見通しです。台湾の賴清德・総...
08/10/2025

頼・総統、高市早苗氏の自民党総裁当選を祝賀 「台日がインド太平洋の安定勢力に」

日本の前経済安全保障担当大臣・高市早苗氏が4日、日本の自民党の第29代総裁に選出されました。これにより、日本史上初の女性首相が誕生する見通しです。

台湾の賴清德・総統はSNS「X(旧ツイッター)」に日本語で投稿し、高市氏の当選を祝福しました。

投稿の中で賴・総統は「高市早苗氏は台湾の揺るぎない友人であり、台日関係を新たな段階へと押し上げ、インド太平洋地域の安全と安定を支える力になってほしい」と期待を寄せました。

一方、与党・民主進歩党(民進党)も声明を発表し、党主席を兼務する賴・総統が高市氏に対し「最も真摯で熱烈な祝意」を表したほか、まもなく任期を終える石破茂総裁に「心からの感謝と敬意」を伝えたと明らかにしました。

民進党は声明の中で、「高市早苗氏は台湾の揺るぎない友人であり、民進党と自民党は長年にわたって深い友好関係を築いてきた」と強調しました。

そのうえで、「高市氏のリードのもと、台日両国が経済・貿易、安全保障、科学技術協力などの分野でパートナーシップをさらに深化させ、関係を新たな段階へと進めていくことを期待している」と述べました。

民進党はまた、自民党の「外交・防衛政策意見交流会(台日2+2)」や、青年局間の交流といった既存の基盤をさらに発展させ、両党間の常態的な対話プラットフォームを構築していく意向を示しました。

さらに民進党は、賴・総統が今回の総裁選に立候補した5人全員に台湾への長年の支持に感謝の意を表したと説明しました。

特に石破茂総裁については、「在任中、台日交流の促進に尽力し、国際社会に対して台湾海峡の平和と安定の重要性を繰り返し訴えてきた」とし、台日関係の深化と地域の安定に多大な貢献を果たしたとして、最高の敬意と謝意を表しました。

(写真:総統府提供)
頼清徳・総統が4月28日、台湾を訪問中の日本の前経済安全保障担当大臣・高市早苗氏の表敬訪問を受けました。

#台湾国際放送 #台湾 #頼清徳 #高市早苗 #石破茂 #自民党の第29代総裁 #民進党

08/10/2025

【RtiFM Online「こんにちは台湾」第三回マンスリークイズ 回答&当選者の発表】

ご応募頂いた皆様方、ありがとうございました!

🔹問題:以下の中からRti台湾国際放送日本語番組のFacebookで「リアクション数が最多(=注目度が最も高い)」だったと思うニュースを一つ選択してください。
A.【台風18号被害】17人死亡・17人行方不明・32人けが
B.【台風18号】花蓮県馬太鞍(ファタアン)渓の堰止湖決壊による洪水災害で死者14人
C.台湾高速鉄道、9/22から新ルール 通路での座り込み禁止と静かな車両導入

🔹答え:B

🔹Rti特製グッズの当選者は…
ラジオネーム「かっしー」さん!!

おめでとうございます🎊

他にもご応募していただいた全てのみなさま、本当にありがとうございました。

毎月クイズを行う予定ですので、今後もお楽しみに✨

【双十国慶節を祝う光のショーが開幕、総統府に「花蓮加油」のメッセージ】10月10日の中華民国(台湾)の建国記念日「双十国慶節」を前に、総統府の「2025年双十国慶節プロジェクションマッピングショー」が7日夜にスタートしました。今年のプロジェ...
08/10/2025

【双十国慶節を祝う光のショーが開幕、総統府に「花蓮加油」のメッセージ】

10月10日の中華民国(台湾)の建国記念日「双十国慶節」を前に、総統府の「2025年双十国慶節プロジェクションマッピングショー」が7日夜にスタートしました。

今年のプロジェクションマッピングは「不要轉台,馬上回來!|Stay Tuned, TAIWAN(チャンネルはそのまま、すぐに始まります)」をテーマに、台湾の映像作品87本を集め、人々に台湾のテレビ史を思い起こさせる内容となっています。さらに、総統府の中央にある塔には、先ごろ洪水災害に見舞われた東部・花蓮県に対する「花蓮加油(花蓮 がんばれ)」という応援メッセージが映し出されています。

点灯式に出席した頼清徳・総統は、今回はイベントを通して、花蓮の洪水で不幸にも亡くなった人々に哀悼の意を表するとともに、救済のため花蓮に赴いたスーパーヒーローたちに敬意を表したいと述べました。

プロジェクションマッピングは7日から10日まで、総統府前の凱達格蘭(ケタガラン)大道で行われる予定です。

(写真:CNA)

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【ウクライナ人道支援 外交部「チェコ新政権と引き続き協力」 台湾・チェコ関係を楽観視】先ごろチェコで行われた下院選挙の結果を受け、ウクライナへの人道支援に関連する台湾とチェコの協力に変化が生じる可能性が懸念されています。このことについて外交...
08/10/2025

【ウクライナ人道支援 外交部「チェコ新政権と引き続き協力」 台湾・チェコ関係を楽観視】

先ごろチェコで行われた下院選挙の結果を受け、ウクライナへの人道支援に関連する台湾とチェコの協力に変化が生じる可能性が懸念されています。

このことについて外交部(外務省)は7日、台湾とチェコはウクライナへの支援に関して覚書を交わしているだけでなく、長きにわたり協力を続けている。したがって、我が国の政府はチェコの新政権と既存の枠組みに基づき、ウクライナへの人道支援を継続していく方針だと説明しました。

我が国のウクライナに対する人道支援において、チェコは緊密な協力関係にあるパートナーの一つですが、先週チェコで行われた下院選挙でウクライナの支援に否定的だとされる最大野党のポピュリスト政党「ANO2011」が第1党となりました。このことで、各界からは、選挙後に台湾とチェコの協力関係および今後のウクライナ支援計画に変化が生じるのではないかと懸念が出ています。

(写真:Rti)

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【李・駐日代表:台日関係はますます良好に 高市早苗氏の首相就任見通しで】日本の与党・自民党の新たな総裁に選ばれた高市早苗氏は、党執行部及び 15日に発足予定の新内閣の人事を積極的に進めています。その中で、台湾に極めて友好的な木原稔前防衛大臣...
08/10/2025

【李・駐日代表:台日関係はますます良好に 高市早苗氏の首相就任見通しで】

日本の与党・自民党の新たな総裁に選ばれた高市早苗氏は、党執行部及び 15日に発足予定の新内閣の人事を積極的に進めています。その中で、台湾に極めて友好的な木原稔前防衛大臣を内閣官房長官に起用する可能性も浮上しています。

中華民国台湾の日本駐在大使館に相当する、台北駐日経済文化代表処の李逸洋・駐日代表(駐日大使)と台湾に友好的な日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」の会長、古屋圭司衆議院議員は6日、紀伊國屋書店 新宿本店で開催されている台湾文化センターと紀伊國屋書店の共同企画である「台湾本フェア feat. 台湾のジェンダー文化+α」開幕式に出席しました。

その後、李・駐日代表は台湾のメディアから高市氏の自民党総裁当選についての見解を尋ねられ、高市氏について「これまで一貫して台湾に非常に友好的で親しみを持って接してきた。高市氏は今年4月に台湾を訪問し、頼清徳・総統や政府要人と面会したほか、南部・高雄も訪問し、安倍晋三元首相の銅像に献花した」と説明。李・駐日代表はそして「台湾と日本の関係はますます良くなっていくだろう」と述べました。

(写真:Rti)

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【10/6双十国慶節祝賀大会のリハーサルが開催される】中華民国の建国記念日「双十国慶節」を10月10日に控えた6日午後、北部・台北市の総統府前広場で双十国慶節祝賀大会のリハーサルが行われました。国歌斉唱の際には、中華民国陸軍特戦指揮部の大型...
08/10/2025

【10/6双十国慶節祝賀大会のリハーサルが開催される】

中華民国の建国記念日「双十国慶節」を10月10日に控えた6日午後、北部・台北市の総統府前広場で双十国慶節祝賀大会のリハーサルが行われました。

国歌斉唱の際には、中華民国陸軍特戦指揮部の大型輸送ヘリコプターCH-47SD「チヌーク」が巨大な国旗を吊り下げて観覧席上空を通過し、場内は大いに沸き立ちました。リハーサルの最後には、空軍のアクロバット飛行部隊「雷虎特技小組(サンダータイガー)」が新型高等練習機「勇鷹(ブレイブ・イーグル)」を操縦し、「カラースモーク」と呼ばれる色のついた煙を出しながら低空で観覧席上空を通過、中華民国の誕生日を一足先に祝いました。

国慶準備委員会(双十国慶節準備委員会)の秘書長を務める内政部の呉堂安・次長は挨拶の中で、「今年の祝賀大会は『中華民国 生日快楽(中華民国、誕生日おめでとう)』をメインテーマに掲げ、国家への深い愛情を表現している。皆とともに中華民国を称え、台湾の未来のために引き続き力を尽くしていきたい」と述べました。

(写真:Rti)

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